日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ぜひ延伸を

2016年10月31日 | ウオーキング 散歩

 新愛宕橋下からJR岩徳線鉄橋下までおよそ1㌔、巾2㍍あまりの遊歩道がある。コンクリート舗装で車道とは分離帯で区分されている。上流へ向かって左は錦川、錦帯橋はおよそ2㌔上流にある。川と遊歩道の間には中州があり野鳥を撮る写真家も多い。秋にはススキも茂るが雑草に雑木も繁茂している。

 この遊歩道の工事が始まったころ、ずいぶんと古い話になるが「錦帯橋まで続く」と聞き大いに期待していたが、岩徳線鉄橋下側で止まったままになっている。音頭をとる人がいなくなったのか、必要性が無くなったというのか、役人口くせの「お金がありません」なのか、伸びない理由はわからないが、何とかならないかと歩きながら思う。

 新愛宕橋から鉄橋まで、上流に向かって進むと左は中州、四季の移ろい野鳥の鳴き声になごむ。右は河川敷広場、車の心配なしに土の上のジョギングが出来る。その上流隣りは市内で最も古い自動車学校、私も50年前にここで免許を取得した。鉄橋の上流から臥龍橋まで対岸の桜は一見の価値あり、それが終わるとアユ掛けが見られる。臥竜橋下をくぐると錦帯橋へ至る。ここからは遊歩道がある。

 この間約2㌔、錦川の清流を眺めながら錦帯橋まで歩ける。時には河川の増水で冠水もするがそれはそれで自然を味わう題材になる。高齢者の健康管理がさけばれ、運動する人にはポイントを付与する、そんな話が国会でされている。ここの遊歩道で見かけるのは高齢者ばかり。2級河川なので県の管轄だろうが、市も一肌脱いで援助してほしい、秋深まる上空の爆音を聞きながら思う。
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全盛期への序章

2016年10月30日 | 地域

 プロ野球日本シリーズ2016、広島東洋カープは北の地で思いもしない逆転されての3連敗を喫した。昨日、逆転日本一を期待する観客3万693人がマツダスタジアムにかけつけた。同点でむかえた8回、まさかの大量失点で2勝4敗となり、日本一を逃した。パリーグで11.5ゲーム差を跳ね返した日本ハムが10年ぶりのプロ野球の頂点に立った。

 試合の采配は監督であり素人が口を挟むことではないが、TV観覧席からの感想はある。外角低めの球にバットを出し空振りや三振を何度も喫している。大事な場面でも見られた。打者として打てる、当たると思うからだろうが、度重なると首を傾げたくなる。もう一つ、選手育成方法を評価される広島で石原捕手の代打が出せない、捕手をそだててほしい。

 地元紙は記事も掲載広告も真赤な紙面、折り込み広告も「カープ感動ありがとう」と赤い大きな文字が来店を促している。日本一になれなかったがこの1年、野球評論家40人余りのセリーグ順位予想で広島優勝は達川と藪の2人、そう、カープは予想されなかった結果を残し、地元に大きな感動を与えてくれた。小窪選手会長が「選手に一体感 フアンとともに戦った」と語る。今年はこれに尽きる。

 采配、監督、選手それぞれが顧みることは専門家によって提言されるだろう。フアン的にはカープ全盛期への足がかりができた、悔しさの顔の奥にそう呼びかけたい。来月初め優勝パレードが行われる。フアンに胸を張って応えてほしい、来季の日本一を目指して。1年本当にありがとう。
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独りごと

2016年10月29日 | 地域

 私はソフトボールです。自己紹介ですが野球のボールより少し大き目で柔らかいボールです。先日、子どもらが練習後の回収で見落とされ、ここ広い河川敷の運動公園で数日の間、誰からも目にしてもらえなかった。秋らしい日和の昼下がり、たまに散歩に来る人が見つけ撮ってくれた。しかし、持ち帰るのではなくネットのそばへ置き換え遊歩道に向かいました。

 2020東京五輪で、日本のメダル獲得が期待される野球とソフトボールが正式種目となりフアンからは喜ばれている。軟式野球やソフトをする子どもらの練習でこれまで以上に走攻守の基本をしっかり教えられている。子どもらの返答の声も大きくなり気合を感じる。ひょっとしてこの広場から五輪選手が、いや東京大会には年齢未達でその4年後なら可能だろう。ソフトに女の子の姿がない。

 河川敷の午前中、グランドゴルフ練習日には高齢者の元気な声が途切れない。個人で練習する人も多い。平日の午後は、小さな子どもを連れたお母さん、子どもを思い切り土と遊ばせる。自分は木陰でその様子を眺めたり撮ったりしている。車の往来を心配しなくて済むのがいい。子どもを見ていると、忘れ置かれたことが少し薄れる。

 ソフトといえば広島県出身の岡本綾子を思い出す。野球部に入れずソフト部に入る。就職後国体優勝の褒美でハワイ旅行、ここでゴルフに出会い「ゴルフなら米国に行ける」と転身した。そんな岡本の剛速球を見た人が市内にも多い。岡本綾子の出発点はソフトボール、40年以上前の話だがこめ広場からヒーロー誕生、長くなり始めた影を見ながら独り夢を追う。
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20年超えた

2016年10月28日 | 生活・ニュース

 朝食のとき「お父さんの年を20年超えたんですね」と妻が話す。父とは誕生月日が同じでその日が今日、私は76歳になる。父が56歳の現役で亡くなって今年は50年、昨年50回忌の法要を済ませた。1964年東京五輪の年に新築したが、わずか2年あまりの居住しかかなわなかった父。急逝だったのでいろいろ心残りはあっただろうが、病院のベットで「お母さんを頼む」という最期のひと言はしっかり受け止め、尽くしてきたと思う。

 父の亡き後、結婚、子どもの誕生、弟妹の結婚で親代わり、母を看病しそして看取り、弟に姉妹、叔父叔母らの親元としてのつとめなど等、妻と一緒に努めた20年間は苦労もあったが今は思い出になっている。そのころ見かけの齢を随分多く言われ「苦労していますから」と半分本音で紛らわしたこともあった。

 息子の大学入学以降は夫婦二人暮らし。卒業し就職後は関東・関西地区勤務は結婚後も続き、孫はすっかり京都の人らしくなっている。息子家族を見ていると、時代や社会の変化に地方に住む高齢者の一人としては、ややもすると置いて行かれそうになる。いや、遅れていることは折々に認識するが、元気に過ごすことを子どもは喜ぶと思い気負うことなく日々を過ごしている。

 幸い適度な外出や同好会など閉じこもることもなく、この5年間大きな患いもなく過ごした。今は、孫が来春の大学入試準備で頑張っている。その成果が出て桜の下で笑えることを願っている。ブログを書き、短いエッセイなどを投稿しその掲載を待つ、思えば贅沢な日々かもしれないと感謝する。さて、今日の投稿は載るだろうか。
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雲の展覧会

2016年10月27日 | 自然 季節

 秋の空は変わりやすいことから「女心と秋の空」という。女心は変わりやすく、男性に対する愛情だけでなく感情の起伏が激しいことや移り気なことをいう。「男心と秋の空」、女を男に変えると、女性に対する愛情の変わりやすいことをいう。これは私見でなくある文章の一節をお借りしたことを断っておく。

 秋の「あき」はどこから来たのか。秋の空は澄んだ青空になり陰りがなく「明らか」なことから「あき」になったという。そんな秋空なのに、変わりやすい秋の空とは首をかしげたくなる。そんな空だからか「秋は雲の展覧会」と表現した気象予報士がいる。秋の雲は種類が多く、また、あっという間に姿が変わる。風と雲が一体となって青いキャンバスに描いたのだろう。そう思って眺めると自然の風な面白さを感じる。

 先日、気持ち良い秋晴れの日のこと。刷毛で青いキャンバスに描いた数筋の白い雲の帯を見つけた。ブログのネタになるかと建物の屋根や遠くの山の端を入れて遠近や高さを出そうとして何枚か撮った。パソコンに取り込んでみると、最後の1枚に、コメ粒ほどの光る物体が航跡雲を引いている姿が写っている。雲筋に掛かってはいるが寸足らず、日の目を見せないことにした。対象をよく観察してシャッターを押せという、逃げた魚は大きい。

 予報外れの秋晴れの日和。形の異なった雲が青いキャンバスを背景に浮かぶ。地上では強風注意報発令下、上空はいつにもまして風は強いのだろう、雲の変形が早く急ぐように流れる。そんな中、薄い雲ほど流れが速いいためか元気そうに見える。空は展覧会と運動会を共催中のようで、見ていて飽きない。
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虫の声

2016年10月26日 | 陶芸

 草むらで競い合うように鳴く虫の鳴き声を聞き分けることはできない。これを教えてくれるのは童謡の「虫の声」。松虫は「ちんちろちんちろちんちろりん」、鈴虫は「りんりんりんりんりいーんりん」、きりぎりすは「きりきりきりきり」、くつわ虫は「がちゃがちゃがちゃがちゃ」、馬おいは「ちょんちょんちょんちょんすいっちょん」という具合に鳴く。

 鳴き声は聞こえるが鳴く姿はお目に掛かれない。鳴いている草原、といえば聞こえはいいが我が家の近くのそれは雑草が茂っている中で鳴いている。こうした茂みの中に入るにはそれなりに虫やヘビよけなどの防備がいる。地面が湿っているとマムシに出会うこともあるから気を付けよう。

 月2回、高齢者ばかりが陶芸でお世話になる由宇町のふれあいパーク、銭壷山の海抜500㍍の場所にある。瀬戸内海は眼下によく晴れると四国の山並みも見える好位置にある。麓の国道とは気温が3度あまり低く、紅葉も少し早め、今月中旬の教室の日、周りの木々は紅葉が始まっており、創作の秋ですよ、と呼びかけている。

 ここの受け付け前に、竹トンボやがりがり棒など何種類かの竹細製品が並んでいる。これは陶芸メンバーの竹細工趣味の先輩手作りの品々。その中の圧巻は秋の夜を楽しませる虫、今にも飛び出し鳴きだしそうに作られていていつも感心する。施設は老若男女の利用するところで次第に数が減る。先輩は作陶で施設に行くたびにこれらを補充され施設関係者は喜ばれる。鳴き声を録音したエンドレステープでも忍ばせておくと皆さんもっと驚くかも、聞こえてくる虫の声を聴きながら思う。
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耐久1年

2016年10月25日 | 生活・ニュース
 

 最近の図書カード、以前にはなかった有効期限が印字され、何枚かある手元のそれは2030年12月31日とある。期限、特に食品については監視の目が厳しく、期限切れ前には撤去やバーゲンなどで消費者からの指摘を避けている。電気製品等は保証書が発行されるなど各種の製品に名称こそ違え何らかの保証がされる世の中になっている。

 新築から20年以上、家の保証は切れたが、毎年欠かさず床のワックスがけをしている。なんとなく輝きが戻り、新しくはないがなんとなく部屋の雰囲気がよくなるから大事なメンテになると思いながら掛ける。ワックス掛けは、手拭きで均一に塗るだけでいい。以前はワックスを塗り終わっての処理に難題が多かったが、今は難しい操作はなくなりワックスの進歩を実感する。

 ワックスがけは毎年秋の恒例家事にしているが、今年は天候不順で延び延びになり気になっていた。先日、カーテンを開けて秋らしい空に促されて「今日ワックス掛け」と作業に掛かる。20年以上も続く家事だが、家具の移動がワックスの進化と逆になり「よいしょ」と足腰と足元に注意しながら夫婦共同で場所変えをする。隅っこの埃も合わせて除く効能もある。

 ワックス容器に使用期限の記入は見当たらないが大きく色文字で「耐久1年」と印刷されている。毎年、1年もすると確かに「ワックスを掛けようか」そんな感じになる。耐久1年、食品ならば賞味期限日付、ワックスメーカーの親切な商魂に促され今年のワックス掛けを終える。我が人生の耐久はいつまでだろうか、柔らかな日差しに光るフローリングを見ながら思う。

 本州唯一のなべ鶴の飛来地、周南市の八代へ1陣として3羽、2陣として2羽の計5羽が飛来、昨年より3日早い。昨年は8羽飛来、関係者は二桁の飛来を待っている。
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広島の黒田博樹

2016年10月24日 | 地域

 プロ野球日本シリーズが始まった。広島東洋カープは地元戦で2戦とも5対1のスコアで連勝し北海道へ向かった。どうせ日本一になるのだから北の地でなく広島で決めてほしい。そのためには北海道で2勝しない戦績でマツダスタジアムに帰ってきてほしい。一方、北の地でもいいから早く決めろという思いもする。

 18日に黒田博樹投手が引退表明の記者会見を行って1週間になる。入団から引退までの試合、戦績、人物、家庭、指導力など等多面に渡って報道され、選手として、先輩として、社会人としての功績など、ピッチングからだけでは見て取れない面を知った。マウンドに上がるまでの様々な大小の積み重ねが今日の姿に至っている、広島カープもフアンも一様に誇れることをありがたく思い感謝する。

 その黒田は明日、第3戦の登板が言われている。カープの熱烈なフアン、タル募金のころからであることはブログから読み取れる女性が怒りを書いている。黒田を第2戦で先発させて広島のフアンに応えるべきだ、たとえ滅多打ちされてもフアンは納得するとし、監督をこっぴどく叱っている。分らぬでもないが、日本一になることがフアンの願い、その作戦の組み立ては監督にゆだねるしかない。余興的な登板は黒田に対して失礼になる。

 年俸20億円のメジャーの提示を蹴って4億円の広島へ帰ってきた。金銭だけがプロの値打ち、価値ではない、私欲をぬぐってのこの2年間、その精神をチームに浸透させた、それが今のカープの力になっている。明日の登板、ひょっとしてプロ最後の登板になるかもしれない。そんな黒田投手の誉の姿を見よう。
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10冊に思う

2016年10月23日 | 生活・ニュース

 ブログ1年分を印刷し製本したものが10冊になったことを先日のブログに書いた。どのくらいの厚さか、と問合せというほどではないがメールだ届いた。ブログは「継続して更新される日記形式のウェブサイト」の総称。内容は稚拙だがこまめに更新しているのでマイブログとしていいだろう。

 日記、小学校の夏休みには宿題として書いていたが、中高時代には日記と断って書き残したなどは記憶にない。社会人になってからは手帳に予定と共に書き残したものはあるが、日記などという物ではなく単なるメモでしかない。3年、5年、10年記載できる日記帳もあるらしいが手にしたことはない。これらを継続される人は大変な持続力のある方だと思う。

 ブログを書き始めて気づいたことはいくつかあるが、文章を書く練習が自由に出来る道具の一つといえる。書いたり消したり入れ替えたり、と自由になる。ワードよりはなぜかブログの方が感じがいい。それを公開するには後で後悔しないように気配りすることはブログに限らずマナーでありルールでもある。

 1冊の厚さだが、年々わずかだが頁数が増えているものの10冊目は本文と目次、仕切りなどを含め約530頁、直近4冊合わせて10㌢あまりになっている。厚さや分量、字数よりも中味が肝心なことは良くわかっているが、何せ世界で1冊だけなれば世に出る心配はないので安堵して本棚に居している。いつまで続くか、続けられるか私にはわからない。
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いつどこでも

2016年10月22日 | 地域

 エッセイ同好会の例会中に何人かの携帯メールから異状を知らせる受信音。私もその一人で急いで開く。エリアメールとなっている。「緊急地震速報 鳥取県で地震発生。強い揺れにそなえてください。(気象庁)」。読んでいるうちに揺れ始める。かなりの揺れだが、皆さん落ち着いている。怖くないのか動けないのかそれはわからない。

 揺れが治まって家で横になっている妻を気遣い電話。回線がマヒ状態なのか数度繰り返すうち通じる。我が家も妻も異常の無いことにほっとした。その直後、京都に住む嫁から安否問い合わせのメールが携帯に入る。折り返し無事を知らせる。京都から返信は「震度3、家族は無事、マンション揺れました」と無事を知らされ安心する。防災メールで当市は震度4の情報、例会終了までに何度か余震情報が入る。

 熊本地震から半年あまり、その被災地の復旧についてレポートされたばかり、また新たな被災者が発生した。報道では今回の震源とされる地には確たる活断層はなく、未知の活断層が動いた可能性が報道されている。今回の震源地付近では最近小さな地震が頻発していた。今回は活断層のない震源地、地震国日本、警戒が必要だ。

 地震の大きな被害を見たことが1度ある。今回と同じ鳥取県で十数年前におきた地震で液状化した広場。厚いアスファルトが何十㌢もめくりあがり広場は波打つ海のように荒れていた。自然の破壊力を目の当たりにし驚いたことを思い出す。活断層が無くても大地震は起きる、日ごろの備えの必要性を改めて感じる。
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