毎月第2日曜日に仲間と農園作業をする。市街地から車で30分ほどの盆地にある広い休耕地の一部を借りている。山里なので約100坪ほどに農獣よけの柵を張り、季節の物を植えている。高齢の約10人ほどが、リーダーの指示にあわせ刈ったり耕したり植えたりする。耕運機をうまく操作する人もおり助かっている。
コロナ禍では作業中止のこともあったが、ほぼ予定通り車で集合する。広い休耕地に6、7台の乗用車が並ぶと一見したところ農作業には見えず、BBQでも始まるかと間違いそうだ。リーダーの車には苗や肥料などが積まれている。女性参加者手作りの昼食も乗せられている。だいたい作業1時間半ほどで昼食になる。
重箱や大型のタッパーなどに詰められた品々、中には手間暇かかったものもある。写真はある日の小分けされた一人前、食べ終われば余分を追加も可能。この日は初夏のような暑さ、冷たいそうめんが別に持ち込まれていた。家の昼食ではこれだけの品数と量を食べきれないが、農作業の後という環境が食を進ませる。
もう一つ食の進む訳、それは昼食を取りながらの会話。政治・経済・社会・地域・スポーツ等など豊富な話題と多彩な考えなどを聞き入るからと思っている。農園作業開始から13年くらいになる、野菜の収穫もだがこうした知の収穫も得れる。準備されているコーヒーにフルーツや菓子などを頂いて解散になる。贅沢な農作業、長く参加できるよう健康管理に気を付けている。
(今日の575) 鍬にかま月に1度の労働日