鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3506回】 中小が大手に勝てる時代という本質を理解しているか?

2020年08月05日 | 住宅コンサルタントとして

ちょっと前まで住宅業界は、

総合展示場やロードサイドの一等地に

モデルハウスを持っている大手に対し、

中小工務店は不利な時代でした。

 

またアパレル業界でも、

イオンやパルコなどに出店するために、

高い賃料を払える大手に対し、

中小のお店はやはり不利な時代でした。

 

でも今、SNSやYouTubeを駆使すれば、

エンドユーザーにダイレクトに情報を届けられますし、

更には自社の信念やこだわりも正しく伝えられる時代。

 

中小だと、商品を絞ってでしか展開できないですが、

絞ることにより、より深い情報を発信できます。

 

一方、総合的な品ぞろえで幅広い客層をターゲットにしている大手は、

どうしても情報を発信してもぼやけがちになります。

 

そして絞り切っている中小と比較すると、

その発信している情報の魅力は低くなってしまうのです。

 

すなわち、SNSやYouTubeを上手に活用することで、

これまでは勝負に慣れなかった大手に対抗できる。

 

場合によっては勝ててしまう時代になったのです。

 

アパレル不況と言われて久しいですが、

D2Cモデルを上手に展開しているブランドは

着実に売り上げを伸ばしています。

 

住宅業界でも、弊社のクライアント様で

広報専任を配置し、発信を継続しているクライアント様は、

さばききれないくらい、お客様が来場しています。

 

本当に良い時代なのです。

 

この時代の本質を理解し、

打つべき手を打つことが、皆さんの会社では出来ていますか?


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