今年も半年過ぎた。忘れることの出来ない東日本大地震とそれによる大津波による被害。それらが原因となった東電の福島原発第一発電所の事故。その収束は定かでなく全国へ避難されている。地震津波の被災者もこれからの生活の糧の決まらない人が多い。
そんな中でも自然は容赦なく季節のかわりを繰り返す。明日から東電、東北電力管内の電気の大口需要家には15%の節電が義務付けられる。企業などは業界ごと、あるはそれぞれが節電への工夫をされている。出来ないところは自家発電を新たに導入したとこもある。
これには罰則もある。100万円と報道される。節電は1時間単位でそれが守られたか否かで決まるそうだ。つまり、1日に5時間使用料がオーバーしたら500万円の罰金になるという。これでは大口需要家は一計を図るしかない。
惣菜コーナーの揚げ物が人気という。家庭でこれを調理すると省エネに逆行する、というのが答えのようだ。主婦の一人は「手抜きではありません」と嬉しそうだった。節電用レシピは出ていないのだろうか。昼間は公共施設ですごす人も多いとか。
パソコンも節電を、遠くから近くからさかんに呼びかけられる。使用中のPCは一応省エネ対応になっているが、画面を気持ちだけ暗くした。長期間換算すれば多少の効果はあるだろう。
(写真:陶芸教室の昼食は省エネならぬ省カロリー、と自己診断)