発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

そして1月が行く

2023年01月30日 | 日記
◆幸あれ
 友人からの年賀状に「結婚しました」とあった。差出人は還暦すぎの男性で、当人のことであり、頻繁に連絡を取っていたわけではないので細かい事情はわからないが、私が知っているかぎり初婚である。めでたいことだ。

◆今年もありがとう
 音楽鑑賞の神様は、今年も私をニューイヤーコンサートに連れて行ってくれた。九州交響楽団、FFGホール。なにしろ前から数列の席だったので、5弦のコントラバスだとか、ドレスを色違いのお揃いにしているヴァイオリンの女性ふたりとか、いろいろ遠くからではわからないものも見えた。
 おなじみ、こうもり序曲(「トムとジェリー」のアニメで、トムの指揮する猫オーケストラが演奏するのがこれ)から始まり、ローエングリンの第3幕への序曲(題名と曲が一致しない人も、聞けばすぐわかるよく聞く曲)、これも一度ライブで聴きたかったんだ。3分ちょっとだけど、ともかくオーケストラ大忙しの賑やかな曲で、いきなりストリングス全開、lシンバルそこだっ、いいぞホルン、行けっトロンボーン、オーボエそうなのよ、曇りのないフルートとクラリネット……と、音楽は聞くだけの人だけど身を乗り出して全身耳にして聞く。
 ホフマン物語の有名な舟歌と、機械人形のアリア。ラ・ボエームのアリア。
 最後の曲は、カステラ一番地獄のオルフェ。こないだ二期会のドタバタオペラの放送を見たばかりなのでこれもうれしい。音楽鑑賞の神様、今年もありがとう。

◆さあ、今年は何ができるのか
 ブログが途切れるのは、仕事が忙しいからで、しかし、この程度で忙しいというのはまったくもって恥ずかしい。やることは山ほどある。だから怒っている暇などないのだが、全くもって怒りが止まらない。何が起きているのだこれは一体。私はどうすればいいのか。
コメント
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