鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3341回】 「成功者は休まない」という意味

2020年02月22日 | 住宅コンサルタントとして

私は、社会に出て最初に働かせていただいた会社で、

今の自分のベースをつくってもらいました。

 

北海道で9年働かせてもらっていましたが、

とにかく仕事ができ、主体的に物事を考える先輩が多くいて、

為になることをたくさん教えていただきました。

(中にはクズのような先輩もいましたが、反面教師としては最高でした)

 

たくさんの為になることを教えていただいたのですが、

その中で、上司から

 

「世の中で成功している人は、1年365日の中で、

ほとんど休んでいないんだぞ」

 

ということを教えていただきました。

 

当時の私は、週休2日。

 

朝、7:30に出社して事務処理とミーティングをやって、

9:00には営業に出て、夜19:00~21:00頃帰社。

 

そこから受発注や見積をやって、夜0:00に退社、

というような生活でした。

(←今だと完全にブラック。労基に入られればアウトです)

 

まだ若かったので、身体が持ちましたが、

事務処理が追い付かず、土日のどちらか1日は、

昼過ぎに会社に行き、4~5時間は事務処理をやっていました。

 

こんな生活をやっていましたから、

休みなく働くなんて、絶対に無理だと思っていましたし、

休みなく働く人なんていない、とも思っていました。

 

ところが、転職してコンサル会社に入社すると、

とにかく稼がなくては家族を食べさせていけないプレッシャーと

自分のレベルの低さ、物事の知らなさによる調べものの多さで、

家に帰れなくなりましたし、

労働時間は前職とは比較にならないくらい、増えました。

 

前職の会社には、5年5カ月、在籍していましたが、

最初の3年くらいは、年間10日も休まなかったように思います。

 

始発の電車で家を出て終電で帰ってくることもしょっちゅうでしたし、

徹夜で泊まり込んで仕事をすることも、結構ありました。

 

もちろん、休みの日であっても仕事をしていましたし・・・。

 

でも、前々職時代と比べると、全く健康状態が異なりました。

 

前々職時代は、やらされ感があったからだと思うのですが、

すぐに疲労が溜まり、しょっちゅう体調を崩しておりました。

 

ところが、コンサルタントとしての仕事は、新しい発見が日々あり、

素晴らしい方との出会いも数えきれないくらいあったので

とにかく毎日が新鮮だったのでしょう。

 

体調を崩す回数は減り、疲労も溜まりにくくなり、

休みなく仕事をすることが、無理なくできるようになっていたのです。

(転職後4年目に、謎の片頭痛に見舞われることになりましたが・・・)

 

要するに、休みなく仕事をするというのは、

いやいややっている訳ではなく、

自ら仕事を楽しんで、仕事に対する使命感を持ってやっているので、

気が付けば休みなくやっている感じなのですね。

 

こういう感じで仕事に取り組んでいる方は、

結果、ビジネスの世界で成功しているのだと思います。

 

でも、コンサルの仕事をしている方でも、

夢中になれていない人もいれば、

やらされ感、いやいや感で仕事をしている人も多々、いると思います。

 

結局、自分自身の仕事に対するスタンス次第なのですね。

 

皆さんは、今の仕事に夢中になることが出来ていますか?


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