どんな仕事もそうだと思いますが、
自分と相性が良くて価値観が近いお客様と仕事していると、
あっという間に時間が過ぎていくと思います。
とにかく仕事をしていて楽しいし、
このお客様のためにできることは何でもして差し上げたい。
そんな気持ちで仕事ができると思います。
ところが、自分に合わないお客様の対応をしていると、
ストレスを感じたり、苦手意識に支配されますし、
時間がなかなか経過しない。
もちろん、仕事をしていても面白くないし、
早くこの時間が過ぎないかな、と思ってしまう。
そしてある程度、自分が多くのお客様に支持されるようになると
次第に自分に合うお客様しか対応しなくなっていく。
こういう方もそれなりにおられるかもしれません。
私自身はどうかと言いますと、
自分と価値観が合わない方が居たとしたら、
自分が成長するチャンスだ、と感じます。
というか、今、本当に自分に合うクライアント様ばかりで
本当に居心地が良く、楽しく仕事をさせていただいているのですが、
そういう良いことばかりだと危険だと感じてしまう訳ですね。
というか、そういう状況だと
自分自身を勘違いしてしまうじゃないですか?
自分が伝えたいことを1言ったら10理解していただける。
仕事をしていて全くのノーストレス。
そんな毎日を過ごしていると、
自分の能力が上がった、とか、自分の伝え方が優れているなど
絶対に勘違いを起こす自信があります(←どんな自信やねん)。
だから自分と価値観や考え方が異なる方と接することは、
自分自身にとって非常に貴重です。
自分がどう変われば、自分自身がどういう伝え方すれば、
より良い方向に進んでいただけるか、と試行錯誤しながら
コミュニケーションを取らせていただいております。
合うお客様との出会いに感謝することは当たり前ですが、
合わないお客様との出会いも、本当にありがたいことなのです。