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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

パソコンで描く

2010年09月03日 | パソコン講座
           

絵のうまさってなんだろう。一流といわれる画家の絵を見て「これは何を描かいたのだろう」と首をかしげる。「この絵は何々が描かれており、そこには作者のこんな思いが表されている」という説明を聞いても、「そうですか」としか思えないことがある。観賞眼が無いのだろう。

写実的なそれを見ると、心洗われる美しい風景だ、美味そうで食べてみたい、働く人たちのエネルギッシュな姿だ、敬虔な祈りの姿に胸を打たれるなど、絵と自然に会話が生まれたり絵の中へ入り込める。情景を感じることもある。絵のうまさってなんだろう。

一通りの基礎を習い終えたパソコン講座。今日は肩の力を抜いて「お絵かきをしましょう」と女性講師。会場から「初めて」の声が漏れる。ポイントを押さえた描き方の説明を聞いた受講者が一斉にマウスを動かす。おっかなびっくり調のマウスが次第に快調な動きに変わる。

繊細に、大胆に身の回りにあるものが次々と画面に現れ、色づけされる。サイケな図柄、線と図形だけの組み合わせ、みんな世の中でひとつだけの形が描かれる。これでパソコンへの自信が少し強まっただろう。上手いも下手もない、飾り気の無い素朴な人柄が創り出したアートがそこにあった。

(写真:PCで初めて描いたという「どんぐりの会話」)
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図柄いろいろ

2010年08月10日 | パソコン講座
           

ある公民館主催の「子どもパソコン教室」、午前・午後あわせて30人の園児と児童が集まってくれた。募集定員一杯。今日のテーマは「自分のうちわを作ろう」。

ペイントで描いたお気に入りの絵を印刷し、うちわの形に切りぬき、準備されたうちわの骨に貼り付ける。線や○、△や□など基本的な形の描きかたを教える。○も△も□も区別がつかない滑り出し。それらを使って色の塗りつぶしも教える。そこから描きはじめる。

図柄の試行錯誤、描いたり消したりと挑戦が続く。しかし、1時間もすると、思い思いの絵が描きあがる。基本図形もままならなかったマウス操作がウソのようだ。描いた図柄には男の子と女の子の違いがハッキリと分かれるから面白い。子どもたちは完成したうちわで風を送りあいながら楽しんでいる。

夏休みの宿題を全部済ませたという子ども何人かいた。それでも「休みの作品として学校へ提出してね」というY先生の押し付けな願いに、子どもたちはうなずいた。これでY先生の準備の苦労が報われた。Yさんご苦労様でした。

(写真:作品を手に記念撮影、みんなお行儀がいいのに感心)
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宿 題

2010年07月26日 | パソコン講座
           

夏休み子どもパソコン教室。この夏休み第1回目、集まってくれたのは同じ小学校へ通う小学1年から6年生までの児童15人。主催の公民館担当者の出欠確認や挨拶に元気な声で応答し、教室が始まる。

テーマは「ペイントを使って自由に絵を描き名前を書き入れる。印刷してエコバックに熱写、自分だけののエコバックを作ろう」。所属するパソコンの会がお手伝いを引き受けた。

手がマウスより小さい女の子、準備してきたのは黒ウサギの擬人画。大きな目とリボンを何度も描きなおす。ピンクのリボンが黒い顔によく似合う。カブト虫を精密に、TVキャラクターを大胆なタッチで表現していく。マウス操作を見ながら、50代になってこわごわそれに触ったことなど、語り草にもならないことを知る。

子どもらは夏休みの作品作りの宿題がひとつ終わった。古希近くになり、人生の宿題をどれだけ残しているか知れないが、記念写真におさまる子らの笑顔を見ているとそんなわずらわしさが薄くなる。

(写真:マイバックを持っての記念写真)
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母 港

2010年06月23日 | パソコン講座
           

「パソコン出張講座」、市内のあちこちから声がかかれば、どこにでもパソコン機材を持ってお邪魔し開く勉強会を仲間内ではこう呼んでいる。対照はパソコン初めての人からスッテップを踏んで中級レベルくらいまで。最近はひと月で40数講座と、事務局さんは大忙しを極めている。

先日、H供用用会館で機材設定をしながら「この会場は会の発祥の場所」だと思い出した。単なるボランティア団体としてパソコン講座を行っていたが、広域合併に伴う市域の広がりへ活動を広めるには「信頼される組織が必要」ということになり、NPO法人として再スタートすることになった。そのときの設立総会がここH供用会館で4年前になる。

さらに、設立に伴い購入した新パソコンの各種設定など、大きな集まりもこの会館を借りて何度も開いた。新聞取材も受け広い紙面で紹介されうなど、順調な船出をした母港のような場所なのだ、数年前の出入りを思い出した。

原点に立つ、それほどオーバーな構えはしなかったが「いつになっても初心は大切に」そんな思いを抱きながら、丁寧な指導を心掛けた。

(写真:母港のようなH供用会館の正面)


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楽しみな昼食

2010年05月25日 | パソコン講座
               

出張講座での楽しみは何度もブログに載せた。出会いと会話とそして昼食。先月から新しく始まった会場は市街地から錦川の上流40キロにあるN町。これまでは暖かい弁当を特別配達してもらった。

このシリーズから、講座会場近くにある、食堂に喫茶店、カラオケも備わったお店に出かけている。今日は講師陣7名、店に入るなり「おぉー」とひとりでに声が出た。

押し寿司に温かいフライと味噌汁、胡瓜とわかめの酢の物、野菜の煮物とデザートが膳に乗っている。

食事を終えて店を出るとき「綺麗に食べてもらってありがとう」と気さくなママがひとこと。手ごろな価格で味は申し分なし、午後の講座もがんばるぞ、そんな昼食だった。

(写真:年金生活者には過ぎた感じの昼食)
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マウスの操作練習

2010年05月10日 | パソコン講座
               

天気予報より半日以上早く降り始めた雨の中、車にパソコン機材を積んで走ること40分、会場の公民館へ到着。スタッフ4人ですぐに機材のセットに取り掛かる。今日の受講者はパソコン初心者。

初心者対象のときは緊張する。スキルが全く分からない、うまく理解してもらえるか、サポートがうまく出来るか、何度経験しても同じことを思う。講座がスタート。パソコン経験まったくなしの受講者が三分の一。年齢は40から80歳代と幅広い。

会のカリキュラムの初心者編はマウスの使い方。マウスの握り方から動かし方などの基本を講義。続けてソリティアゲーム。時間とともにドラッグもWクリックどうにかできはじめる。上がりを連発する受講者もあり、会場のムードが柔らかくなる。

次はお絵描き。按ずるほどもなくピカソ画伯が次々誕生する。このころになると少し肩の疲れが気になり始めた人もある。それでも楽しそうだ。魔法のように思っていた箱が使えそうだ、そんな明るさを感じるマウス編だった。昼休みにソリティアを楽しむ、いや、マウス操作を復習する人も何人かあった。

(写真:PC初心者がペイントで始めて描いた絵)

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なごり雪

2010年03月10日 | パソコン講座
               


なごり雪は、早春を表す言葉で「名残惜しそうに降る最後の雪」というそうだが、山間部へ向かって出かける身にはじゃま雪さんだ。「行けるとこまで行って、ダメなら引き返す」そんな打ち合わせで激しく降る雪の中を出発した。

久しぶりの雪中の運転。川沿いの国道を上流向けて進むにつれ、雪の降り方は「行けるかな」という心配を増す。大粒の雪がそれを助長する。安全運転で前車の後を進む。

短いトンネルを抜けると、あれほど激しく降っていた雪が消えた。といううか、これが「なごり雪」の見本のような降り方に変わった。天然の気まぐれとでもいうのだろうか。

休憩時間、受講者の入れられた熱いコーヒーを飲みながら講座会場から見える屋根は白く、周囲の千メートル級の頂は霞んで見えない。高いところでは降り続いているようだ。

熱心な受講者に雪も遠慮したのか、講座の終わるころには雪は止み、あれほど緊張した往路の運転が嘘のようだった。

(写真:講座会場から見える雪の風景)

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アイディア包装紙

2010年03月08日 | パソコン講座
               

錦川沿いに上流へ向かう数台のダンプカーに進路を押さえられた。途中、道を譲ってくれる事を願ったが、超安全運転のまま市の北方に位置する町のパソコン講座の会場へ着いた。

受講者は70代6人と60代5人の11人。「この年になったが、人のパソコンでは思うように出来ないから」とパソコンを購入したという受講者もおられる。講座スタッフもそう負ける年齢ではない。

何度か訪れている会場。一人のご婦人が「お茶うけに」と差し出された箱、包装紙一杯に「別府へ行ってきました」と印刷されている。中味は勿論、お店の名前もない。さて、何だろう、何か興味を持たせる。

蓋を開ける。目に飛び込んできたのは「旅行に行ってきました」という青地に白抜きの文字。描かれた子どもの手にも同じ文字が読み取れる。青い包装紙を裂く。ふんわりと仕上がったクッキーだった。

ぎりぎりまで包装費用削減の知恵なのか、土産をもらった人をちょっとミステリーな感じにさせるのか、両方かもしれない、アイディアは誰だろうなどと、いただいた後から思った。そう思えば、湯の香りがしないでもなかった。

(写真:シンプルだと感じた包装紙)

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体験しに来てください

2010年02月25日 | パソコン講座
               

NPO法人、といってもその実態はボランティアで活動を続けている会が「パソコンフェスタ2010」を岩国市中央図書館展示室で、26日~28日まで開く。期間中は「パソコンで遊ぼう」をテーマに子どもさんからパソコン初めての方まで楽しく過ごせる企画が盛りたくさんです。

数に限りはありますが3日間、20名の方に無料でマイバック作成の幸運が待っています。好みのデザイン画に自分の名前を入れたオリジナル、世界でひとつのバッグを作ってみませんか。

パソコンのあれを知りたい、こんな事に困っている方はぜひお越しください。パソコンのプロがよろず相談に応じます。プロといってもボランティアです。やさしい言葉で丁寧な説明は実績があり、多くの疑問を解決してきました。

ネットの便利さは聞いているが、操作が怖くてと便利なインターネットの世界へ足を踏み入れられない、という声を聞きます。こうした方に会場ではいろいろなネット体験が出来る工夫がしてあります。ぜひこの機会にネットの世界へ飛び込んで下さい。

そのほかお絵かき、しおり作り、会独自で作成した教材など学べる内容も用意しています。3日間とも午前10時から午後4時まで、緑色のジャンバーが応対します。

(写真:10数台のパソコンが待っています)
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栞の名前

2010年01月31日 | パソコン講座
                             

天気予報は的中。昨夜からの雨は市民活動フェスタの開会を迎えても続いていた。来場者の多いことを願いながら、パソコンの動作確認を終える。

パソコン体験をする子どもをサポートするとき「マウスが使える?」と必ず聞いて次へ進むことにしている。ずいぶん前のこと、園児姿の子どもなのでそれは使えないだろうという先入観で操作していたら「出来るのに」、と口をとんがらかした女の子に出あったことから気をつけ始めた。

雨の日には雨のめぐみがある、という。今日、初めてパソコンを経験するという年配の婦人をサポートしたとき「面白いものですのう」と孫の名前の入った栞を持ち帰られた。孫は神戸の小学校と問わず語りに話される。その孫の名前は京都のに住む「わが家の孫」と同じだった。

あの栞は神戸のお孫さんへどうして届くのだろう、そんなことを思いながら京都の孫を思い出していたら、「エコバックお願いします」という声で、フェスタの現実に戻った。

(写真:フェスタの会場風景)
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