鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3755回】 来場前に勝負をつける時代

2021年04月11日 | 住宅コンサルタントとして

2年以上前からクライアント様には言い続けているかと思いますが、

住宅業界のマーケティングで最も重要なことは、

 

「お客様の来場前に勝負をつける」

 

ということです。

 

自社の商品(性能やデザイン、価格、仕様)、

サービス(打合せスペースや飲み物、キッズコーナーなど)はもちろん、

社内の雰囲気とか、

どんなスタッフさんが居て、それぞれ得意なことは何か、など、

こういうことは、お客様が来場される前に発信しておかないと、

質の良いお客様は来ていただけない時代なのです。

 

このことをお伝えし続けてきましたが、

先日、クライアント様限定で開催した勉強会にご参加下さった、

全国各地のクライアント様の発信レベルが上がったなぁ、と

ここ数日、ニヤニヤしながらスマホをいじっております(←キモイオッサン)。

 

「来場さえしてくれれば、

ウチの家がいかに良いか、伝えられるのに・・・」

 

「プランの提案さえ、させてもらえたら、

当社の提案力を分かってもらえるんだけど・・・」

 

というようなことを言っている経営者や営業部長は、

考え方を180度どころか、540度、変えなくてはなりません。

 

そういう思考が、思いっきりズレまくっているのです。

 

エリアなど関係ありません。

 

今、家を建てる世代の方たちは、

圧倒的に予習をしてから行動に移るため、

来場していただこうと思うのであれば、

発信の量と質が重要になるのです。

 

先日の視察勉強会にご参加下さった各社様は、

事例発表をして下さった、あのクライアント様を見習って、

発信のクオリティが高くなっています。

 

本当に嬉しく思います。

 

今年は、弊社としてこうした視察をガッツリ企画、実行して参ります。

 

皆で学び、皆で成長していきましょう!


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