鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2574回】 ワクワク暮らせる家をお見せすることが一丁目一番地

2018年01月16日 | 住宅コンサルタントとして
数ある住宅会社の中から自社を選んでいただこうとするのであれば、
まず何を押さえなくてはならないか?

優秀な営業マンを雇用する。
抜群のHPを制作する。
それらも必要なことかもしれませんが、まず第一にしなければならないのは、
お客様が見学した際、ワクワクする建物をつくってお見せすること。

これが基本の中の基本。
一丁目一番地です。

お見せした建物のセンス、デザインで、「この会社に相談して大丈夫」と
お客様は思う訳で、こうしたワクワクする家をお店できる環境をつくれていない会社は
どれだけ力があったとしても、業績を向上することは難しいのです。

どのレベルの建物だと、お客様がワクワクするのか、ということは、
もう感覚でしかありませんが、私は住宅会社さんのお手伝いをする際、
まずここから必ず押さえにかかります。


「ウチに任してくれたら、本当に良い家を建ててあげるのに・・・」
「他社で家を建てるより、ウチの方が絶対に100万単位で得するのに・・・」

など、どれだけ住宅会社側が思っても、無駄なのです。

お客様の気持ちが、どう推移するのかを理解して、
その流れに沿った接客の流れをつくっておくべきなのです。

今、家を建てる世代のお客様が本当に求めていたデザイン、性能、設計のポイントを押さえた家を
初回接客でご案内したとしたら、どれだけやりやすいか?

これを理解できている会社は、まだまだ少ないかと思います。

こうした最高の環境を用意してお客様を待機できる。
2018年は弊社のクライアント様のイケてるモデルハウス、ショールームが
OPENラッシュを迎えます。

受注が伸びるのは各社さん、間違いないので、
その先の問題の解決のための動きを今からやっていきたいと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第2573回】 親が健康なうちに、家族会議を・・・

2018年01月15日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は朝、とあるエリアから伊丹空港に移動した後、
実家に顔を出してきました。

というのは、両親の今後のことを兄弟でどうサポートしていくのか、
ということを家族で話し合うためです。

父、母、長女、次女、私の5人家族だったのですが、
5人が大阪の実家に一同に集まり、食事をするのは、
おそらく私が小学校6年生以来のことだと思います。

懐かしい感覚でした。

どんなことを話したのかというと、

・両親の資産と負債、保険、現金、不動産などの確認
・両親が病気になったり痴呆になった場合の対応
・お墓をどこにつくるのか?
・葬儀のやり方は?
・戒名について(私、全く無知ですので勉強しないと・・・)
・相続をどうするのか?

などなど。

両親が健康なうちに、これらのことを決めておかないと
いざとなった時に自分たちが困るので・・・。

後、ウチの両親は、とにかく遊びが下手で、
旅行とかショッピングを楽しむことは体質的にできないんです。

で、結局両親が最も喜ぶのは、私たち子どもや、孫、ひ孫が集まる時に、
最もテンションが上がるということを改めて実感しました。

昨日も45歳の息子が来るから、ということで、
生のサバからしめサバをつくったり、非常に美味しいお刺身を用意したり、
早朝から姉の家に3回も電話したりと、もう両親の対応が姉は大変だったようですが、
とにかく顔を見せることが大切だと分かりました。

これまで両親と会うのは年に1回程度だったのですが、
この頻度を高めることが親孝行なんだな、と・・・。

で、このことを家に帰ってから自分の家族に言うと、
我が家の子どもたちは、

「じゃ、俺らも顔を出した方が良いよな?」

と言ってきてくれました。

私より、よっぽどしっかりしているよなぁ、とホッとしております。


我が家の両親は、今年79歳と76歳。
後、何年一緒に過ごせるか分かりませんが、
これまでの自分が考える親孝行のスタイルから、
両親が満足する親孝行の形に変えて行こうと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第2572回】 品格と長期的ビジョン

2018年01月14日 | 住宅コンサルタントとして
トランプ大統領が、また物議を醸しだす発言をしました。

もう、毎回のことですから、慣れてきている人が多いと思いますが、
今回の発言は、アフリカ諸国や中米の国々の人の反感を相当、買ってしまった様子。

こういうことをアメリカがすると、喜ぶのは中国だと思うんですけどね・・・。

こうした白人主義的な発言をすること。
自国のことを第一に考えるアメリカンファースト。
これらかアメリカの国民の一部にある白人主義者の支持を集めていることは、
理解できるのですが、発想にも言葉遣いにも品格が感じられないんですよね。

アメリカを代表するアマゾンやグーグルは、スタッフの方は多国籍です。

おそらく、「いらんこと言うなよ・・・」と経営陣は思っていることでしょう。


長期的に国をどうしようという視点が欠けていて(それは日本も同じなんですが・・・)
短期的に自分の支持層からの支持を集めることしか考えない。

目先だけを考えた政策(そういえば、日本にもそういう政党がありますが・・・)。

そういう政治がどういう未来を引き寄せるのか、
個人的には非常に注目しています。

そして品格なきリーダーがどうなっていくのかも、注目しています。


個人的にはリーダーシップを考える時、
トランプさんを反面教師として考えると、
イメージしやすいのではないか、と思うのです。

企業は社会の公器ですから、
特に中小企業は地域社会を良くするために存在しています。

自分たちの商品やサービスの質を高め、地域の方の暮らしを良くしていくこと。

そして地方都市の雇用をしっかりと支えること。

中小企業でそれなりに成功すると、
やはりそのコミュニティーで目立つようになりますが、
地元を代表する企業のトップに品格と長期的ビジョンがあり、
しっかりと社員さんを教育していくと、
確実に地域社会は良くなっていくと思うのです。


品格と長期ビジョン。
しっかりと見につけておきたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第2571回】 今、手を抜くということがどういう未来を引き寄せるのか?

2018年01月13日 | 住宅コンサルタントとして
ワークライフバランスという言葉があります。

企業経営者やマネージャーは
自社のスタッフさんのワークライフバランスを考えてあげなくてはならないと思います。

でも、特に経営者であれば、そんな言葉は封印した方が良いと思います。

私が意識している言葉の一つに

「今の自分たちの努力が、3年後の我が社をつくる」

という言葉があるのですが、今、手を抜くということは、それが3年後の自社をつくる、
もしくは3年後の自分をつくる、ということだと思うのです。


私、最初に働かせていただいた会社で、
営業マン脂肪で入社させていただいたのですが、
9か月で子会社に出向、
その後、1年3か月は施工管理やアフターなどを担当していました。

そして入社して3年目で初めて、営業に就かせていただきました。

営業したくて入社していましたが、営業させてもらえなかった。

そんな不満が溜まっていたからだと思いますが、営業復帰して最初の1年、
猛烈にお客様を訪問し、ダントツに訪問、面談、提案活動をしたと思います。

でも、営業復帰後の1年目は全く数字が伸びませんでした。

数字は未達、業績も全体の中で真ん中より下の結果に終わりました。

ただ、ラッキーなことに営業復帰して2年目で、表彰してもらえる結果を出すことができました。

営業復帰して2年目(入社して4年目)で業績表彰式に出させていただいた時、
感動すると同時に、なぜ自分は成果をだすことができたのか、分析していました。

その分析の結論は、1年前に猛烈に仕事をしたからだ、ということに落ち着きました。

1年前の自分の行動があって、今の業績がある。
ということは、今、手を抜くということは、1年後の自分は地獄を見る、ということになる。

今、忙しいからと言って、訪問や提案活動の手を抜く、ということは
業績1位から落ちるということを意味する。

どれだけ忙しくとも、時間をつくって、誰よりもお客様と面談し、
提案活動をしたり、詰めの仕事をしなくてはならない、ということを
ラッキーなことに20代の半ばで気づくことができたのです。

それ以来、約20年、どれだけ忙しくとも、量を減らさず、
コツコツと仕事をする習慣を続けられているかと思います。

今、手を抜くということは、1年後、3年後、自分を苦しめることにつながるということ。
そう考えると、今、手を抜く訳にはいかないですよね?

昨年から今年、たくさんのお客様から注文をいただいたから、
今、新規のお客様を対応する時間がつくれない、
なんてことを考えているということは、
1年後、2年後、受注数が足りない、という未来をつくる、ということです。

そう考えれば、今、手を抜くなんて考えは無くなりませんか?

そのことに気づけたのが27歳の時なのですが、
以来、19年間、おかげさまで仕事でいろんな山や谷はありましたが、
自分の仕事人生、おかげさまでずっと絶好調です。

皆さんはどれだけ忙しくとも、未来の成果を出すために、
やるべきことができているでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第2570回】 人の話を聴く姿勢

2018年01月12日 | 住宅コンサルタントとして
私、人様の前でお話をする仕事をさせていただいております。

これは講演をする人、生徒さんに物事を教える先生など、
人様の前でお話をする方なら分かっていただけると思うのですが、
聴く方が前のめりで聴いて下さったり、話をした時のリアクションがしっかりあると、
ついつい熱がこもってしまったり、元々用意してきたネタ以上のことを伝えたりと、
話をしているこちら側としても思いっきり乗れますよね?

もちろん、前のめりで聴いて下さるかどうかはこちらの力量にもかかっているのですが、
大体、話をする方はいろんな方々を前にして話を何度もしている訳で、
お客様で素直に聴いて下さる方と、ちょっと斜めの姿勢で聞かれる方がいることは、
分かってもらえるかと思います。

前のめりで聴いて下さるお客様は、最終的にかなり得をします。

逆に斜めの姿勢で聞く方は、損をしていると思います。

私自身、自分が聴く立場に立った時は、
如何にお話をして下さる方に気持ち良く話をしていただくか、
ということを考えながらリアクションをします。

うなずく時はうなずき、
質問をされた際は真剣に考える姿勢になり、
笑う時は大きなリアクションで笑う(←もともと、リアクションは大きい方ですが・・・)。

その方が、絶対に気持ち良く話をしてもらえるからです。


で、昨日、お伺いしていたクライアント様のスタッフさん。

実は半数近くの方は、初めてお会いするスタッフさんだったのですが、
大半の方は非常に素敵なリアクションをして下さり、
素直に聴いて下さっていることが伝わってきて、もうノリノリで話をさせていただきました。

気持ち良く話が出来るように、皆さん、大人の対応をして下さったのかと思いますが、
そういうクライアント様には、こちらとしても思いっきり感情移入してしまいます。

相手のことを考えられる方たちなのです。


で、商売で最も大切なこと、
もっと言うと、人として生きていく上でとても大切なことは、
相手の立場、気持ちを理解し、相手に気持ちよくなっていただくこと。

この相手の立場で考えられるようになるためには、
日頃からのいろんな場面での振る舞いが非常に大切になってくるかと思います。

自分の主張ばかりするのは子どもです。

皆さんは、話をされる方が気持ちよく話ができるような立ち振る舞いができていますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第2569回】 ブラッシュアップすることができる体質を持つ会社が一流

2018年01月11日 | 住宅コンサルタントとして
個人的には一流になりたい、と常に思っています。

一流に近づくためには、一流の方と接する機会をつくって、
少しでも吸収させていただいたり、真似をさせていただこうと思っています。

自分の中で定期的にお伺いしようと思っているお店や施設をいくつか挙げると

1.■■■■さん(札幌)・・・鮨
2.銀座小十さん(銀座)・・・和食
3.すし処めくみさん(石川県野々市市)・・・鮨
4.比良山荘さん(滋賀)・・・熊
5.■■さん(京都)・・・和食
6.ベラビスタ尾道さん(広島県尾道市)・・・ホテル

という感じになります。

これらの一流店に共通するポイントは何かというと、

「常に進歩し続けている」

ということになります。

例えば、いろんなホテルや民宿に宿泊させていただいている中で、
自分の中でダントツなのは、ベラビスタ尾道さんです。
(毎年、弊社の経営計画書を組むときは、ここに籠って作成します)

ベラビスタさんは、毎年、施設内に手を入れられていて、
レストランやロビー、そして今年はお風呂にも手を入れられます。

一流は、常にブラッシュアップする体質なのです。

また上記に挙げたレストランも同じ。

料理のメニューはもちろん、器やサービスも常にブラッシュアップされているので、
定期的に通わせていただいております。

銀座小十さんやすし処めくみさんは、メニューはもちろん、
器も定期的に変わっていて、お料理やサービスの他に、
器のお勉強もさせていただけるのです。

一流に共通するのは、現状で満足しないということ。

常に手を入れ続けるのです。

一方、一流になり切れていない会社、施設に共通するのは、
出来上がるまでは一所懸命なのですが、完成後、手を入れないということ。

モデルハウス、ショールーム、マニュアル、ツール、ディスプレイ、感謝祭、イベント企画、会議など、
ありとあらゆる分野でブラッシュアップすることが体質になっていないのです。

弊社のクライアント様で大成功され、
おそらく今、日本で一番の住宅会社さんと思われる会社さんは
一つのマニュアルや帳票でも何十回と改訂されています。
(成功の定義は、棟数や売上では無いですよ、念のため。
商売で最も大切な、お客様満足度や社員さん満足度のことです。
もちろん、生産性なども含め、ですが・・・)

モデルハウスのディスプレイやイベント企画、サービスもそうですし、
私が提案した新しいビジネスモデルも率先して取り組んで下さっています。


ちなみに、弊社は現在、鬼山住宅コンサルティングという会社名ですが、
HPや名刺には「PROGRESS」というロゴをつけています。

将来的には法人名もそうする予定です。

これは、常に進歩すること決めているからです。

皆さんの会社は、いろんな部分で常に手を入れ続けることが出来ていますか?
進歩する体質になっていますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第2568回】 「検討→決定→行動→検証→改善」ではじめて仕事

2018年01月10日 | 住宅コンサルタントとして
会議である議題になって、いろんなアイデアを出し、検討することは悪いことではありませんが、
検討をしているということは、仕事をしていることにはならない、と個人的に思います。

検討するだけで、結果が良くなるんだったら、どの会社も大成功でしょう。

検討していることで、仕事をした気になってはなりません。

検討したら、必ず決定しなければなりません。

でも決定しただけでも仕事にはならないのです。

それを行動に移さなくてはなりません。

決定したことを実行する。

でも、これでは仕事の精度はあがっていきません。

行動した結果の検証が必要です。

結果、イメージ通りの成果、効果が出たか?
想像以上の成果だったか?
イメージとは遠く離れた結果だったか?

その結果になったのはなぜか?
次回、どうすればもっと良くなるのか?
それとも今回決定して実行に移したことをバッサリ辞めた方が良いのか?

こうした検証をして、改善をして、初めて仕事をしたと言えると思うのです。

俗に言うPDCAサイクルを回す、ということに近いですが、
こうした仕事の仕方が定着している組織が、
成果を出せますし変化に適応できていくのです。

皆さんの会社は、どうでしょう?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第2567回】 「どういう商売をしたいのか?」から、戦略は決まる

2018年01月09日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、無事にマルタ島から成田経由で帰国しました。

日本に着いて、まず思ったのは、「うどん、食べたい」ということ。

お出汁が恋しくて、京都駅の前にあるなか卯さんに入って、
出汁が効いた親子丼とうどんをいただきました。

うーん、日本食は最高ですね!

さて、昨日成田に着いて、私がメールを開くと、
弊社のHPに問い合わせがあった、とのメールがきておりました。

我が社のHP、皆さんは見たことって無いですよね?

私、あえてHPに何の細工もしておりません。
このブログも同じ。

なぜ、そうしているのかというと、
初代のHPを制作した際、自分が好む展開にならなかったんですよね。

初代HP(もうこの世に存在しませんが)は。
私が前職時代に働かせていただいていた会社から独立した方で、
非常にうまくいっているという噂の方のHPをイメージしてつくっておりました。

そのHPでは、結構問い合わせや相談をいただいたのですが、
ちょっと自分がお付き合いをさせていただきたい、という経営者からの問い合わせが
ゼロだったんですね。

何というか、人を大切にされていないんじゃ、ないかな、という経営者。
もしくはそういう体質をお持ちの会社からの問い合わせが非常に多かったんです。

ですので、問い合わせは多々、ありましたが、お仕事につながったのはゼロ。

これは、よくありがちなことですが、
お仕事につながるマーケティングをしたら良い、ということが第一で、
「どういうお客様と出会いたいか?」という視点が欠けているのですね。

まあ、独立したばかりで時間も無かったですし、
ちょっとやっつけで作った私が悪いのですが・・・。

で、今のHPは2代目なのですが、
初代と全く異なる感じにしました。

問い合わせは、ぶっちゃけほぼゼロで良い。
でも、自分の仕事を通してどういうことを目指しているのか、
ということは着実に伝わる内容にしたい。

クライアント様と実際にやって成果が出たことをきっかけに、
そのノウハウだけを求めてくるお会社さんとはお付き合いをしたくない。

お客様とか社員さんを大切にしない会社。
愛が足りない会社。
自分のことしか考えていない会社。
嘘をつく会社。
(首都圏のリノベ屋さん、不動産屋、注文住宅会社に結構多いのです。
 HPやインスタは素敵なのですが、現場はメタメタ、スタッフの入れ替わりが激しい、など)

こういう会社とは出会わないようにしたいと思っています。


お客様とスタッフさんの幸せを追求し、
結果、地域社会に貢献したいという考えの経営者の方、
もしくはそういう体質の会社さんと出会えたら、という思いで制作しました。

で、今のHPにしてから、問い合わせはガクッと減りましたが、
お問い合わせをして下さった会社さんとは100%、お付き合いが生まれています。

(でも、毎年1~2件しか問い合わせが無いんですが・・・)


商売の本質を追求する。
そのためには、どうしても長い時間が必要です。

やり方・ノウハウ・情報だけでは会社は変わらず、
体質も変えていかなくてはならない。

体質を変えるには、すなおさが必要です。

そういう方が弊社のHPやこのブログを見られた際、

「なんか、ええ感じやな」
「一度、話を聞いてみたいな」

と思っていただけるような情報を発信しているつもりです。
(違っていたら、どうしましょ、汗)


どういう商売をしたいか?
もっと言うと、どういうお客様と出会い、お付き合いをしたいのか?

ここを考えることで、戦略は決まります。

皆さんは、どういう商売をしたいか、そこが明確になっていますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第2566回】 いよいよ仕事始め

2018年01月08日 | 住宅コンサルタントとして
おかげさまで年末年始、ゆっくりと過ごすことができました。

心身ともに完全にリフレッシュできました。
(時差ボケはしばし、続くと思いますが・・・)

実は、1月5日あたりから、仕事をしたくてうずうずしています。

それだけたっぷりと休みをいただいたので・・・。


この、「仕事がしたくてたまらない!」という気持ちを持つことって、
個人的にはとても重要だと思うのです。

本当に好きでやっていることって、お客様に伝わりますよね?

心から感謝の気持ちを持っているかどうかも、お客様には即、見抜かれてしまいます。

日本社会では、売り手に対し、お客様の数がほとんどの業種で少なすぎる。
要するに、お客様に選択肢が無数にある状態なのです。

選択肢が多いということは、逆にお客様は何を基準に選んだら良いのか、
分からなくなってしまうことが多いのです。

こういう環境で重要なのは、「あの会社良いよ!」「あのお店、オススメ!」と
お客様の周囲で良い評判がもともと発生していること。

それと売り手側が商売を楽しんでやっていることだと思うのです。


デザイン的、性能的に優れた家が増えていく。
そこに住むお客様が幸せになる。

そういう家づくりをしている住宅会社は、ドンドン商売がやり易くなっていき、
販促費がかからなくなっていくし、受注しやすくなっていく。

スタッフの皆さんは、お客様に喜んでいただくこととを第一に仕事をし、
その中で人間的に成長されていく。

そして地域に密着した素晴らしい会社が、あちこちに増えていく。

そこを目指して、2018年も全力で突っ走ろうと思います。

1月早々、クライアント様、勉強会のメンバーの皆様限定の
視察&セミナーの企画をお送りしますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第2565回】 今後、マルタを旅する方へ(個人的忘備録も兼ねて)

2018年01月07日 | 住宅コンサルタントとして
今日、マルタを出て、ブリュッセル経由で日本に帰ります。

自宅に着くのは、予定どおり行くと8日の夜10時過ぎになると思います。

9日から仕事をビッチリ入れているので、
仕事の準備はここマルタとベルギーから日本への飛行機の中でやります。

さて、今回マルタ共和国に初めて来たのですが、
自分たちが足を運んで得た情報をまとめておきたいと思います。

今後、マルタに行かれる方の参考になれば、嬉しいです。

1.宿泊するなら・・・

私たちは、首都バレッタにホテルを取ってしまいましたが、
バレッタは泊まるよりも観光で訪れた方が良いです。
バレッタにもコゾ島にも行き易い、ウェスティン・ドラゴラーナ・リゾートなんかがオススメ。

このホテルの近くにショッピングセンターあり、フードコートありで、
食べたり買い物をしたりするのに困りません。

プールあり、プライベートビーチあり、
ここを拠点にすると良いかな、と感じました。


2.オススメスポット

時間の関係で私たちは行けなかったのですが、コゾ島、ブルーラグーンなど、
マルタの北部の方がキレイで楽しめるかと思います。

バレッタやスリーシティーズのエリアは、道路が狭くて汚い。
建物も傷んでいる。
今、建築ラッシュで粉塵とかも多いので、オススメしません。

ただ、2020年以降は劇的に変わっているかもしれません。


3.移動手段

とにかくバスのネットワークが島内に張り巡らされているので、どこに行くのも便利。
バスはどこまで乗っても1.5ユーロと激安。
後フェリーも非常に安いので、時間があれば、どこにでも行けます。
なので、島の中央付近のホテルとかも良いかもしれません。

レンタカーを借りずとも、全然大丈夫です。


4.治安

夜でも安心して歩けます。


5.物価

非常に安いので、値段を気にせず、外食ができます。
地元料理は若干スパイシーでクセがあるので、イタリアンや中華、和食のお店に行けば、
ストレスなく食事をいただくことができます。


6.ショッピング

服やバッグ、靴や貴金属を購入するのには向かないエリアです。

島内の工芸品などは充実していると思います。


7.気候

冬でも15℃~20℃の間で推移しているので、非常に快適でした。
夏は暑そうですが、プール付、プライベートビーチのあるホテルなら、
最高のバカンスが可能かと思います。


今回、いろいろと分かったので、
また近いうちに来たいと個人的に思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第2564回】 マルタを歩きまくる

2018年01月06日 | 住宅コンサルタントとして
前日はあまりにも強風だったのと、
厚い雲が空にあって雨がいつ降るか分からなかったため、
ホテルでゆっくりと過ごしておりました。

で、マルタ島2日目。

風は相変わらず強風ですが、天気が良いため散策に。





この壁、どうやってつくったんだろうと思わずにいられません。
さすが、城塞都市。



バレッタにある、おしゃれなスーパー。
野菜をこんな感じでディスプレイすると、高級感でますよね。



海から見たバレッタ。
これだけ離れると、きれいです。


バレッタの街中や海沿いを歩いた後、
船に乗って向かいのスリマ地区へ。

バレッタは街自体が世界遺産に登録されているので、
大きな開発などできないようですが、
この対岸のスリマ地区、もう建設ラッシュですごかった。



ホテルやマンションが建ちまくっている感じで、
昨年の秋、アメリカのポートランドに行きましたが、
ポートランド以上に建設ラッシュでした。

世界中からお金、集まっているんだろうなぁ・・・。

でもこのスリマ地区も、道路のアスファルトがかなり傷んでましたし、
建物の外壁もかなり傷んでいる感じでした。

今、新築ならびにリノベラッシュで、しかも土木工事もちょいちょいやっていたので、
2020年くらいに行くと、かなりキレイになっているかもしれませんね。

そうは言っても、物価はヨーロッパの中ではかなり安め。

外食もローマよりは全然安く済みますし、スイスとは比較にならないくらい安い。

そしてこの時期なのに、気温は17度くらいあるので、快適です。



服屋さんのショーウインドウにも猫が・・・。
ぬいぐるみかと思ったら、本物でした!

本当に後数年すると、かなり良い感じになるのでしょうね。

何もしないでゆっくり過ごすのが好きな人には、結構良いところだと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第2563回】 初マルタ島

2018年01月05日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、ローマのフェウミチーノ空港を出て、マルタ島に来ました。

今まで来たことがないところに来たり、
今までやったことがないことにチャレンジしないと、
自分の発想力が硬直化しそうなので、毎年、
これまで来たことがないところに来るようにしています。

今年はゴールデンウィークにポルトガルにも行く予定。
いろんな地域でいろんな文化や繁盛店、食事、街並、インテリアデザインなど、
学ぶことは多々あります。

私の仕事上、自分で足を運んで得た一次情報が全てなので、
いろんなところに行きまくろうと思います。

さて、冬のマルタ島。

空港に着いてまず衝撃だったのが、風の強さ。

日本で言うと台風なみの強さで、飛行機、揺れる揺れる・・・

日本だとおそらく、飛行中止となるであろう、強風でした。

マルタ島、とにかく冬は風が強い日があり、
飛行機が飛ばなくなる可能性があることを押さえておいた方が良いかも、です。

実は昨日、首都バレッタのホテルに着いて、
最悪、悪天候で帰れなくなったらどうしよう、ということで、
1日早くベルギーに入ろうか、とも考えたくらいの天気だったのですが、
どうやらここ数日はかなり良い天気の様子。

一安心です。

首都のヴァレッタ。
もちろん初めて来たのですが、ぶっちゃけ、街がきたない・・・。

道路のアスファルトがガタガタだし、建物の外壁も傷みまくっています。

で、ところどころで道路の工事や外壁の工事がされていますが、
後2~3年後に行くと、かなりキレイな街になっているかもしれません。

ネットやガイドブックを見ても、マイナス要素の表現があまりないのですが、
実際に来てみないと分からないことがたくさんあります。

キレイな街、美しい景色が大好きな方は、
現時点でマルタ島はちょっとポイントを外していると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第2562回】 お金を使う対象が変わる

2018年01月04日 | 住宅コンサルタントとして
毎回、海外に来ると、基本的には現地の美味しい料理、ショッピング、
そして現地の歴史や文化に触れたり、建築物を見たり、ということを
楽しんでいます。

今回の旅は、家内の他に4月から家を出ていく長男を強引に連れてきています。

3月の卒業式、それから4月の入学式のためのスーツを新調し、
更には一人暮らしをしてからはなかなか服も買えないでしょうから、
イタリアで良いモノがあったら、長男用に買おうと思っていました。

で、今回、私、服屋さんに入っても、自分のモノには全く関心が無く、
長男に似合うモノばかりを探してしまっています。

もちろん、家内も同じ。

自分の子どもに似合う服を探すため、熱くなるバカ夫婦と冷めた長男(笑)。

長男用として、コート、ジャケット、リュック、靴2足を既に購入済。

長く使うことを考え、質が良く、デザインもオーソドックスなものを購入しましたが、
それぞれ結構なお値段。

家内はそんな中、ちゃっかり財布を購入。

で、私。
プロセッコ(イタリアのスパークリングワイン)2本、計2000円のみ購入。

でも、全然満足しています。

自分の息子ですら、ここまで思ってしまうということは、
孫が出来たとしたら、もう完全にヤバイことになりそうな予感。

とそこで思ったのですが、今の50歳くらいの世代からは、
スマホによる情報収集能力が高いと思います。

しかもバブル期を多感な時期に経験し、良いモノを知っている世代。

この世代の方たちに孫ができる頃には、当然ながら金銭的に余裕があるでしょうから、
お孫さんのために上質なモノを買い与えたいというニーズって、
今とは比較にならないくらい、増えていくだろうと思うのです。

服や文房具もそう。
食品もそう。
学校や塾、家庭教師もそう。

自分が大切だと思う人のためなら、
価格よりも品質や安心を最優先に考えますよね。

子どもや孫のために、お金を使うことで満足する気持ち、
今回、自分自身とても実感できました。

そしてここにいろんなビジネスのヒントが埋もれているなぁ、とも感じます。

もちろん、新築やリフォームのマーケティングにも使えそうなアイデアも掴みました。

海外に来ると、リフレッシュできると同時に、いろんな発想が浮かんでくるんです。

なので、やめられません(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第2561回】 改めて日本の優秀さを感じる

2018年01月03日 | 住宅コンサルタントとして
海外に来ると、改めて日本の素晴らしさを感じます。

海外に来るようになって、日本という国や文化を好きになっているような気がします。

今回、久しぶりに大好きなイタリアに来て(というか、2017年にはイタリアに来てなかった)、
そしてローマに滞在して実感したのが、食事が重い、ということ。

ヴェネツィアに1週間居ても、全然平気なのですが、
ローマだと3日でアウトだ、ということを実感。

というのは、ローマで食べるイタリア料理が
とにかくチーズが入りまくっていて、ちょっと胃が受付なくなっているのです。

ヴェネツィアだと、パスタの大半がオイルベースで、しかも魚介系が多いので、
日本食を食べたくなることがほぼ無いのですが、
ローマではチーズ、クリーム系が中心で、このチーズにやられた感じですね。
(最初はおいしかったですけどね・・・)

ということで、実質2日目の夜は、何と夜に、日本から持ってきたにゅうめんと
現地のスーパーで買ったパック鮨を食べることに・・・。

ちょっとカルボナーラとか、カチョペペとか、ピザとか、
チーズ系、しばらく受付ないかなぁ、って感じです。

スペインに行くと、やはり食事が重すぎるので、
定期的に和食や中華を入れるのですが、
ローマも同じようにしないといけない、ということを今回、学びました。


日本だと、ジャンルが海戦系、肉系、麺系とバリエーションが本当に豊かで、
更にイタリアン、フレンチ、中華、インドなど、各国の料理店も充実しています。

コンビニでいろんな食材がいつでも買える。
しかもおいしい。

海外のスーパーで買う中食は、日本のコンビニと比較にならないくらい、美味しくない。

日本のコンビニのフォーマット、クオリティーは、
世界を席巻できるレベルにありますね。

日本の優秀さを改めて感じ、日本で生活できていることに感謝しないと、と感じました。

また、日本人が海外にスペインやローマに行く際、
日本から持って行った方が良いものがあります。

私自身、再認識のためにまとめると、持って行った方が良いものは、

・ケトル(ヨーロッパ仕様のもの、無いホテルが多い)
・しょうゆ(空気が入らない構造のもの)
・味噌汁、ぞうすい、にゅうめんなど、胃にやさしいもの
・ドレッシング(イタリアだとオリーブオイルとバルサミコのみなので、味に飽きてしまう)
・日本茶
・ボディーソープ、シャンプー、トリートメント、洗顔料(ついていないホテルも多い)
・カップラーメン

胃がやられてしまうと、リセットするためにも
日本のお茶や出汁系の食べ物が必要ですね。

後、しょうゆもヨーロッパで鮨を買うと、しょうゆがついていないことがあり、
現地で買うしょうゆが異常に高いので、日本から持ち込んだ方が良いと実感。

日々、いろんな気づきがありますね。

今日は、バチカンに行ってきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第2560回】 ローマ初日

2018年01月02日 | 住宅コンサルタントとして
ローマ2日目。

今回、宿泊したのは、Gioberti Art Hotelという、
ローマテルミニ駅徒歩1分のホテル。

デザインも素敵でキレイ。
しかも駅徒歩1分なので移動にも便利。
という理由で予約したのですが、
唯一の欠点が、ローマテルミニ駅周辺は、かなり騒がしいということ。

しかもホテルの近くに夜中遅くまでやっているピザ屋さんがあり、
そこに来る人たちが騒がしいのです。

東京駅近くで朝まで騒がしくしている人が居ないようにイメージしていたのですが、
ローマテルミニ駅近くは、夜、女性が一人である国はちょっと怖いかも・・・。

日本とイタリア、やはり異なりますね。

これまでいろんな国のホテルに泊まってきましたが、
エリア選定ってとても大切で、
利便性を優先してしまうと騒がしい中で夜、過ごさなくてはならない、
ということを改めて実感。

まあ、実質ローマ初日ということもあり、
しかも1月1日でバチカンもコロッセオも休館なので、
時差ボケ解消を兼ねてローマを散策していました。



ベタですが、トレビの泉。

ローマも路地裏などを散策すると、結構素敵なショップがあって、
長男のコートとジャケットを購入。

明日以降、本格的に観光とショッピングにトライします。





昼食は、ミシュランの星を取っているレストランで食べたのですが、金額はかなり高め。

ローマのレストラン、当たり外れが結構あるので明日以降、頑張ります。


さて、海外に来ると、やはり現地のスーパーマーケットや
人が殺到しているお店の視察も、趣味と仕事を兼ねた楽しみなのですが、
ちょっと面白いファーストフードを発見しました。



パスタ、ピザ、生ハム、ワインをファーストフードの店内で売っていて、
価格も手頃でかなりお客様が入っていました。

ローマにいる間に、このお店、1回行ってきます。

人が集まるには、それなりの理由があり、それが自分たちの商売につながります。

何か、日本の住宅ビジネスに活かせるヒントは無いか、
引き続き散策しまくろうと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする