
1月が終わる。「1月はいぬる、2月はにげる、3月はさる」と年の初めの忙しさや慌しさを言い表す。忙しく過ごしたのは「元気だから、健康だから」と言い聞かせている。2月、同好会の大きな行事などもあり中ほどまでは何かと出歩く予定が入っている。
明日は重要な日になる。世論調査では7割以上の人が良くない政策と評価する「定額給付金」の給付対象を定める日だ。この日、住民登録されていなければ対象にならない。2月2日生まれの人も同じという。法の定めとはいえ気の毒な結論だ。
政治も経済も明るさを見出せない混迷が続く。これを救い出す良い意味での「鬼のような人」が現れて欲しい。鬼のような人とは「非常に勇猛で、あることに精魂を傾ける」そんな頼りになるリーダーを想像する。
節分の豆についていた鬼の面を眺めながら、力強く識見の備わったリーダーの顔が思い浮ばないか考えていたら、どこからか「鬼が笑う」と言う声が聞こえ我に返った。
(写真:子ども鬼はどうして泣き顔なのだろう)