鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3127回】 40代になると、20代、30代で積み重ねてきたものが出る

2019年07月23日 | 住宅コンサルタントとして

ビジネスパーソン、特に営業マンが

知っておかなくてはならないことの一つは、

歳を重ねれば重ねるほど、売れにくくなるということです。

 

若い頃は、お客様に可愛がられることで選ばれることもあります。

 

30代は、20代の頃から積み重ねてきた経験と度胸、知識に加え、

そこに若さも加わることでバランスが良く、

最も売れやすい環境と言えるでしょう。

 

しかしながら、40代になると、

それまである程度の成績を残せていた方で

急に売れなくなるケースも出てきます。

 

40代ともなると、大半のお客様よりも年齢が上。

 

40代なのに、お客様の質問に即答できる知識もなく、

何の資格も取得していない。

 

更に30代のようなバランスの良さも若さもない。

 

お客様からすれば、知識も大してなく、若さもない営業マンは

魅力的では無いのです。

 

ですから40代になると、圧倒的な知識と経験に加え、

品の良さや美しい所作など、お客様から尊敬されるような部分を持っていないと、

お客様から選ばれなくなってしまうのです。

 

そのために、20代、30代と努力を積み重ね、

自分自身を磨き続けなくてはなりません。

 

こういうことをいろんな方にお伝えするのですが、

ピンとくる方と、全く刺さらない方とにリアクションが大きく分かれます。

 

大抵の場合、「まあこの方は間違いが無い」という優秀な方が、

今のままでは自分は通用しなくなる、と思っていて、

逆に「このままじゃ、この人は危険」という方は、

こうした話が自分事ではないんですね。

 

40代は、過去に自分が積み重ねてきたことが

自分の言動からにじみ出る時代。

 

若い頃に努力をしてこなかった人が、現実を突き付けられる時代。

 

皆さんは、20代30代の頃、やるべきことをやってきましたか?

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