鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3124回】 教育カリキュラム

2019年07月20日 | 住宅コンサルタントとして

私、社会に出てはじめて勤めさせていただいた会社で、

本当にいろんなことを教えていただきました。

 

今、この仕事をさせていただく中で、

本当に当時の経験が役に立っています。

 

入社してすぐに2週間の合宿があり、

ここで名刺の渡し方や電話の取り方、

更には上座下座のことなど、社会人としての基本を教えていただきました。

 

そしてそれらの研修を終えた後、

皆、各部署に配属が決定し、

それぞれの部署で先輩の同行をさせてもらったり、

更には工場や受発注センターなどいろんな部署に数日間、配属され、

自部署以外の仕事がどのように回っているのかを知る機会をいただきました。

 

そして実際に先輩に1カ月同行し、

先輩から簡単な仕事を任せてもらって実務をこなし、

入社して半年後に自分担当のお客様をもらって、

実際に営業マンとして仕事をスタートするようなカリキュラムでした。

 

そして実際に自身が担当を持たせてもらっても、

入社後1年間は毎月、札幌に集まって

同期のみんなの成長を確認したり、

実際に担当を持っていろんな壁にぶち当たったことを

皆でシェアしたり、対処法を研究したりと

とにかく充実していたのですね。

 

たまたま私は、最初に働かせていただいた会社の

教育カリキュラムが充実していた。

 

でも実際には入社後の研修プログラムが充実していない住宅会社が

日本にはまだまだ多いような気がします。

 

その理由は、経営陣や幹部が、

未経験の学生の育成手法や育成プロセスを知らないから、

ということくらいで、逆に言えば、

そういったことの正しい事例を知ることができれば、

どの住宅会社も未経験の方を育成できるようになるのではないか、

と考えたりします。

 

業界をより良くしていくために、

モデルとなる育成カリキュラムをつくってみようと思います。

 

皆さんの会社には、新人さんや業界未経験の方が

最短で一人前になるカリキュラムがありますか?

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