日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

さあ夏休み

2020年07月31日 | 社会 政治

 例年なら夏休みが10日余り過ぎているはずだが、新型コロナウイルス感染防止で夏休みが遅れている。近くの小学校は明日から夏休みに入る。期間は23日まで3週間余り短い。今朝の児童らの登校風景、久しぶり振りどの子も傘を持たない登校と明日から夏休みが重なって嬉しそうに見える。長かった梅雨は昨日で終わった。

 終業式後の児童へのインタビューで「ばあちゃんの家に行きたいが、コロナで行けない。市内の遊び場で楽しむ」とマスク越しに応える。日に日に更新されるコロナ新規感染者の数を思えば児童の「かからない、うつさない」姿勢を、都市部の人は見習ってほしい。具体的な策を示さず「コロナは広げるな、うつされるな、でもしっかり経済のために移動を」、私には矛盾していると思う。

 もう一人のインタビューは女子児童「水泳が出来ないのが悔しい」と答えた。学校プールでの水泳授業も今年はなく夏と水、夏休みと水泳、この関係が切れたという記憶は無い、初めてだ。異常な夏休みになったが、この経験をこれから先で出会うだろう困難に対するとき、きっと役立つと思う。

 夏といってのんびり過ごしてほしくないのは国会議員の皆さん。全部ではないが、最近は議場や委員会で議事とは無関係の読書、スマホやタブレット操作に夢中になっている姿がニュースになっている。マスコミも見るに見かねて報道したのだろう。猛暑の夏という予報、秘書に任せて避暑などせずに自らの足でその任を全うしてほしい。
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どうしてだろう

2020年07月30日 | 生活・ニュース

 とっくに咲くその時期は過ぎているのに広い菖蒲園に花が残っている。花、といえば気の毒な姿に変わっているが、よく見るとほかの花ではない。紫、白、黄など数本が長生きしている。どうして今まで咲き伸びれたのだろう。長い梅雨のせいか、いや、居心地のいいことがあったのかもしれない。梅雨が明けた、暑さにいつまで耐えるだろうか。

 大阪の吉村知事「科学的根拠はないが、会食や飲み会は5人以下で」とコロナ感染防止策の一つとして訴えた。コメンテーターの多くは評価している。クラスターとして指摘される箇所での感染を抑えるための知事のアイディア、対策の具体的な目標をどうしても示さない国のやり方よりわかりやすい。コロナについてはどうしてだろうと思うことがいくつも浮かぶ。

 コロナの診療をすればするほど経営は苦しくなる、このままでは医療体制が破綻する、一般診療に支障が起きる、現状解析の対策でなく現状から先を見越した対策が必要、従事者の苦労など含めて切実な声は緊急事態宣言のころから続いている。どうして切実な同じ内容の声がいつまでも流れるのだろう。国は第一線の医療従事者の声に対してどうして対策を打たないのだろう。

 県境越えの自由移動OK、Go Toトラベルで自由に旅行を、結果として感染者増。これはアクセルとブレーキ、冷房と暖房など厳しい声がある。こうした施策が必要なら国はその説明を分かるようにどうしてしないのだろう。そいうところが、どうしても分からない。よく聞いていると感染防止の責任は個人の責任に帰す、どうしてだろう。
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夏近しされど

2020年07月29日 | 地域

 今朝も、最近復活した猛烈な悪臭がするノラ猫の置き土産、こんもりとした盛り土の箇所はないかと、ポリ袋と移植ごてをもって狭庭を歩いた。ないことにほっとしたとき、目の高さで飛んできたアブラセミがクロガネモチの幹にとまった。ちょうど私の目の位置と同じ高さ、今年初めてのセミが撮れ、やっと夏の訪れを思わせた。

 南九州は梅雨明けが宣言された。次は山口県を含む北九州の梅雨明けが順番というものだが、明日にかけ北九州には100㍉の降雨予報が出ている。この雨が過ぎると週間天気予報では太陽のマークが顔を見せてくれそうだ。それにしても長い梅雨にだった。本州の北では「五月雨をあつめて早し最上川」が末期の豪雨により暴れ、氾濫している。

 梅雨が明ければ夏、今年はひと際暑い夏とか。近くの小学校の夏休みは3日後の8月1日から3週間、通常より短い休みをどう過ごすのだろう。コロナで不足した授業時間を宿題で補うなんてことは、あるかもしれない、学校の焦りもわからないでもない。祇園祭は中止、錦帯橋の花火大会は五輪関連で中止が決まっていたが、五輪延期でも開催なしとか。岩国出身で知県の三河に住む人が「流行りの無観客花火大会は」と提案してきた。

 春直前からのコロナ禍の収束しない中で本格的な夏になる。このところ新規のコロナ感染者が急増している。経済活動が活発化すれば感染が広がるという米国の先例がある。自粛と経済、Go Toと感染、国が責任を担う最適な対策と方針を国民に示してほしい。暑い夏を閉じこもりばかりでは子どもらが気の毒だ。
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エアロゾルの怖さ

2020年07月28日 | 生活・ニュース

 「大きな飛沫は落下するがエアロゾル(水分)は浮遊する」、コロナについてのTV特集でその実験映像が放送された。「人間の髪の毛は約0.1㍉、エアロゾルはその20分の1で5マイクロメートルほど、その一つのエアロゾルに約千個の新型コロナウイルスがいることもある」とし、会食時のエアゾロルの状態を微粒子可視化システムで撮影した映像で解説した。同席者に感染者がいれば間違いなく新規感染者になると思いながら見た。

 会食しないことが感染を防ぐことにはなるが、やむを得ない時はそれなりの対策が必要と改めて感じた。それは自分を守ることが人にうつさない確かな方法と思うから。しっかりした対策の店を選ぶことが大切だ。県ではこうした店の表示取得を薦めているが、周知はこれからのようだ。

 県内でも連日新規コロナウイルス感染者が出ている。行動履歴は公表されいるが、県境を接した隣県もこのところ感染者が急増している。今日、市内で4例目の新規感染者が出たが感染病指定医療機関に入院とのこと。行動履歴や濃厚接触者などの調査はこれからという。拡大しないことを願っている。

 我が家はソーシャルディスタンスの確保、手洗いの実行、マスクの着用、体調管理、蜜を避けるなど第一波での生活様式が続いている。電話で孫は状況を考えて帰省したいが我慢するという。我が家の感染防止策はこのくらいしかない。持病があるとコロナに感染すると重篤化しやすいという。飛沫を飛ばさない、それに近寄らない、身を守るために守ろう。
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梅雨前線北上か

2020年07月27日 | 自然 季節

 全国各地で7月1カ月分の雨量が一気に降った、こんな情報が珍しくなかった7月豪雨。その結果、九州をはじめ各地で河川の決壊や山崩れ、バックウオーターなどにより冠水をはじめとする被害が発生、亡くなられた方と行方不明合わせて90名近くになっている。被災地によってはボランティアの地域限定などもあり片づけに着手できない地域もあると報道される。行政の力が早く届くことを願っている。

 こうした豪雨をもたらした梅雨前線が日本の上空を覆っているが、今夕の天気予報が当たることを願っている。内容は、太平洋高気圧が張り出し、多量な湿気を含んだ前線を北側へ押し上げるという予報。その現象は西日本側から始まる。10日間天気予報では、西日本では後半になると雨マークが消えている。但し猛烈な暑さになるという。

 当地はレンコの産地として全国で5本の指に入る。その歴史は古く1811(文化8)年藩営として始まった。シャキシャキとし糸を引く粘りは郷土料理には欠かせない。そんなレンコン、水なしでは育たないが、このところの雨でたっぷり水をたたえたレンコン畑(蓮田)ですくすくと育っている。あと10日もすると盆の花として出荷される。

 子どものころのイメージでいえば、梅雨の雨は「静かに小止みなく降る」、そして梅雨の末期現象として大暴れする。最近は降るたびにかっての梅雨末期の様な豪雨となり水害を起こす。四季のある日本、梅雨前線もその貴重な一つではあるが暴れすぎる。地球温暖化もその原因の一つだが、協調性が欠如している世界の指導者にどう告げたらいいのだろうか。
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優しい砂時計

2020年07月26日 | 生活・ニュース

 ボスの腕時計の時刻と各自の腕時計の時刻を「誤差なし」と確認したのちに全員が出動するTVドラマがある。タイトルは「BG」。確かに、緊迫した状況を解消するために1秒の誤差も許されない場面、ドラマだからそこは上手く創られているが、時刻合わせが重要だったことを毎回見せる。私の日常生活では秒単位の生活は思いつかない。

 世界の時刻は、イギリスの経度0度にあるグリニッジ天文台での太陽時を基準として世界各国の標準時が決まっている、と何十年か前の授業で習ったことにしておこう。今の腕時計をはじめとする各種時計は電池交換も時刻合わせも必要なくなっている。ラジオの「ツツツティーン」という時報に合わせて時計の針を合わせる、そんな話を若い人にしたらどんな昔の話かと笑われそうだ。

 秒単位の正確さは求めなくていい時間測定は日常生活には色々ある。ある医院、赤外線治療の治療時間を砂時計で計る。器具のセットが終わると砂時計の上下の向きを変える。砂の落下する音は聞こえないが素直に落ち始め、ぼーっと見てると時のたつのを忘れるようだ。タイマーだと秒単位の刻む音が終わるとアラームが知らせる。

 「あなたのコンピュータの内蔵時計は0.1秒遅れています」と表示された。確かに標準時間より瞬きするくらい遅れている。とにかく確認したてからエンターキーを押すような私のパソコン操作では確定が0.1秒どころか1秒も2秒も遅れる。砂時計を眺めていると、同じ時間の長さなのに秒針にはない「急ぐな・焦るな」というゆったりした優しさを感じる。
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静かなプール寂しい

2020年07月25日 | エッセイサロン
2020年7月25日 中国新聞「広場 特集『コロナと学校』」掲載

 わが家は裏通りの小さなつじに接し、近くの小学校まで歩いて5分。朝、登校の児童らが3方向から来て合流し、表通りに向かう。ランドセルを背負い、水筒を肩に掛けた姿は変わらないが、マスク着用をみんな守っている。そのためかおしゃべりが少ない感じだ。
 毎年夏休みが近づくと、プールサイドから元気な歓声、バチャバチヤと水を打つ音、ホイッスルの音と指導員の大きな声、時にはなぜか分からないが大きな拍手や笑い声も聞こえ、夏の風物詩だと楽しんできた。
 ところが今年は、新型コロナウイルスによる臨時休校で不足した授業時間を確保するためか、学校のプールが静かだ。残念に思いながら、改めて子どもの声が地域に大きな潤いをもたらしていることを知った。
 各地で海水浴場の閉鎖が報じられる。運動会も遠足も見送りという。何とか子どもの楽しみを取り戻す方法はないのか、と感染の収束を願わずにはいられない。  
  
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進化した車の陰で

2020年07月24日 | 社会 政治

 片側複数車線、真っ白なセンターラインや区分線が引かれた車道を最新の車が走るCM、各メーカー似たようなパターンで新車の紹介がされる。自動化された車は、気持ちよく疾走する。そんな車、道端の伸びた雑草が路側帯の白線を隠し、センターラインは剥げて用をなさない地方道では、安全装置満載の車でも自動では走れないと冷ややかに見る。

 ふと、JAF8と9月の合併号に載っていた「車のある風景」というエッセイを思い出した。「悪夢」と題したその中の「コンピュータートラブルは厄介」「ECUが壊れたんですね」「なぜ壊れたか原因不明」そんな短い一節を思い出した。私の汎用車でも装置はあるが、それに全幅の信頼を寄せず五感をプラスして運転している。

 車の運転や装置にコンピューターが普通に使われ始めて、やむなく1級整備士の仕事を失った人を知っている。故障車のエンジンを駆け、ハンマーで各所点検すれは故障個所と大方の原因を判断できる整備士だった。コンピュータ化では疑わしい部分の部品をそっくり取り変えることが修理方式になり、なぜ故障したかの判断は不要となり職場におりづらくなった。

 CMで見る整備された道路を、世界に誇る技術の粋を集めた高速で走る車は必要だ。一方で高齢化・過疎化の進む地域では公共交通機関の利便性は下がりっぱなしだ。また、運転免許返納で通院や買い物など日々の生活に支障を来している。こうした地域で安全に走れる高齢者用の車開発も進めてほしい。そうすれば遠くに住む子どもたちも少しは安心できる。日本の若者の車離れが言われて久しい、車の活路は輸出頼みか。
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心配の種Go To

2020年07月23日 | 社会 政治

 新型コロナウイルス感染拡大がなければ、今日は海の日、明日はスポーツの日で「2020東京五輪」の開会式と国内はもとより世界中の目に耳が東京に集中するはずだった。世界中がコロナの感染で揺れ五輪がそっくり1年先送りとなった。関係者は1年先に向けて努力を約束されているが、報道各社の世論調査では中止が半数以上、7割くらい反対の意見がある。これは、国民がコロナに対する国の対策不十分を感じているからではなかろうか。

 感染者数が東京をはじめ都市部で過去最多の発生になっている。「検査数が増加したから感染者数も増加する」という公の見解に納得できない。非常事態宣言終了直後の感染率1%余りに対し現在は数倍の値になっている。発表された感染数の分析が年齢別、業種別、地域別など分析者・解説者によって異なり分かりにくい。

 東京都は感染者が300名を超えた。そんな速報が出たと同じころ、県の感染対策室発で「大都市で感染急増中!」という赤地白抜きの知らせが入った。訪問については慎重に検討をとあるが、大都市からの訪問も同じで、地方よりも高い意識を持って欲しい。そんな心配される環境下で詳細未確定の「Go Toトラベル」がスタートした。GWに比べると都市部からの移動は多いという。

 錦帯橋川原の駐車場には県外ナンバーが多い。錦帯橋や吉香公園で見かけた観光の人は、広い空間だからかもしれないがマスクの未着用を見かける、特に若い人に多く見かけた。地元の人はマスク着用をしている。県内でもここ数日感染者が発生、都市部でうつされているようだ。都は出かけるな、国は経済のために動け、判断の結果責任は個人に、どこにも指針がない。
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名勝・錦帯橋

2020年07月22日 | 生活・ニュース

 吉川藩2代目吉川広正が大川(錦川)に架けた橋は2年足らずで洪水により流失した。3代目吉川広嘉は「決して流されない橋を作る」と決意した。西湖遊覧志を見て「大川の中に島(橋脚)を設け猿橋のような橋を架ける」とし実行した。しかし完成の翌年流失した。原因は島周辺の敷石が剥がれたことと判明、剥がれないように施工した。弘嘉は叫んだ「流れた橋を拾うてまいれ、汚れを落として乾かし使用する」。2代目大橋(錦帯橋)は1674年蘇った。

 1922年3月、錦帯橋の上流と下流各60間が国の名勝に指定された。キジア台風で流失するまで276年間不落を誇った。3代目の錦帯橋はその2年後に完成、平成の架け替えで2004年に今の姿になった。日本三名橋の筆頭でありアーチ形の木材橋は世界的に知られている。

 こんな錦帯橋が全国放送で話題になった。ひとつは「へずまりゅう」という29歳の風変わりな男が錦帯橋を渡った。渡る状況は放映された。その後、県内でコロナを感染させ、また、県内で窃盗容疑で逮捕された。もう一つ、徒歩以外は入橋出来ない錦帯橋へ400㏄のバイクで乗り入れた。それが市民だと知って驚きが倍増した。これも繰り返し橋上を走るバイクの姿が放映された。
 
 初代錦帯橋から350年余、あの篤姫も所望して渡ったという錦帯橋は長さ193.3㍍、幅5㍍、橋台の高さ6.64㍍、橋の高さは3橋の中央で13.03㍍という。最近の報道を見ると、観光のための錦帯橋、観光のための錦帯橋界隈、観光のため錦帯橋の世界遺産申請運動、その後に文化財を守る話がついている。順序を入れ替えないと史跡を後世に伝えるという大事がおろそかにならないだろうか。
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