国際化が進み諸外国との各分野において交流が盛んになり外国語が入る。その結果として日々の情報の多くにカタカナ語が入り込んでくる。外国語に疎い私には氾濫という感じがする。といってこれを不必要と避けるのでなく上手くつきあわなければならないことはよく分かっている。ということでカタカナ辞典を持っている。
カタカナ語にすると字数が多くなることが多い。短い文章には漢字で表せればそれが一番いいと思う。最近SNSでそんな事例が載っていた。アジェンダは予定、イノベーションは革新、カンファレンスは会議、プライオリティは優先順位、コンセンサスは合意、エビデンスは証拠、インパウンドは外国の観光客など。
そんなカタカナ語の一つにハロウィーン。手元の「カタカナ語辞典」では「10月31日。ローマカトリックの万聖節の前夜祭。悪霊を追い払う日とされ、子どもたちはカボチャでちょうちんを作ったり、お化けの仮装をして練り歩く」とある。万聖節は「諸聖人の祝日。キリスト教で諸聖人を記念するため毎年11月1日に行う祝祭」、これは広辞苑から。この様に知らないこと、特にカタカナの記述では間違いを起こさないためできるだけ辞書で確認しながら使っている。
そのハロウィーン、先日の東京での大混乱は本来の意味からは理解できない。今夜が本番で警戒態勢が夕方のニュースで報じられている。先日の混乱は「若者のエネルーギーの発散」というコメンテーターがいた。地域に対してあれだけの迷惑行為を、若者の発散で片付ける解説者にはその資格なしと思った。さて、今夜は混乱や騒動を起こさないで楽しんで欲しい。