市場内には、必ずライバルが存在します。
ライバルと自社を比較してみると、
ライバルに圧倒的に差をつけられているところと、
ライバルに対してこちらの方が勝っている部分が、
これはどんな企業にも存在するのです。
そして経営者やマーケティング担当者が
やらなくてはならないことは、
自社が得意とするスポーツを市場内に創り出すこと。
ライバル会社が、かなり馬力のあるパワー型の場合、
戦う土俵をウエイトリフティングにすると、負けますよね?
そういう場合、短距離走とか反復横跳びとかの、
俊敏性が問われる土俵を市場内に作り、
そこでライバルと戦うように持っていく感じでしょうか?
こうした基本、セオリーを忘れ、
ライバルが得意な協議で戦っても、
正直成果は出にくいと思います。
昨今よくあるのが、ライバル会社がデザインを強化してきて、
非常にカッコイイ家を多数建て、
その写真を全面に押し出したマーケティングを仕掛けてくる、
といったケース。
ここで我が社も負けてはならない、と
「デザインセンスに自信あり」
的なマーケティングをやってしまうと、
正直二番煎じ感が物凄く出て、
結果、支持されなくなってしまうのです。
自社の強み、弱みをしっかりと理解して、
ライバル会社に対して有利に戦える土俵をつくることが、
経営者やマーケティング担当者の仕事です。
小難しい○○○○○○〇の法則とか、どうでも良いのです。