鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2573回】 親が健康なうちに、家族会議を・・・

2018年01月15日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は朝、とあるエリアから伊丹空港に移動した後、
実家に顔を出してきました。

というのは、両親の今後のことを兄弟でどうサポートしていくのか、
ということを家族で話し合うためです。

父、母、長女、次女、私の5人家族だったのですが、
5人が大阪の実家に一同に集まり、食事をするのは、
おそらく私が小学校6年生以来のことだと思います。

懐かしい感覚でした。

どんなことを話したのかというと、

・両親の資産と負債、保険、現金、不動産などの確認
・両親が病気になったり痴呆になった場合の対応
・お墓をどこにつくるのか?
・葬儀のやり方は?
・戒名について(私、全く無知ですので勉強しないと・・・)
・相続をどうするのか?

などなど。

両親が健康なうちに、これらのことを決めておかないと
いざとなった時に自分たちが困るので・・・。

後、ウチの両親は、とにかく遊びが下手で、
旅行とかショッピングを楽しむことは体質的にできないんです。

で、結局両親が最も喜ぶのは、私たち子どもや、孫、ひ孫が集まる時に、
最もテンションが上がるということを改めて実感しました。

昨日も45歳の息子が来るから、ということで、
生のサバからしめサバをつくったり、非常に美味しいお刺身を用意したり、
早朝から姉の家に3回も電話したりと、もう両親の対応が姉は大変だったようですが、
とにかく顔を見せることが大切だと分かりました。

これまで両親と会うのは年に1回程度だったのですが、
この頻度を高めることが親孝行なんだな、と・・・。

で、このことを家に帰ってから自分の家族に言うと、
我が家の子どもたちは、

「じゃ、俺らも顔を出した方が良いよな?」

と言ってきてくれました。

私より、よっぽどしっかりしているよなぁ、とホッとしております。


我が家の両親は、今年79歳と76歳。
後、何年一緒に過ごせるか分かりませんが、
これまでの自分が考える親孝行のスタイルから、
両親が満足する親孝行の形に変えて行こうと思います。
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