日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

恐い人工寒気

2025年02月24日 | 社会 政治

 1週間にもわたって日本を覆いつくし、歴史に残る積雪の記録を作った強烈な寒気団は遠ざかりつつあるという予報に、雪には縁の薄い瀬戸内に住んでいても何かほっとする。と言っても市内北部の知人からは「やっと融けたと思ったらまた積り始めた」と真っ白な庭の写真が届いた。

 寒いのは自然の寒気だけではない。先月の20日ころから人工的な寒さが電波や紙面で伝わり始めた。ある程度、何か異変が起きるだろうと思っていた現象ではあるが、矢継ぎ早に国のトップの発言とは思えない汚い言葉で発せられている。自国が大切なということはどの国の誰もが共通する思いだが、度が過ぎるとそれは争いに連なる。

 ロシアのウクライナイ侵攻から3年、世界中から侵攻を止めることが求められたが届かなかった。ここにきて和平という言葉で仲裁がはじまった、ように見えるがどうも理解できないでいる。これまでの支援相当額を地下資源で返せ、侵攻の原因は侵攻された側にある、大統領は選挙で選ばれていない独裁者、侵攻した側がされた側の領土を治めることが出来るなどなど、素人には理解できないでいる。

 先日のNHKニュースで、イギリスのシンクタンクが世界の軍事情勢の分析を発表した結果で、昨年の世界全体の防衛費は前の年より7.4%増えて2兆4600億ドル、日本円でおよそ380兆円と過去最高と報じた。米国がこの40%、次いで中国、ロシアと続き、3国で全体の約55%を占める。戦は貧困が根本にあると言われる。このいくらかでも貧困救済に当てられないのだろうか。

 (今日の575) この発言どうなることかと憂い来る
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電子辞書開発中止

2025年02月21日 | 社会 政治

 なんの根拠もなく何となくふと「いつか来るだろう」と思ったのは昨年の秋だった。それは10数年以上使った電子辞書を買い替えるため選んでいるとき「子どもだって電子機器を使いこなし、アイディアを付加しているこのごろ、電子辞書は姿を消すかも」だった。

 先日の購読紙の経済面に「カシオ電子辞書開発中止」という見出しで「スマホ普及やタブレット導入で需要減」のサブ見出しの記事が載った。電子辞書の出荷台数はピーク時の7分の1以下に減少した。需要低迷の理由はこうだった。政府の「GIGAスクール構想」で学習用端末が配布されたことなどから、電子辞書の機器を使う学生が急減したことによるとある。

 電子辞書を手にしたのは「短い文章を書いて投稿し自己研鑽を図る」という同好会へ入会したのがきっかけだった。それまでは必要なら国語辞書を使用していたが、入会を機に購入したのがカシオ製電子辞書だった。それから十数年以上も便利に使っていたが、蓋の開閉が難しくなり、検索文字が入力できなくなった。そこで広辞苑第7版搭載のカシオ製電子辞書に買換えた。

 その時に思ったのが「いつかくるだろう電子辞書のおわり」だった。その理由が報道では学習用端末の普及にあるというから、何となく思ったことが一足飛びに現実となったことに驚いた。パソコンを導入しIT化を薦め効率化を図る、40年くらい前に力を注いだことを思い出し、AIに次の変化はどうなるか問うてみたい。

 (今日の575) キー打てば教えてくれるか我が道を
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お米のいのち

2025年02月12日 | 社会 政治

 今朝もワイドショウーでお米の高値が取り上げられ、話し合いが放送されていた。そこに解決への新しい視点や情報などは伺えなかった。というのは既報の内容に発言者の思いを織り込んではいるが、その大方は各メディアで流れている内容に類似していた。

 確かに店頭のコメ価格は高くなっている。急騰したのは昨年8月8日の日向灘を震源とする最大震度6弱、マグニチュード7.1の地震を受け、南海トラフ地震臨時情報が発せられてからと記憶する。情報は15日に解除されたが米の高騰は続き、今も大きなニュースや話題になっている。今のコメ高騰で米農家の収入は増えているのだろうか。

 国は米は品不足ではないと説明する。物価は需要と供給で決まるといわれる。現状は形はともあれコメ不足だから高騰が続いるようにしか思えない。誰かがどこかで備蓄しているのでは、と報道されるが、それが本当なら国はきっちり対処してほしい。備蓄米放出の詳細は週末に発表されるというが、安定したコメ価格に連なるものを期待する。

 茶碗一杯にはいくらのコメ粒があるのだろう。食べ始めに「いただきます」とは口にするが、一粒一粒に心を寄せて食べてはいない。「一粒それぞれはかけがえのない命を持っていて、その命が人の命に変わっている」、こんな短い文章を読んだ。米の命を活かす人でならなければいけない。よく味わっていただくことに心をくだかねばならないのだ。

 (今日の575) 米高値それでも食わにゃ働けぬ
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食品値上げ2万品目

2025年02月04日 | 社会 政治

 「日本中を震え上がらせている寒波は来週まで継続します」と今朝の気象予報で女性気象予報士はさらりと言ってのけた。北海道から九州まで各地の雪情報、瀬戸内の温暖な地域に住んでいると、時には別世界のよう思うことがあるが、市内には「低温・風雪・大雪・波浪・雷・着雪」の各注意報が出ている。今朝、市内北部の知人からこれを裏付ける雪景色の写真3枚が届いた。

 天気の寒さもさることながら懐もさらに寒くなることがTVでも新聞紙面でも「2025年も続く物価高、食品値上げ2万品目前後に 25年大幅増」などの見出しで物価高の続くことが報じられている。記事は帝国データーバンクの発表した内容。2月は1656品目で前年同比1.8%増で、加工食品589品目、調味料357品目、菓子29品目。4月には3559品目になるという。

 値上は円安による輸入物価の上昇や、賃上げに伴う人件費増加などが要因とある。記事では「値上げ圧力が弱まる局面は想定しづらい」と結んでいる。政府は値上げの質問に対し二口目には5%の賃上げがあったという。一方で、厚労省の発表する実質賃金は下がり続けている。年金は来年度1.9%増、これは物価上昇とは似ても似つかない値だ。

 新米が出ればコメの値は下がる、と国は答弁したが結果はその傾向には無い。米飯類製品などの大幅な価格引き上げが目立つ、と記事は解説している。トランプ2の先行きも不安に拍車を掛けそうだ。7日の日米首脳会談に期待する。

 (今日の575) 物価高知っている人を国会に
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いちごの日

2025年01月15日 | 社会 政治

 車を起動したら「今日は何の日、いちごの日」と紹介、語呂合わせを上手く利用してある。全国いちご消費者拡大協議会によって制定されたそうだが、その由来などや目的について正式な記録は見当たらないそうだが、収穫が本格化する1月15日になったとされているという。そのくらい甘い制定もあって良いのではと思う。

 そんなことからスーパーでいちごの並んだ棚を見た。いつもより広い面積で並んでいる。いちごの日狙いだろうか。1パックの値段はキャベツひと玉と同じくらいにおどろいた。パックを手にした若いお母さんのつぶやきが聞こえた。「こんな小さいのが一粒70円もする」。確かにつぶやきどおりの大きさだった。クリスマスケーキには使えない。

 今朝のワイドショーで野菜の高騰がテーマにあがっていた。鍋の季節だが遠ざかっている、という声が複数あった。お好み焼き店も苦労されている。気候の変動が大きな原因と解説される。それだけだろうか、肥料や運送費など気候以外の関連する諸物価が上昇しており、個人の力では何ともしがたいこともある。

 キャベツの切り方を工夫して値上げを抑える努力をしている、という飲食店主の軽やかな包丁さばきに頭が下がる思いだった。ラーメン店や焼き肉店の閉店が多いと報道で知ったが、中には歴史ある店もあるとか、身近な食べ物店が閉めざるを得ないのはどういうことだろう。

 (今日の575) いちごの日高くてとても手が出せぬ

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ガソリン値あがり

2025年01月14日 | 社会 政治

 春には4000品目の値上げがある、そんな恐ろしい報道がある。先日、中味の数量を少なくして価格維持、太さは細く長さが短くなった、商品名を明記して値上げの実態を書いた投稿が新聞に載っていた。ある高齢者施設の方が、魚の食べづらい入所者へはその加工品を調理しているが、ひとつ当たりの量目がさがり困っていると話していた。どれも実感している。

 2022年1月ガソリンなどの燃料価格負担軽減策が中断を挟んで続いている。今はガソリン小売価が1㍑175円程度になるよう石油元売りに助成されている。昨年12月19日から補助金が5円余り縮小され年末の繁忙期に痛い目に合われたかもあろう。この補助金がさらに減額される。

 明後日16日からは補助金がさらに1㍑5円程度種縮小されることになっている、今朝もワイドショーの話題になっている。そうなればレギュラーガソリンの小売価格は1㍑が185円余りになると予想されている。ガソリン価格を給油時にメモしているが、180円台はメモに残っていない。政府は、今後も状況を見ながら段階的に見直していくとしているが、どう見直すのだろう。

 免許を返納すれば心配はいらないが、公共交通機関も大幅な減便で細々と運行されている。高齢者にはタクシー補助が出ているが、通院だけでも不足という声は聞いている。過疎で減便、どうすれば止まるのだろう。

 (今日の575) 議員さん給油したことあるのかな

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マスクをしよう

2024年12月27日 | 社会 政治

 県内のインフルエンザー患者の定点当たり報告数が50.03人となり警報基準の30人以上となたっため、25日に「インフルエンザー流行発生警報」が発令された。直近の定点報告数はここ3週間、毎週倍の発生になっている。新型コロナウイルスの感染も増加しており、寒さの中気を気を配りたい。

 これの予防についてはワクチンの接種、石鹸での手洗い、人ごみを避ける、咳エチケットのマスク着用、栄養、睡眠を十分に取り普段から抵抗力を高めるなど、繰り返し呼びかけられている。しかし、倍増する発生状況からは対応の実行度が疑われる。年金生活の高齢者だが自己防衛に勤め、今日までは発熱や咳など無く来ている。

 クリスマスのイルミネーション観覧など大勢の人出でにぎわっている映像を見ながら思った。スマホで光景を撮る人などの姿がアップで写るが、多くの人がマスク着用なしのようだ。全国的な発生急増の報道がされていることを承知していないのだろうか。スマホは撮るだけでなく情報への有効活用に工夫して。待合室の3人掛けの椅子、コロナ並みに真ん中が空けてあった。

 年末年始、帰省等で人との交流が活発になる。自分の事として感染防止を心がけることが、蔓延抑制に繋がると思い、せめてマスクだけはしっかり着用して欲しい。 孫が帰省する、迎える側の爺婆は万全の体調で待っていたい。

 (今日の575) 流感はいつの間にやらインフルに
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ふるさと納税で歳暮

2024年12月17日 | 社会 政治

 「ふるさと納税」が多くて、役所の担当者を増員して対応している、そんなニュースを見た。窓口の担当者はもとより見つめる首長さんの嬉しそうな顔がアップになる。他方で地方税の減収に見舞われる特に大都市の自治体のにがり苦り切った顔が対比でアップになる。

 私は経験ないが、年末に増えるのは、年末までにふるさと納税を済ませれば、自己負担額2000円を除いた全額が所得税と住民税から控除される、そんな内容らしい。納税に対する返礼品がこれにプラスになる。知人の一人はこんな利用法をしている。返礼品の送付先を毎年親元にして歳暮変わりにする。各地の珍しい品が贈られてきて喜ばれているという。ふるさと、て何だろう。

 ふるさと納税で減収になる自治体もこの納税制度を採用するところもあるという。地元のもの、という限定に対し、大都市ならではの新たなアイディアを織り込んだ返礼の形が登場するかもしれないと楽しみにしている未納税者の一人。自治体の特性を活かした創造的で永続的な税収の増やし方はないのだろうか。

 我が家はこうした時にはすべて地元でお世話になる。ネットを使えば安く手に入り配達してくれる、と指導を受けるが、物を見て決めるという昔のやり方を続けている。届いたクリスマスケーキがぐしゃぐしゃ、そんなことの無いようには気をつけている。

 (今日の575) 展示場で金額決めて品選び
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ガソリン税減税の話し

2024年12月13日 | 社会 政治

 物価高騰に悩む対策の一つとして連日聞こえていた「トリガー条項」の停止。これは、ガソリン価格が160円を3カ月連続した場合に自動的に1㍑あたり25円10銭減税するという仕組み。130円を下回った場合は25円10銭の課税が復活するという内容。民主党政権の2010年に導入された。しかし、いまだ減税されていない。

 このガソリン上乗せ税廃止の見出しが昨日の紙面に登場した。肝心の廃止時期については明記されていない。これは新聞の責任でなく、補正予算合意書作成の中での1事項で、ガソリン車使用者を完全な笑顔にさせるものではないが、大きな期待はさせる。ガソリン車使用の事業者などは早い減税を望まれるだろう。

 私は車を購入して56年目に入った。利用開始から数年過ぎたころからガソリン給油のたびに燃費を計算し記録したノートがある。当初の燃費は日常生活では10㌔前半くらい、遠乗りでは20㌔弱くらいの燃費。最近は日常生活では倍くらいに燃費が向上している。遠乗りでは30㌔あまり記録している。

 燃費の向上は利用者には幸いだが、GS経営者には痛手になる。それに加えて若い人の車離れ、EV車の普及などその環境は厳しく、閉店も多くなっている。何十年も行くGSでも従業員の人数が大幅に減っている。3日前に168円で給油、同じ日に別の店では176円、ずいぶん差がある。

 (今日の575) 燃費よし価格下がれば尚うれし
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2024年ノーベル平和賞

2024年12月10日 | 社会 政治

 写真は今日の中国新聞別刷り「人類を 守るための 証言はつづく」という、日本被団協が2024年ノーベルル平和賞受賞に当たっての特別紙面です。そこには核保有国も含む世界からの声が載っている。その中の一つ。2016年5月、広島を訪問したオバマ米大統領との対面で「私は核兵器廃絶を決して諦めません。恨みを乗り越え、人類のために共に頑張りましょう」という被爆者の声。

 米大統領にこれだけはっきりと核兵器廃絶を直接言えた人はほかにないのではと思う。しかし、ウクライナに中東、南米などでの戦争や内戦を知ると、誰がどんな人が戦を望んでいるのかと不思議でならない。脅しかもしれないが最近は核兵器という言葉が聞こえるし紙面の文字にもなっている。原爆の悲惨さを忘れてはならない。

 父はあの原爆投下の日の午後、同僚と二人で広島に自転車で向かった。のちに入市被曝者として原爆手帳を交付された。間違いなく惨たらしい広島の街を目にしただろうが、父はその惨状をほとんど語らなかった。口には出せなかったのだろうと思っている。

 ノーベル平和賞受賞理由でこの79年、戦争で核兵器が使われなかった事実を踏まえ「日本被団協と被爆者の代表らによる並み外れた努力は、核のタブーの確立に大きく貢献してきた」とたたえている。「核兵器と人類は共存しない」という授賞式出席者の意気込みを、世界中の為政者はかみしめて欲しい。

 (今日の575) 核の傘早く閉じようこれを機に
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