日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

パソコンも節電

2011年06月30日 | 生活・ニュース
           

今年も半年過ぎた。忘れることの出来ない東日本大地震とそれによる大津波による被害。それらが原因となった東電の福島原発第一発電所の事故。その収束は定かでなく全国へ避難されている。地震津波の被災者もこれからの生活の糧の決まらない人が多い。

そんな中でも自然は容赦なく季節のかわりを繰り返す。明日から東電、東北電力管内の電気の大口需要家には15%の節電が義務付けられる。企業などは業界ごと、あるはそれぞれが節電への工夫をされている。出来ないところは自家発電を新たに導入したとこもある。

これには罰則もある。100万円と報道される。節電は1時間単位でそれが守られたか否かで決まるそうだ。つまり、1日に5時間使用料がオーバーしたら500万円の罰金になるという。これでは大口需要家は一計を図るしかない。

惣菜コーナーの揚げ物が人気という。家庭でこれを調理すると省エネに逆行する、というのが答えのようだ。主婦の一人は「手抜きではありません」と嬉しそうだった。節電用レシピは出ていないのだろうか。昼間は公共施設ですごす人も多いとか。

パソコンも節電を、遠くから近くからさかんに呼びかけられる。使用中のPCは一応省エネ対応になっているが、画面を気持ちだけ暗くした。長期間換算すれば多少の効果はあるだろう。

(写真:陶芸教室の昼食は省エネならぬ省カロリー、と自己診断)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パソコンで楽しむ

2011年06月29日 | 生活・ニュース
           

月刊誌「ラジオ深夜便」7月号で「高齢社会を楽しむ 高齢者にこそパソコンを」という対談が載っている。内容は「パソコンを使って高齢者同士楽しくおしゃべりする」について話されている。

会を立ち上げる苦労やパソコンを手にれる工夫なども面白い話が明るく語られている。リース終了のパソコンを手にれた時「OSがついていない。動かすためには必要」だが高価。そこで思いついた内容に驚いた。

「パソコンを楽しみにいているおじいちゃん、おばちゃんが、これで元気に生きていきます。ついてはOSをください」と製造元のマイクロソフトへお願いした。。アメリカの企業は社会貢献に積極的な風土があり、すぐに無償提供してもらえた。若いサポーターが設定に巡回した。

この会のHPは「コンピューターおばあちゃんの会」という。会員は多士済々と見え、明るさと元気、気楽な交流がうかがえる。写真にパソコン画、創作小説も載っている。高齢者とパソコン、所属しているパソコンの会でも同じ、楽しむことから入っていく。ときどき訪問して元気をもらおう。

(写真:パソコンでの交流からこんな穏やかな顔になれるかも)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天然のエコ

2011年06月28日 | この木
           

「葉や材の精油から樟脳がとれる 病害虫に強く長寿 常緑大高木」。これは吉香公園ある巨大なクスノキに取り付けられた説明。樹齢や高さなどが分かるとさらに親しみがわくかもしれない。

その説明にクスノキとして「樟」の字が並んでいる。クスノキは「楠」と思いこんでいたのに書かれていない。辞書を開くと両方がただしいようだ。高さは20メートル以上にもなるとある。

樟脳といえば我が家では和洋の箪笥に入っている。防虫防臭に効果のあることは子どものころから知っていた、というか見覚えに残っている。あのにおいはそんな効果を感じさせる。その微妙な成分がこれほどの巨木から得られるとは意外で驚きだった。

5月から6月にかけて、白く淡い黄緑色の小さな花が咲き、10月から11月にかけて、直径7~8ミリ程度の青緑色で球形の果実が紫黒色に熟すという。鳥が食べて種子散布に与るが、人間の食用には適さない。次のシーズンから気をつけて見てみよう。

このクスノキの下から眺める大噴水は涼をくれる。しぶきは心地よい。以前はベンチがあったが、先日は気付かなかった。このクスノキの陰は天然のエコが満ちている。

(写真:堂々とした姿に威厳を感じる)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冷蔵庫のカーテン

2011年06月27日 | 生活・ニュース
           

夏場の節電やエコが求められて長い、何年になるだろう。今年は福島第一原発事故にからみ、これまで以上の強いキャンペーンが行われている。善良な一市民として取り組めるものはないかと考えるが、年金生活では高価な電気製品を買い替えるわけにはいかない。

そんなとき電気量販店の広告で見つけたのは積立ポイントでも買えそうな「冷蔵庫カーテン」。出かけたついでに立ち寄った。偶然かもしれないが思いのほかたくさんの人が品定め中。だれの思いも同じか。サイズは我が家のそれに同じ。ポイントで支払った。知人は嫁いだ娘用も買ったという。

「扉の開閉時に冷気を逃がしません」「庫内の温度上昇を防いで電気代節約」というのがこの製品の売り言葉。夏場、冷蔵庫の扉を開けると、中の冷気を引き出すことはよく知っている。その冷気の気持ちよさもこれまたよく知っている。

使用方法どおり少し細工し取り付けた、いや張り付けた。扉を開けたとき庫内の冷気を引き出しは少し押さえられたかな、そんな感じはする。本当の効果のほどは電気料金が教えてくれるまでは定かではない。

梅雨も明けないのに最高気温が39度を超え、これまでの記録を更新したという。節電とエコ、どこまで達成できるのだろうか。震災被災者のことを思うとこれまで以上の気配りをした越夏をしようと思う。

(写真:冷蔵庫カーテンの取り付け説明)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然はそのままに

2011年06月26日 | 地域
           

世界でも貴重な固有の動植物が生息する「小笠原諸島」について、ユネスコの世界遺産委員会は、6月24日、世界遺産に登録することを決めた」。これで日本国内の世界遺産は合わせて15件、自然遺産としては4件目となった。関係者のご苦労が実り歓迎と喜びの声が聞かれた。

喜びに続きに「これからの自然保護、保全」という大きな課題を背負うことになる。関係者には新しい苦労が課せられる。自然派の知人が「残すべき自然は多くの人に知られない方がいい。人の足が入るとそこは必ず変わる」と話してくれたことを思い出す。観光客誘致と自然保護、両立させる英知を期待したい。

そんな大それたことではないが、公園の片隅でみた盗掘。盗掘といえばオーバーだが、根こそぎ盗み去った跡を見つけた。スコップを使ったのだろう、周囲には根についた土を落とした様子もない。見事な盗り方だ。

たかがひと株、と思うかも知れないが、公園にあるものを持ち帰ることは金額の多少ではない。手慣れた盗り方から子どものらの遊びではない。世界遺産となった自然を残し守るのも、小さな公園の草木を育てるのも、そこに差はない。

掘り盗られた大きな穴を埋めるものは、新しい土を運んでくるしかない。その土がその地になじむには長い年月がかかる。小さな自然でも残していこう。

(写真:何かを持ち去ったあとの穴)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いい育ち

2011年06月25日 | 生活・ニュース
           

我が家のプランタン菜園にはミニトマト1本、トマト1本、ピーマン2本、青紫蘇1本が日ざしを浴びている。実がなるのか、という心配は花が咲くと消え、いつ穫れるに変わる。汗をかく農作業をしないのに欲だけは一人前ということだ。ネギは自家用分だけはまかなっている。

それでもミニトマトが倒れないように支柱を立て、それに結わえる。青紫蘇には虫がついていないかと葉裏もチェックする。ピーマンにも支柱を立て倒れないようにした。貰った脇芽を挿したトマトも背丈が伸び葉も大きく育っている。見かけは良さそうに思う。

収穫といううにはほど遠いが初めて挑戦したミニトマトが穫れ始めた。いい色をしている。苗を買うとき「よく生るピーマン」と薦められたそれに偽りはなく、いい結果が出ている。夏に欠かせない青紫蘇は虫からの被害も今のところ少なく、食を飾ってくれている。味はどれも申し分ない。

「畑の肥しは作る人の足音」と農業大好きな知人は聞かせてくれた。手間暇かけることがいい結果になるということだろう。そんな作り方の露ほども真似をしないプランタン菜園、でも作物をとりいれるということは嬉しいものだ。

緑濃いピーマンを手にすると、スーパーで選ぶときの手触りより美味そうに感じる。少量の化成肥料を与えただけなのに、その素直な育ちはわが身を越えいることを知る。水だけはからさないように、朝夕のルーティンに気を引き締める。

(写真:色つやともにいい今日の収穫)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011年06月24日 | 生活・ニュース
           

梅雨前線を北へ押し上げた太平洋高気圧の影響で、関東以西の各地の「暑い」さをニュースで見る。午前中、その暑さをじっくり全身に受けた。残っていた庭木の伸びた小枝などを切り落とした。剪定となどという文字は使えない仕上がり。それでもうっとうしかった周辺がサッパリとした。風通しがよく木も喜んでいるだろう。

暑さしのぎのインタビューについて、笑いながら「節電のため公共施設で過ごします」という主婦の答えがあった。トータルでは節電に協力したことになるのかもしれない。図書館や公民館など近くにはそんな施設がいくつかある。

一方で、北上した梅雨前線は震災で難儀をしている各地に大雨を降らせた。洪水による各種の被害や孤立など、二重三重の自然災害に見舞われた。震災前の何倍にも広がったというゼロメートル地域、その苦労を偲ぶしか方法がない。

真夏日の公園には人影もまばら。あるいているのは観光で見えた人たち。ソフトクリームと汗ふきか日傘を持った手で散策中。木陰に立ちずむ人も多い。吉香公園には大小いくつかの噴水がある。風に流されてくる水しぶきが心地よい。一服の涼を感じる。でもそれはほんのひと時。風は気ままに吹いているから。梅雨明けはまだだが、これからが暑さの本番へ向かう。気を引き締めていこう。

(写真:公園で涼を感じる場所から大噴水を見る)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大きく育て

2011年06月23日 | 自然 季節
           

「あそこへ行けば見れる」何度か教えられたり撮られたのを見たりで知っていたが、初めて足を運んだ。場所は紅葉谷公園六角亭そばの池。かなりの数の白い塊が水面から1メートルくらいのところに下がっている。

正体は「モリアオガエルの卵」。泡の表面は乾燥した紙のように見える。どうしたのか少し汚れている。形はふくらんだもの少し細長くなったものもある。役目を終えたのか薄い発砲スチロール状のような姿になった巣がいくつか水面に浮いている。ちょっと哀愁を帯びた漂いに見える。

池の中には大きささまざまのオタマジャクシが遊んでいる。白い房の中でオタマジャクシになって池に落ちてくることを映像を見て知っている。木の上で飼えたオタマジャクシの天敵は水中の生き物。いたいた、赤い腹をしたイモリ。下半身を左右に振りながら水底を歩いている。イモリは餌に不足することはなさそうだ。

モリアオガエルは産卵の時期だけ池や沼に現れ、それ以外はひそっりと木立の中で生活する生き物という。国や県の天然記念物に指定されているとこもあるそうだ。この池のそれはどうなのだろう。オタマジャクシの生まれ落ちるところを見たかったがそれはかなわなかった。初めて足をはこんでそれは贅沢というものだ。

(写真:この卵から幾匹が生まれ出るのだろうか)
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ありがたい

2011年06月22日 | 生活・ニュース
           

なんでもない風景を見ながら、散歩の途中で出会った人と立ち話。
川を見ながら雨は足りたなど世間話。

親戚の若い者が原発で避難しているが心配で、と突然変わった。
出会った人は「避難でなくこちらへ疎開してこい」とすすめた。
若い者には疎開がすぐに通じなかった、
犬の頭をなぜながら話す。

がんばれ、と応援するが、
においも色も形もない恐怖にされされて人に、
がんばれ、がどう響くのだろうか、
犬の頭をなぜる人をみながら思った。

川沿いの普通の風景を見れることを
ありがたい、としみじみ思った。

(写真:思い方で変わる風景)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美しく咲くため

2011年06月21日 | 自然 季節
           

低い雨雲がパラパラと撒くような大粒の雨を大きな音と一緒に降らせる。2、3日続く雨に少し日ざしが欲しい。そう口にだしてもかなうものではない。うす暮れかけた道べの白いユリは黙って雨を受けている。

いや、よく見ると雨に抵抗している。雨をしのいでいる。漏斗状に開いた花は横向きで雨を避けている。先が開きかけたつぼみは下向きで雨を流し落としている。つぼみは上を向いているが花びらを硬く円錐状に閉めて雨を防いでいる。

これは、雨を自らの中へ入れぬように自らが守り、そして美しく綺麗に咲こうとする花の知恵なのかと気付く。いや私の発見かもしれない。そう思うと花についている雨滴のそれぞれは知ってか知らぬか、花の白さを引き立てている。これは自然の生業だろうかと、また感心する。

人は教えられたり学習したりで身を守る術を備えてきた。いや、花のようにまだ自分で気付かぬものを持っているのかもしれない。それに気づいていないだけかもしれない。そんなひとつに「絆」が思い浮かぶ。それを強く教えてくれたのが東日本大震災だった。古い言葉のように感じるが、受け継がれてきた人の知恵を教えられる。

(写真:雨滴の輝きもなかなかのものだった)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする