暑い暑いという間に子どもたちの夏休みが終わる。真夏日に熱帯夜に熱中症は連日マスコミにのり、町なかの普通の会話にも自然に入り込むなどが今年の夏の3大流行語のようだった。日本近海で熱低が台風へ次々と変わる、ちょっと異常な夏だった。
こうした異常な暑さの影響は野に山に畑に人にとくまなく異変を起こした。局地的な豪雨は大洪水となり人命や家、農産物を奪うなど予想のつかない甚大な被害をもたらした。
こんな中でひとつだけ「よかった」と感じた夏があった。65回目の広島原爆慰霊の日。評論はいろいろあるが、米国など核保有国を含めてこれまでで最多の外国大公使の参列があったこと。国連事務総長も平和への誓いを述べられた。暑い中で少しばかりの安らぎを感じた。
多少の夏バテやエアコンの故障などはあったが、その日に済ませる用事は昼までに済ませ、午後は静かにする。こうして猛暑に酷暑、焼けるようだった夏を潜り抜けた我が家。夏にさよならを出せそうだ。とはいっても9月になっても暑さは続き秋は短いという予報。まだ気は許せそうにない。
朝顔が勢いよく咲いてくれる。咲いてくれるのはうれしいが、暑さと関係するのなら少し咲き控えてくれないか、花を見るとそんな無理は言えそうにない。
夏の終りといえば3カ月続いた錦帯橋のう飼いも今日まで。フィナーレ撮影用の場所取りが昨日から始まっている。今年はどのくらいの人が楽しまれたのだろうか。
(写真:楽しかった水遊びも今日まで)