住宅業界の労働環境を良くするための一つの方法として、
現場がはじまったら、スムーズに完成まで進むようにしなければなりません。
着工前までに設計やコーディネーター、監督と協力業者さんの打合せが、
精度の高い図面をベースにしっかりとされていて、
いざ工事が始まったら、現場で打合せをするのが必要最低限で、
とにかくスムーズに仕事が流れていく。
そして監督も提示には帰ることができる。
こういう環境をつくるために、着工前の仕事の精度を高める必要があります。
ただ、この部分はかなり実務を経験した方でないと
具体的なアドバイスができないと個人的に思っています。
あるクライアント様で、着工後もバタバタしがちな住宅会社さんがおられます。
着工前にどの精度の図面をどれくらい用意して、
どんな段取りをしてから着工すると現場がスムーズに進むのか、
ということが知りたいということでしたので、
モデルとなるクライアント様をご紹介させていただき、
今度実務レベルの情報交換会をしていただくことになりました。
圧倒的レベルである業務をこなしている会社さんに
実際に足を運んで素直に取り入れることが、
自社の業務力を高める近道だと個人的に思っています。
何でもそうですが、真似から入ることが重要。
こうした機会を設定できるのも、
仕事も人間力も抜群なクライアント様のおかげです。
本当に自分は恵まれているな、と思いました。
住宅業界全体で仕事の精度を高め、職場環境を良くしていき、
1社でも多くの会社が素晴らしい会社になることを目指していきたい。
その実現のために、できることなら何でもしていきたいと思っています。