鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3488回】 今の時代の生産性

2020年07月18日 | 住宅コンサルタントとして

住宅業界に特化した話題。

 

前近代的な住宅会社では、

未だに営業マン一人当たり顧客名簿を50~100持たせ、

その名簿のお客様に対して電話や訪問でアプローチし、

そこから商談に持ち込む、というようなことをやっています。

 

こういう会社の営業マン一人当たりの年間受注棟数は、

4~6棟くらいが相場です。

 

もう、効率が悪すぎます。

 

で、年間4~6棟の契約しか上がらないのに、

結構営業マンは忙しくしていて、

仕事の結果もパッとしなければ、

プライベートも充実していない、

という悲しい事態になっているケースも・・・。

 

弊社がクライアント様と推奨しているマーケティング、

それから営業手法を取り入れていただくと、

営業マン一人当たりの年間受注棟数は、

12棟前後は可能です。

 

これは営業マンが優秀かどうか、ということではなく、

来場前にいかにファンになっていただくか、ということや

来場してからの圧倒的な他社との違いを感じていただく工夫とか、

無駄なプランニングや見積はしない、

といったしくみをつくって、スタッフさんに身につけていただけるか、

ということがポイントなのです。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様でも、

実質営業マンが4名で7カ月で28棟の申し込み。

 

すなわち、一人当たり月間1棟の申し込みを獲得しているということ。

 

このように、時代の変化と共に、最適な手法、しくみは変わっていくのです。

 

過去の成功のパターンから抜け切れず、

時代遅れのやり方を継続し、

社員さんにハッパをかけ続けても、

生産性が上がることはありません。

 

生産性を高めるためには、しくみを変えることが重要なのです。

 

御社の営業マン一人当たりの年間受注棟数は、

一体何棟ですか?


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