日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

おせちのいわれ

2024年12月19日 | 自然 季節

 毎年の事だがこの時期になると、毎日のように料亭や仕出し屋などのお節の折り込み広告が入る。美味さが盛り込まれた綺麗な写真には引かれるが、我が家はこれまでお節は我が家流で手作りで来ている。祖父の時代からだが、客が多すぎて仕出しでは手許がいくらあっても賄いきれない昔からの流れでそうなっている。

 大客の時は過ぎさり、今が現世ふうの小家族の正月に変わったが、手作りはそのまま続いている。1度、お歳暮で名の知られた料理屋のお節を頂いた事がる。どれから手を付けようか、初めてのことで迷ったことを思い出す。その時は中央にある大きな伊勢海老をまず取り出した。大きな空間が現れ、お節に抱いたイメージが崩落したことを思い出す。

 「お節は、親から子へ、子から孫へと受け継がれてきた おせち料理に盛り込まれる品々には、家族の健康と繁益の願いが込められています」に続いてその品々のいわれがある。自分への覚えとして記す。黒豆・・黒く(陽に焼けるほど)まめ(丈夫)に働けるように、また、黒は魔除けを表す。栗きんとん・・勝ち栗の縁起と栗が黄金色に輝くことか富を得る金運を呼ぶ縁起もの。

 思いもしないいわれのお節は「田作り」。昔、田畑の肥料として小魚を撒いていたことから、五穀豊穣をねがう縁起ものという。昆布・紅白の蒲鉾・昆布巻きなどなど「そうか」と思わせるいわれがある。煮しめには、家族仲良くという意味が込められている。いわれを語りながらお節を頂く、そんな新年は同だろう。

 (今日の575) 物価高予約のおせち大丈夫
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見ぬ花のため

2024年12月12日 | 自然 季節

 狭庭にある細長い花畑と呼ぶにはおこがましいが、季節ごとのあれこれを植えたり、こぼれ種から芽が出たり、野鳥の置き土産から発芽したりと、統一性のない花がところどころに咲く。車で通りがかりに見える立派な花壇に妻は「素敵」とつぶやくが、我が家では真似は出来ない光景に見える。

 寒さが増すと一段と寂しくなる我が家だが、この時期に一段と勢い増す葉はリコリス。今年は暑さのせいか例年に比べて咲き具合が良くなかったものの、彼岸のころまで楽しませてくれた。9月の中旬ごろに花が終わり、茎が朽ちる。しばらくすると来秋に咲く花のために葉が育ち始める。

 その葉が今は花畑でここに我あり、と言わんばかりに勢いを増している。春になるとこの葉は姿を消す。これがリコリスの葉の宿命。今は、養分を球根に送り球根はその養分を蓄えているとき。蓄えた養分は彼岸のころになると花となって姿を現す。母のような働きの葉は花を見ることはない。花も葉を見ることはかなわない。だから相思花というらしい。

 夏の陽ざしの幾分の一かのそれで蓄えた養分で大きな見事な花を咲かせる。真っすぐに伸びた一本の茎に花、茎に大きな負担を負わせる感じの花、彼岸花によく似たそれは我が家の住人のようになった。この勢いなら次の花に期待できる。

 (今日の575) 瓜二つ彼岸の花とリコリスは
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どうしたのだろう

2024年12月09日 | 自然 季節

 今日の最低気温は午前6時半ころの0.0度(アメダス)で今季一番の冷え込みだった。5時過ぎにはそよそよと風もあり寒い明け方だった。報道では全国的に寒く、沖縄では1月中旬頃の気温というから冷え込んだ夜明けになった。まあ、雪の季節をむかえたのだからおかしくはない。

 木守柿かと見ると、紅葉はしているが落ちずに残っている葉が1枚風に揺れている、落ちようか落ちまいかどうしよう、そんな光景にみえる。今年は柿の実がなっていない、なっていても数が少ないなどの木を散歩の道すがら眺めていた。これも暑さ・温暖化なの、とつい思ってしまう。今朝も、裏通りで見かけた木にもそんなことを思った。

 それはある家の茶室の傍に植わっているもみじの木。それほど大きくはない幹だが、紅葉が終わり枯れ始めた葉もある中に何カ所か緑の葉が見える。遅れて出た葉なのか、紅くなれなかった葉なのか分からないが、色の兼ね合いで目立っている。「おいおい、どうしたの」と声を掛けて訳を聞いてみたい。一句を詠める人なら、見方によっては風情があるように映るかも。

 「おいおい、どうしたの」で最近思い当たることがある。それは自民党総裁選で石破候補としての発言には少しは変わるかも、と期待した。激戦で勝ち得た総裁からさらに総理へと進んでからの発言には候補時の政治改革への勢いがなく旧態とあまり変わっていない。少数与党の厳しさからか、それなら打つ手はあるように思うのだが。

 (今日の575) 自然が壊れるでなく壊してる
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大雪と大雪

2024年12月07日 | 自然 季節

 今日は二十四節気の一つ大雪。 毎日新聞によると「雪が激しくなり、降り積もるころの事」。 「地面に霜柱が立ち、朝夕には池や川に薄い氷が張るようになる」とも載っている。広辞苑では「はげしく降る雪。多く積もった雪。おおゆき」とある。

 前項の大雪を「たいせつ」と読んだとき。日本百科全書だと、新暦では12月7日ごろに続いて「季節の上では、ちょうど初冬の中ごろにあたる。大都会では風の弱い日はスモッグの季節であり、また本土の日本海側では大雪が降る年もある。海は時化(しけ)る日が多くなり、ブリやハタハタの季節でもある。クチナシやヤブコウジが赤く染まり、暖かい地方ではウメのつぼみが発育を始める季節である」。

 さすが百科全書、冬に美味しい「寒ブリ」まで載っている。今冬はブリの水揚げが大漁というから出世魚の任を果たしてくれそうだ。これを「おおゆき」と読むと「はげしく大量に降る雪。また、その積もった雪」(広辞苑)となるが、日本百科全書に「おおゆき」は載っていない。

 当地の今朝の最低気温は3.0度、12度近くまで上がった気温は昼頃から下がり始めている。散歩しながら見る山も9割がた冬の姿に変わりつつあり、茶色に覆われてきた。やがて枯れ葉となり落葉する。すると山頂には葉を落とし裸となった小枝が、針の山のように並び立ち冬の寒さを演出する。寒いがこれも冬の景色、凛とした感じが伝わる。

 (今日の575) 寒ブリを買うに程よい値ごろかな
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紅葉がいく

2024年12月06日 | 自然 季節

 公園の紅葉、ようやく終焉に近づいた。夏の猛暑の影響と遅れ気味だったが、最盛期にはインバウンドも含め名所の人出は多かった。所によっては住民の日常生活に支障も現れる賑いだったというから、日本の秋の紅葉は世界的な評価を得ていることになるのだろう。こうした自然の維持にはこれからも大きな苦労が求められる。

 こうした時期の葉の色で子どものころの記憶にあるのは「はぜの木」。はぜ、は「櫨」と思っていたら「黄櫨」もあることを知った。この木の紅葉は赤という方がその色に近い。今は開発で消えたが繁茂した竹林の中に数本の櫨の木があった。色変りした櫨の葉の赤と竹の緑の葉のコントラストはなにかが現れるのではないかと思わせるくらい不気味だった。今思えばこれが自然ということだろうか。

 これを書きながら知ったのは、櫨は別名「ハゼモミジ」と呼ぶそうだ、葉の形は異なるが見た目にはモミジの葉が色づいたように見える。この木の樹液はつくとかぶれる人が多いし木の下を通ってもそうなる人があるという。幸い櫨のあるとこで遊んでもかぶれなかった。あの赤い変色には何か仕掛けを感じさせる。

 我が家の狭い庭にも小さな葉の色変りがやっと届いた。今夏の猛暑と言われた影響だろうが、ようやくやって来たかと安心している。短い秋がすっ飛んいったようだが、今週末からは冬らしい天気、予報では最低気温零度の予測も出ている。隣の県ではインフルエンザー注意報が出ている。気をつけたい。

 (今日の575) 紅葉が消えて寒さが本格化
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紅と黄

2024年11月27日 | 自然 季節

 例年より遅れたという秋には欠かさない全国の紅葉風景、映像で紹介される有名か否かを問わずどの紹介映像も目の保養になる。そんな映像の中で紹介される「外国人観光客」の多さが尋常ではないという。そして彼らの撮影マナーの悪さが浮き彫りにされていたが、映像で見る限り許容範囲を大きく逸脱していると思う。

 近くの公園にそれなりに名を知られたモミジの紅葉が美しい静かなところがある。今の時期になると一見して観光で来られて人と分かる姿が多くなる。昔はカメラを構えて撮るというのが一変、スマホで撮る人ばかり、撮って帰られて整理されているのだろうか、いらぬ心配をしている。

 今年は撮り行くチャンスがなく、先日立ち寄ったが峠を過ぎていた。今日、公園から少し離れたところを通りかかったら、別の撮影スポットは何とかモミジが紅葉していた。イチョウの葉もそれなりに敷き詰められておりスマホに残した。外国の若い女性が斜面に寝そべって紅と黄を撮っていた。陽の差し具合を見ながらの撮影だろう。

 子どものころの思い出。隣に家の広い庭に大きくて高い銀杏の木が1本あった。黄色の葉が落ち始めると厚い敷物の様に積もっていた。そんな葉を雪合戦のように掛け合ったり、山の様に積みあげてみたり遊ぶ道具にしていた。あれほどの銀杏の大木はこれまで見たことがない。20年くらい前、その姿が消えた。紅葉のころになると思い出す。

 (今日の575) 鮮やかに色変わりして努め終え
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いよいよ年末に向けて

2024年11月19日 | 自然 季節

 大みそか恒例のNHK紅白歌合戦の出場者が決まったという。回を重ねて第75回という、第1回は1951年1月3日の午後8時からラジオ放送で始まったとある。昭和で言えば26年ということになるので、当時は小学校4年のころになる。どんな娯楽があったか記憶にないし、聞いていたのかどうかなど全く覚えていない。

 最近は全く紅白歌合戦を見なくなってかなりの年月が経っている。こうした分野に疎いこともあり、出場歌手も曲目も分からないというのが大きな理由になる。しかし、出場歌手には今後の芸能活動の背中を押してくれる大きな力になる、のは昔と同じなのだろうか。多くのフアンが楽しみにまっておられることは知っている。

 この話題が起きるといよいよ年末近くなったことがわかる。スーパーでは歳暮にお節コーナーは予約の人の列が見られる。そこにクリスマス商品がズラリ加わった。目にしたのはこれまで見たことの無いほど大型のサンタブーツが並んだ。小さな子供ならすっぽり入りそうな大きさも並んでいる。どれだけの贈り物が入るのだろうか、貰えば嬉しいこと間違いなしだ。

 忙しい時期なのに今日の昼過ぎ、錦帯橋そばの観光ホテルから1㌔もない上流の国道2号にあるバス停付近でクマ1頭が目撃され、行動に注意するよう呼びかけのメールが入った。地理も知っているあの付近でクマ目撃とは驚いたのは私一人ではない様に思う。平穏な年の瀬であって欲しい。

 (今日の575) 紅白の初出場におめでとう
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スマートなサンマ

2024年11月09日 | 自然 季節

 「サンマ 秋刀魚」、こんな紹介がされている。北太平洋に分布し、晩夏、北海道方面から南下し、秋、千葉県沿岸に達する。全長約35㌢、体は細長く、背部は青藍色、腹面は銀白色。そんなサンマだが、水産庁の話しでは「これからだんだん漁獲量が落ちてきて年内の漁獲量は去年と同じ低水準となる見通し」という。

 秋口の漁獲量は好調ということで、活気ある水揚げの様子を報道映像で見て楽しみにしていたが、水産庁の見込みでは漁獲量は落ちているという。サンマで有名な目黒でも値上がりしているというから見通しは良くない。原因は大きな群れがロシア方面に移動し、その後に来る群れは、体長が小さく、量も減っているという。子どもでは1匹が食べれないほど大きなサンマがいたように思う。

 スーパーの魚コーナー、パック入りのサンマがごっそり並んでいる。人様ならスマートと言えばあこがれだが、昔のサンマのイメージが残っておりサンマのスマートはあまり受けない。2匹パックが税込み約400円になっている。脂が乗って味が良い、ようには見えないが、これだけ大量に並んでいるから少しは安いのだろうと求めた。その味の報告はまたの日に。

 「七輪で焼く煙、脂肪が燃えて夕闇をあかあかと照らす」、サンマといえばこんな光景が一般的な表現、だったがそんなのは昭和の初めころまで。商品の紹介に「今は煙も匂いも出さないで美味しく焼ける」時代になった。でも、催では七輪が頑張っているが、どちらが日本人向きなのだろう。

 (今日の575) 青魚嫌いがサンマ大好きだ
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立冬の朝らしく

2024年11月07日 | 自然 季節

 立冬で暦の上では今日から冬が始まる。今朝は今季最も低い最低気温で6時20分の7.5度、10時過ぎには霜注意報が出る。日の出は6時36分、写真はその30分前に撮った東の空。街灯はまだ通りを照らしているが、東の空の様子は穏やかな日差しを予想させる。

 どうしても済まさねばならない2件の用件で出かける。車載温度計は13度、日差しが差し込み寒くはない。移動距離は20㌔と少し、車載温度計は17度になる。寝具を徐々に冬用に変えていたが今日で済ませた。快晴で日差しもあり諸々の干し物も気持ちよい暖かさになる。ぐっすり眠れそうだ。

 昨日はどのTV局も、米国大統領選の開票速報に明け暮れていた。中には州のある街の開票異状況など詳細にLIVEで流しているが、いくら分析を聞いても広大なアメリカの中でその街がどんな位置づけなのか分からないから、私にはTV側の自己満足にしか見えなかった。当選者の分析から、今日のように今後は何か寒さと混乱を感じる世界情勢に向かう気がしてならない。

 この寒さなのに朝顔が咲いた。11月になり数日、開花が途絶え花は終わった、そう思っていたが小型ながら開いている。猛暑のある日庭に覗いた根性ある1本として植え替えて2カ月余が過ぎた。けなげな気持ちはわかるが「今日から冬、もうお休み」と声を掛けた。

 (今日の575)  今季初放射冷却霜を呼ぶ
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働き物に感謝

2024年11月06日 | 自然 季節

 今年の夏は何十年に一度かというくらいとにかく暑い夏だった。日本だけでなく世界中で暑さや豪雨に大洪水、反対の旱魃などが連日のように報じられた。一時のように温暖化防止への声や行動の広がりが薄れている様に感じる。ロシアのウクライナイな侵攻がその始まりのように思っている。もしトランプ大統領誕生なら温暖化はさら加速しそう。

 いろいろ御託を並べても温暖化で揺れる気候変動には勝てっこない。暑い夏はどう過ごしたかと言えばエアコンに頼りっきりだった。熱中症対策としてアコンの使用を繰り返して公報している。ボタンをポンと押せば涼しくなる、今年の夏ほどエアコンを動かした記憶はないように思う。そのお礼はフィルターの掃除、自動で埃などは除いてくれるが、その作動確認も兼ねて掃除した。

 もう一つは清涼音。清涼はさわやかで涼しいや、すがすがしい意味があり清涼飲料水や清涼剤などと用いるが、清涼音が造語になるようだ。その源は風鈴、ず~っと軒下で風という自然エネルギーを利用して涼しさを感じさせてくれる。その風鈴、暑さに負けずよく動いてくれた。古くても清音に変わりはなかった。

 働きの軽かった物は何だろうと思うと浮かんできたのは扇風機。この夏の暑さ、扇風機の働きは、エアコンの冷風を部屋全体に拡散させるには欠かせなかった。稼働時間は長いが負荷としては軽かった。しかし欠かせない涼を運ぶ代物だった。文明に頼って暑さを抜けれた、さて来夏はどうなるだろう。

 (今日の575) 文明と文化で人は生き伸びる
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