日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

今年最初の晦日雑感

2025年01月31日 | 生活・ニュース

 冷え込むという天気予報、今朝の最低気温はマイナス1度は7時ころ。片道2㌔ほどの所に所用があり歩いて出かけた。確かに冷たいので日ごろほとんど着用しない手袋をポケットに入れ出かけた。出かける時の車庫につるす吹きっぱなしの温度計は1.5度、気温は上がり始めた。

 ある施設の駐車場、今日は空きが多いなと見ていると車の下にあまり大きくない猫が2匹いる。陽のあたらない冷たいアスファルトにじっとしている。猫はこたつで丸くなる、歌の通りなら陽のあたるところへ移ればいいのに、と思うが言葉は通じない。スマホを向けてもじっとしている。人通りのない安住の場所のようだ。

 1月末ひ、今年最初の晦日だが10分ほど歩く間に擦れ番ったのは1人だけ、寒い冷たいと言ってもシャッター街の人通りは途絶えている。歴史ある時計店のシャッターが降りている。いつもなら店が開いている時間なのにどうした。左隣4店は何年か前にシャッターが降り閉店している。いい店だったがちょっと気になる。

 年末に「新年もあっという間に大晦日 後戻りできない今日を大切に」というお寺の掲示を見た。歳を重ねると「あっという間」に1年が過ぎると聞かされていたが、まだあまりその実感がないのはどういうことだろうか。一方で、身体的にはやはり歳をとったか、と思うことは増えた。明日は2月の朔日、また新たに気を引き締めていこう。

 (今日の575) 一日を大切にして歳嵩む
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7ヵ月ぶりの参加

2025年01月30日 | 陶芸

 学校でいえば登校拒否の生徒さんになるかもしれないほど休むでなく欠席していた陶芸教室、今日7カ月ぶりに参加した。顔と名前を覚えてもらえていてほっとした。長欠でちょっと参加しずらい気もしたが、参加してよかった。施設の周りは緑から一転して茶色の景色に変わっており、時の過ぎていたことを改めて思う。

 今日のテーマは「兜」。今から創作すれば端午の節句には十分間に合う。講師陣の試作兜が見本に置かれている。よく出来ている。これまでに何回か作り毎年その時期には飾っているが、久しぶりでもあり挑戦した。今回は簡単な用具が準備されていて、着手時の手間が省けた。作るうえでの課題は粘土500㌘で完成させる、これは初めてのこと、配分を考えながら進む。

 7ヵ月ぶりの粘土、感触を思い出しながら丸めたり板状にしたり、作った部品を曲げたり巻き付けたり、兜らしく見せる工夫は各自の腕しだい。何度作っても思い描くようにはいかない、これが常態化している我が腕、それでも粘土の余りは飴玉くらいで課題は達成できた。メンバーの出来栄えは写真の通り、次回は色付け、これも悩みだ。

 「世界で一つだけの作品を作ろう」と誘われて十数年になるが、誘ってくれた人は3年ほど目に他界、進歩しないなあ、と眺めておられるだろう。確かに作った作品は世界で一つしかない、上手い誘い文句だったと作った物を見ながら思う。高齢者ばかりで遠慮の無い同好会、長く続いて欲しい。

 (今日の575) 思うよう作れないのは土のせい
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確定申告は脳トレ

2025年01月29日 | 生活・ニュース

 確定申告の時期になった。電子申告のCMやPRが流される。「簡単、便利、早い」などと出演者の声が笑顔と合わせて流れる。これからは電子申告が本番となるのだろう。令和6年分確定申告の手引きも、確定申告はマイナンバーカードでe-Taxとなっている。書かない確定申告が薦められている。

 デジタルの私は「所轄税務署の受付に提出」という手引きのお薦めでない項目に該当するやり方、これは電子申告が始まる前から続けている申告方法をそのまま続けている。そろそろ電子申告に切り替えるころかもしれないとは思っているが、頭の体操、脳トレ、ボケ防止などには紙の申告もいいのではと思っている。

 紙の申告準備で控除や課税の仕組みが少しわかる。年金は雑所得、唯一の収入たる年金は「雑」収入扱いとは少々寂しい気がする。何十年も真摯に働き、毎月積み立ててきた証なのだが、給与や事業、不動産に配当などの収入とはその金額が違うので、雑は仕方ないのか。

 生年月日で異なる課税対象の所得額計算法、生命保険料控除も新旧で違う控除額計算法、そんな事を学習しながら下書き用申告書を作る。正式な申告書にはその後でパソコンからそれぞれの金額を入力する、すぐに還付金額が出る。下書きと同じなら「よし、納税」と納得できる。今回は定額減税が効いて還付金が多い。

 (今日の575) 還付金利子の付かない預け金
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ブログのアクセス数

2025年01月28日 | 生活・ニュース

 パソコンを開ける時間は決まっていない。1月のある日、普通に立ち上げメールなどチェックしてブログを開く。なんとその日の午前4時半ころから、アクセス数を表すグラフが隙間なく塗りつぶされている。高い所では40から50という位置を示している。アクセスの多いのは嬉しいが、その現れ方が前日までと大きく異なり、何か異常が起きている感じ。

 現在のPV値は3桁、現在の順位は2桁、こんな値が出たことはない。そう思いながら、順位トップのブログはこれ以上のグラフが表示されるのか、見事だろうなあ、そんな事を想像しながらも我がブログのグラフは異常が起きているとしか浮かばない。格別変わったことを書いてはいないから炎上などありえない。

 3日目、あまりにも長く続く、何かしなければ、とパソコン本体のトラブルでないことを祈りながらブログ事務局へ問い合わせのメール。回答からは異常はなく、検索エンジンのクローラー巡回などがあると24時間切れ目なくアクセスが表示されるという。偶然の一致か、回答を受けたころから、今までのアクセス状態になった。

 アクセス数が増え順位が上がるのは嬉しいが、異常な順位上りは気になる。その逆もおなじだが、大体同じ揺れ幅でアクセス数は動かない。訪問してもらえる人が決まっているからだろう。というのは私の訪問先がそうだから。告知無しで更新が止まっているブログも増えてきた。さて、我がブログはどうなるだろう。

 (今日の575) 異変起き手立てもたぬとただ慌て
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掘りコタツ

2025年01月27日 | 回想

 今夜から冷え込むという。明日朝には市街地でも2㌢の積雪が予想されている。夏には熱中症予防、冬は凍死予防でエアコンの使用が勧められる。諸物価高騰にあわせ国の補助も途絶え光熱料も高くなっているが簡便なエアコンは欠かせない。室内暖房のストーブ時代が懐かしい。

 日曜日夜のTVの「ポツンと一軒家」をよく観る。一軒家で自然と共生される生活への工夫や人生観に家族関係など毎回有意義な番組と思っている。そんな一軒家でよく登場するのが五右衛門風呂、薪ストーブ、掘りこたつ、いろりなどどれも寒い時期には欠かせないものが残っており、現実に利用されている様子が映像紹介される。その中で掘りコタツは懐かしい。

 父は60年前に建てた家に掘りコタツを設けた。冬になると丸い練炭一つで一日中足を入れれば暖かく過ごせた。3交替の夜勤を終え帰宅した冬場、睡眠には欠かせない暖房だった。ストーブ用燃料の高騰対策としては掘りコタツは1番と思うが、練炭があるだろうか。練炭には怖さがある、それは一酸化炭素中毒、これは死に至るので注意は欠かせない。

 練炭の代わりに風呂を沸かした残り火を使ったこともあった。暖房に使用しない時期は、掛蒲団などを除いて台はテーブル代わりになった。足が下ろせ、畳の部屋しかない我が家でくつろげる場所だった。30年前に自分で建てるときに掘りコタツのイメージは全く起きなかったのに、今になって懐かしいのは歳のせいかも。

 (今日の575) 掘りコタツ蜜柑をおいて冬ごもり
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常備薬

2025年01月26日 | 回想

  我が家には定期的に医師が処方し薬局で受け取った薬がある。ほかに常備薬として切り傷や手荒れなどつける「生活常備薬」と銘打つ薬を置いている。使い切ったので新しく補充したら、容器が小さくなっていることにおどろいたが、勘違いで、大中小各種の容器があり、使う側のことを考えてあるようで嬉しい。 

 母が存命中は越中富山から定期的にやって来る薬売りの置き薬が常備薬だった。置き換えに来ると1年くらい過ぎた薬は持ち帰り、持参した薬と入れ替える。そして、使用した分の薬代を清算する。記憶にあるのは、その時には必ず紙風船を何個か土産のように置いて行った。持ち帰った薬はどうなるのかは知らない。

 そのころは、薬の入った行李を何段も重ね、それを大きな大きな黒い風呂のような布に包み、自転車の荷台に乗せて家々を回っていた。旅先の話をしながら、いや聞かせながら薬を入れ替えるのを見ていた。近所で時々見かけるが今もそんな置き薬の姿が残っているようだ。ただ、時代は変わり自転車は軽自動車に変わっている。

 富山の薬売りについてこんな記述がある。富山藩2代目藩主前田正甫が江戸城に参勤した折、腹痛になった大名に「反魂丹(はんごんたん)」を服用させたところ驚異的に回復したとされ、この事件がきっかけとなり「越中富山のくすり」の名が日本全国に広る。当地吉川藩は和紙を財源として重要ししたが、富山藩は薬を藩財政の重要な位置づけとした。国債漬けの日本、財政の好転策は何だろう。

 (今日の575) 薬草を洗って干して常備薬
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自撮りの反転解消

2025年01月25日 | エッセイサロン
2025年01月25日 毎日新聞「はがき随筆掲載

 スマホの自撮りは左右反転で写る、そう聞いてはいたが気になってしかたなかった。
 年末に撮った写真が届いた。右端にいた私か左端になっている。今どきのスマホ、反転しないで撮る方法があるだろう。そう思い、自分のスマホでアプリの説明を読みながら恐る恐る試す。「プレビュー通り自分撮りを保存」という項目、これだと思いONをOFFにする。何回もONとOFFを切り替えて試す。「自撮りでOFF」ならスチルカメラと同じに撮れる。
 これは既知のことかもしれないが、もやもやが自力で解消できた、今年の喜び1号だ。

 (今日の575) 遅すぎる気づきに苦笑でもやった
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空き家

2025年01月24日 | 地域

 道路際一杯に建っている木造2階建ての古い家屋があった。人の住まない家はこうして崩れていく、そんな見本のよう朽ち方を見上げながら通っていた。次第に崩れ始め、2階の屋根瓦が滑り落ちるのでは、そんな心配になったころ、誰が置かれたのか紅白縞のコーンが置かれた。更地になって何年も過ぎたが何事も起きていない。

 家自体は傾いていないようだが、放置されて相当期間過ぎている空き家が散歩道にある。見える部分はブルーシートで囲まれているが、それ自体が破損、破れ、色は白っぽくなっている。破れの個所から中が見える。乗用車が見える、雑多な物が不規則に積み上げられている。もしも火災が起きたら、散歩で通るたびに気になる。隣近所の方はどうなのだろう。

  こちらも裏通りの散歩道で見る人が住んでいない、そう思い始めてもう何年になるだろうか。伸びた庭木の枝は道を超え向かいの家の屋敷へと侵入している。屋敷内は建物の壁を隠すようにゴミらしきものが積みあげられている。昔からの静かな住居地、ここでも燐家の人はどんな思いをされているのだろう。

 我が家も建て30年、年金暮らしの夫婦で住まいしている。子どもらは遠くに居を構えており、今のところ帰省し移り済むことは考えられない。いつかは空き家状態になるかもしれない。その時までには近所迷惑にならないよう手立てを立て処方しておかなければ、などと時々思案する歳になった。

 (今日の575) 人いなく折れ重なりし枯草が 
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メールトラブル

2025年01月23日 | 生活・ニュース
 
 昨夜、返信メールの2通目の送信をかけたら「送信エラー」の表示がでて、未送信トレイに飛んだ。「なぜ・どうして」と思うが、思うだけで私には何の手立ても出来ない。しばらくして「アドレスとパスワード」の入力を促す窓が現れた。正確に入力するが、送信エラー、複数回入力を確認しながら送るが、エラーは続く。

 私の手には負えない。プロバイダーに問うこととして返信を断念する。今日の午後、電話でプロバイダーに状況を説明する。いろいろな確認が進む。外部の悪戯も疑いながら、まず、プロバイダーのパスワード変更。これはすんなり終わる。次にアウトルック側の諸設定を変更する。何度か試みるがうまくいかない。先方も都度、確認しながら手続きを進めるが終わらない。

 先方の指示で、あるネットワーク監視サービスを介したところで解決策が分かったようで、何度かトライした操作を改めて行ったところ「完了」の文字が現れた。先方からのテスト送信が届き、一件落着となった。大仕事を終えた様な疲れを感じた。

 この操作に約3時間、電話機片手に教えてもらった。先方も女性担当者一人が続けて応対してくれた。丁寧で、言葉はハッキリとし、復唱してくれてて助かり、信頼できるプロパイダーと思った。契約して24年半、初めてのトラブルだった。

 (今日の575) 使うだけネットのことは知らぬまま
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「今日の575」続け3年

2025年01月22日 | エッセイサロン
2024年1月22日 中国新聞「広場」掲載
 
 「五・七・五 人の数だけ 願いあり」という4日付広島都市圈版の記事を、夢中で読んだ。広島市内で行き交う大たちに、その胸の内を詠んでもらったとある。とても即興の句とは思えない作品が多く、驚いた。
 私は毎日ブログを書いている。3年前の元日から、その日書いた内容に準じた川柳のような言葉を残したいと思い、「今日の575」を始めた。毎日のブログの最後に付けて昨年末で丸3年、計1096作になった。
 それを1年ごとに40㌻ほどの手製の小冊子にしている。その3冊目ができた時が、ちょうど記事の出た日と重なり、何かつながりを感じた。これまでの3冊を繰って見ると、私ごとから地域や政治、社会、きらに趣味のことなどを「575」にして残している。
 中国柳壇や広場欄、地域面に掲載される川柳を私の師として「いつかはこんな風刺の効いた句を作りたい」との思いで味わっている。4日の記事に「さあ頑張れ」と励まされたような気がして、切り抜いて3冊目に挟んでいる。  


 (今日の575) 載たでよ575の助け舟
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