昨日、一昨日とお伺いしていたクライアント様は、
いずれも社員さんが本当に楽しそうに働かれています。
もうそれは、すぐに肌感覚で分かるのです。
コンサルティングの休憩時間にも、
社員さんが楽しそうに雑談したり、
こちらがご提言したことに対して皆が話し合ったりと、
もう本当に雰囲気が良い感じなんです。
もちろん、ビジネスですから組織で結果を出さなくてはなりません。
だから仲良し倶楽部になって、
決めたことも実行しないとか、
ミスしても改善しない組織になってはダメですが、
今の時代、社員さんが楽しそうに仕事をしている会社に、
お客様は惹かれます。
逆にピリピリしたムードであったり、
社員さんが社長の表情や一挙手一投足を見て、
その場その場で発言や態度を変えるような会社は、
お客様から見て、魅力的ではないのです。
社員さんが楽しそうに仕事をしてくれる、
そんな会社を経営者は本気で作っていかなくてはなりません。
社員さんがピリピリしているのを社員さんのせいにしていては、
これまた問題は何も解決しないのです。
一倉定先生は、
電柱が高いのも、
ポストが赤いのも全て社長の責任である、
とおっしゃっています。
すなわち、社員が何をしようとも、
それは全て自分の責任である、と考える経営者が、
会社を変えていく力がある経営者なのです。