
先日、同好会のブログに錦川の下流、今津川と門前川の分岐点にある井堰の上空を帰巣する「川鵜」の写真がアップされていた。井堰の上空までは雁のように隊列で、その上空に来ると乱れ飛びその後巣へ帰る光景に出会ったことがある。写真は井堰の上で夕焼けを背に乱れ飛ぶ数十羽の川鵜だった。
川鵜はカラスより大きく黒色。鮎のシーズンに錦帯橋の上流で潜って川魚を捕るところを見たことがある。すごい食欲、と思った。潜水時間も長い。川鵜による漁獲高の減少が問題になっていることが良くわかった。
各地でもう1つの被害として言われるのが糞害。酸性のそれは、樹木とその根本の雑草などを枯らし緑を絶やすと言われている。井堰の少し上流にある竹林にその糞害をが見られる。地元の新聞で報道されたこともあるが、状況は変わっていない。近づいたら臭いがあるように思えるのだが。飛んだり川面に浮ぶ姿は自然だが被害に泣く方もある。
川鵜が群れて飛んでいても鳴声を聞いてない、そんな気がする。夏の夜の風物詩である鵜飼に使われる鵜は酷似しているが、そちらはウミウだそうです。
(写真は錦川沿いにある川鵜の糞で白くなった竹林)