鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5101回】 自社の問題点を指摘しているか?

2024年12月17日 | 住宅コンサルタントとして
人間、頭を使わない方が、楽に生きることができます。

何も考えずに会社に出社し、
業務マニュアル通りの業務をして、
問題が発生したら上司に指示を仰ぎ、
指示通りに動く。

そこで解決できなければ、
また上司に相談し、
上司に現場に出てもらって解決してもらう。

こういう業務のこなし方で、

「自分は仕事をしている」

と思っている人がいたとしたら、
間違いなく1ミリも成長しないビジネスパーソンです。

そんなの、仕事とは言いません。

単なる「作業」です。

そういうことをして、
お客様の満足も上がらないですし、
会社の仕事の品質も上がらないですし、
自分自身も成長しない。

世の中、作業を仕事だと勘違いしている人がいますが、
本当に若いうちにそういう価値観を変えた方が良いでしょう。

働かせていただいている会社には、
さまざまな問題点が存在します。

特に中小企業の場合、本当に問題が多い。

その問題を解決するために、
自分が働かせていただいている会社に対し、
改善提案をしたことって、皆さんはありますか?

常に危機感を持ち、
常に問題意識を持ち、
仕事に対し、主体的に取り組んでいると、
いろんな問題点に気づけるようになるのです。

私、20代の頃から、会社やお客様に対し、
問題点の提起をメチャクチャやっていました。

例えば、ユニットバスの吊り架台で、

「この架台じゃ。ツーバイフォーの建物におさめられない」
「こういう架台を開発して欲しい」

とか、

加熱機器横の引き出しの変形が多発するクレームに対し、

「こういう対策を打って欲しい」

と提言したり。

更には担当先の工務店の2階の床が下がり、
建具の扉が枠に当たる、というクレームが発生していることも気づき、
その原因と対策を提案したりもしていました。

今の会社の問題点は何ですか?

その問題点を解決するために、
会社に改善案の提案をしてみませんか?

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