賃貸アパートマンションのレベルが上がってきていますので、
こだわりが強くない夫婦にとって、
わざわざ土地を購入し、注文住宅を建てる必要性は、
低くなっているかもしれません。
そんな中でも、事業を継続していく上で、
お客様に選んでいただかなくてはならない訳です。
来場に関しては、SNSやYouTube等で、
自社の人柄をしっかりと発信していけば、
ある一定以上の魅力がある会社であれば問題ないでしょう。
問題はそこから先です。
先日、ジャパネットの高田明さんの息子さんであり、
現ジャパネットの社長の高田旭人さんの著書を読みました。
あのカリスマの明さんよりも、
息子さんにバトンタッチしてからの方が、
年々売上を伸ばしているのです。
なぜジャパネットは売上を伸ばしているのか?
一つは、個の力、カリスマの力に頼らず、
しくみと組織で稼ぐ体制をつくられている、ということです。
そしてもう一点、私が「なるほど!」と思ったことは、
通販の場合、ほぼ大半が衝動買いなんですね。
最初から「この商品を買うぞ!」と思って
通販番組を見ている人は非常に少なく、
大半が衝動買いなのだそうです。
今、何か生活に困っていない方が、
番組を見て衝動的に欲しくなる。
住宅の場合、欲しくなってもすぐに買うことはできませんが、
必要と思っていなかったものを急に欲しくさせる、
この一連の情報発信が、これからの住宅会社にとって
不可欠なマーケティングになってくるだろうと思いました。
家なんて考えもしていなかったご夫婦が、
衝動的に住宅が欲しくなったり、
モデルハウスを衝動的に見たくなったり・・・。
そんなマーケティングを
クライアント様と実行していきたいと思います。