鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2572回】 品格と長期的ビジョン

2018年01月14日 | 住宅コンサルタントとして
トランプ大統領が、また物議を醸しだす発言をしました。

もう、毎回のことですから、慣れてきている人が多いと思いますが、
今回の発言は、アフリカ諸国や中米の国々の人の反感を相当、買ってしまった様子。

こういうことをアメリカがすると、喜ぶのは中国だと思うんですけどね・・・。

こうした白人主義的な発言をすること。
自国のことを第一に考えるアメリカンファースト。
これらかアメリカの国民の一部にある白人主義者の支持を集めていることは、
理解できるのですが、発想にも言葉遣いにも品格が感じられないんですよね。

アメリカを代表するアマゾンやグーグルは、スタッフの方は多国籍です。

おそらく、「いらんこと言うなよ・・・」と経営陣は思っていることでしょう。


長期的に国をどうしようという視点が欠けていて(それは日本も同じなんですが・・・)
短期的に自分の支持層からの支持を集めることしか考えない。

目先だけを考えた政策(そういえば、日本にもそういう政党がありますが・・・)。

そういう政治がどういう未来を引き寄せるのか、
個人的には非常に注目しています。

そして品格なきリーダーがどうなっていくのかも、注目しています。


個人的にはリーダーシップを考える時、
トランプさんを反面教師として考えると、
イメージしやすいのではないか、と思うのです。

企業は社会の公器ですから、
特に中小企業は地域社会を良くするために存在しています。

自分たちの商品やサービスの質を高め、地域の方の暮らしを良くしていくこと。

そして地方都市の雇用をしっかりと支えること。

中小企業でそれなりに成功すると、
やはりそのコミュニティーで目立つようになりますが、
地元を代表する企業のトップに品格と長期的ビジョンがあり、
しっかりと社員さんを教育していくと、
確実に地域社会は良くなっていくと思うのです。


品格と長期ビジョン。
しっかりと見につけておきたいものです。
コメント
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