鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3756回】 全身全霊で聴く姿勢が、ますます重要になる

2021年04月12日 | 住宅コンサルタントとして

昨日は、前職時代の同僚で、

今、会社を経営しているメンバーの集まり「京都会」でした。

 

もう何回目かは忘れましたが、

オッサンが昼間から美味しい料理と美味しいお酒を呑みながら、

いろんな情報交換をする、という感じ。

 

昨日、お伺いしていたお店は、

大将が京都の和久傳さん出身。

 

後で知ったのですが、ミシュランで星も取っておられました。

美味しかったです。

 

前々回からメンバーに加わった、

ロードバイクショップのオーナーも含め、

いろんなことを教えていただいておりました。

 

ロードバイクのオーナーNさんからは、

正しいロードバイクの乗り方であったり、

YouTubeの活用法について、

そして世界を股にかけて活躍中のSさんからは、

中国のことをいろいろと教えていただいておりました。

 

私のロードバイクの乗る姿勢が、思いっきり間違っていたことや、

やはりメディアの中国の報道は真実と異なることなど、

本当にいつも勉強させていただいております。

 

さて私、過去のことをほとんど覚えていませんし、

自分がどういう目で周囲から見られていたのかなんて

全く興味が無い性格のため、知らなったのですが、

前職時代、自分がどう見られていたのかを

昨日、教えていただいて、とても面白かったです。

 

同僚いわく、私は社長からメチャ可愛がられていたそうです。

 

私が所属している時は、月2回、全体会議があり、

社長が社員に対していろんなことを話して下さる訳ですが、

その社長のお話を最前列に座って、

食い入るように聴いていたそうです。

(このことは記憶に残っています)

 

その姿勢を度々、社長に褒めていただいていたようで、

結構社長は私のことを話題に出して下さっていたようです。

(←これは記憶が無い)

 

私からすれば、お金をお支払いしてでも聴く価値がある話を

当時の社長がして下さるものですから、

当然ながら最前列に座り、全身全霊をかけて聴かないと、

もったいないと思っていたのです。

 

その聴く姿勢が、

当時の社長に可愛がっていただくことにつながったと思います。

 

いろんな情報に自らアプローチできる時代、

説明が持つ価値はドンドン下がり、

逆に相手の話を聴くスキル、引き出すスキルの重要性が

メチャ高くなってきています。

 

「あなたの話を全身全霊で聴いていますよ!」

 

というメッセージを伝えながら、相手の話を聴くことで、

相手は気持ちよく話して下さるし、より良い関係を構築できるのです。

 

これが現代の接客や営業で、最も重要なポイントなのです。

 

皆さんは、相手の話を聴くスキル、お持ちですか?


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