「1度行って見たら」と幾人かの人から進められ、ブログでも沢山紹介されている上関の水仙。展望台への道沿いには育ち方はまちまちだが植えられた水仙は良く手入れされている。山頂の灯台に似た展望台の周囲は白い水仙が盛りと風に揺れている。
水仙の英字学名は、ギリシャ神話の美少年ナルシサスに由来する。泉に映った自分の姿に恋をし毎日見続けていたらいつの間にか1本の花になったという。花言葉がうぬぼれや自己愛と言うそうだがなんとなく納得する。
水仙は寒さに強く、肥沃でない畑や鉢でも良く育つ。花が終わると球根が出来、植替え無くても次のシーズンには咲いてくれる。手がかからない花の1つだった。
「水仙の球根はそのままにして咲かすと球根が地表へ近づき花が弱ります。3年に1度くらいは植替えておやりなさい」、近所のお年寄りが花畑を見てそう言われた。水仙は何年も植替えしていない。花が小振りにになっていた。それからは素直に植替えをした。今は鉢植えなので毎年行っている。
水仙はラッパ、口紅、八重などの種類がありその色は白色や黄色がある。梅から桜までの間を清楚な水仙は香りとともに楽しませてくれる。
(写真:上関上盛山の展望台と水仙)