近くの小学校の外周の桜が開花し、ちょうど見ごろになった。このまま入学式まで持ってくれと願いたいが、すこし無理な願いかもしれない。転任の先生とのお別れ会は終わったようで、児童らは新しい担任はどんな先生だろうかと、思いを巡らしていることだろう。クラス替えでもあればさらに描く内容が膨らむ新年度を迎える。
年度末、官公庁や多くの企業では明日からそれぞれの年度替わり新年度とか今年度とかに呼称が変わる。3交替勤務の頃は年度区切は仕事をするうえでは特に節目とは思わなかった。交替勤務から新しい常勤職場に移って8カ月後に年度代わりがやって来た。仕事の内容は継続しているが、ひと区切りをつけた内容で新しく始める、年度とはそうなのかと知った。
例年なら歓送迎会や慰労会などで街は賑わうところだが、コロナ感染拡大防止のためには大自粛が求められており、早い帰宅を促している。直接のコロナ担当部署ではないのかもしれないが、感染防止策のすべてを完全無視し宴会を開いた厚労省の官僚ら、現下の状況から会を止めさせる人は一人もいなかったとしたら救いようの無い職場だと思う。もし声を無視して開いていたのならば同じことだ。
それはさておき、コロナ感染は第4波に向かっているような報道が多い。魚のマンボウには大変失礼な「まん坊」適用が決まりそうだ。これまでの対策で効果がなかった原因を、先入観を持たず議論し感染対策を見直し、新しい対策を決め、それを新年度の第一歩として新入生へのお祝いとして欲しい。