
「盟友中の盟友を切る」という新聞のサブタイトル。今はどんな理由で誰が誰を切ったのか大方の人は分かる。しかし時が経てばその中味は分からなくなる、いや忘れられてしまう。
エッセイ教室で講師はタイトル(題)について、「大きすぎず、硬すぎず、難しすぎず、美しすぎず、思いがすぎず」(これを<5すぎず>と呼ぶことにする)また、「読者の目を引き、簡潔で分かりやすく、けれども文芸作品としての味わいやセンスもほしい」と随筆におけるその重みについて語られた。
「はがき随筆」のタイトルは8文字以内、投稿要領にきちんと書かれている。前回の勉強会のときにも「タイトルはひとつの作品」と説かれた。5すぎずを考えながら8文字のタイトルを考える、頭の体操だ。
講師は「海外旅行の思い出」という事例を示された。上手くないタイトルということはよく分かる。このブログのタイトルとして「タイトルの付け方」としたら、8文字だが何も教わってない時の付け方になる。「タイトルは文芸作品」では大きすぎて中身を表していない。
「タイトルに悩む」とした。確かな命名方法を見つけられないでいつまでもその進行形が続く、そんなことを考えた。
06年9月から「はがき随筆」へ投稿を始めた。掲載されたタイトルを抜き出してみた。
彼岸花のころ、虫の知らせ、40の偶然、成長した虫、もう一つの戦争体験、引き継ぎ、にわか雨、新聞ありがとう、息子の涙、傾ける、「ん」を食べたか、朱書きの戒め、張り紙。5すぎずに照らしながら作品を読み直してみよう。
(写真:これのタイトルを考えている)