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映画、試写会「えいがのおそ松さん」@一ツ橋ホール 2019/3/2

2019-03-08 10:12:32 | 映画感想
2019/3/2 神保町の一ツ橋ホール。

東京メトロ、メトロサンクスイベント。
冒頭、MCが登壇し、1万5千9百何某の応募があり、400組、800名当選。
ほぼ40倍の倍率だったと明かした。



20歳になったおそ松ら六つ子の面々は、高校の同窓会に来ていた。
あこがれのトト子ちゃんも参加、「高橋さん」という覚えのない同窓生を探していた。

カウンターで一列になって飲んでいると友達が仕事を聞いてきた。
5人は「ニート」と言えなかったが、おそ松が「ニートで童貞」とばらしてしまう。

6人は二次会には行かず、帰宅して家飲みを続ける。
翌朝、目が覚めると部屋が高校時代になっている。
町の様子も高校も当時のまま。
よく見ると同級生たちの顔が「へのへのもへじ」だったり、町の様子もところどころ変。

デカパン博士に聞くとここは6人のうちの誰かの後悔の念が生み出した思い出の世界で、
その思いを解消しなければ元の世界には戻れないという。

高校時代、仲が悪かったことは覚えているが、思い残したことに心当たりのない6人。
果たして「それ」にたどり着き、解消することはできるのだろうか。

**

漫画「おそ松くん」では全く同じ一卵性の六つ子の話。
「おそ松」「カラ松」「チョロ松」「一松」「十四松」「トド松」は読み手には誰が誰だか
分からない状態で展開していたが「おそ松さん」では、それぞれに別々の個性が与えられ、
イメージカラーまで設定されている。

「おそ松さん」の年齢は20代前半ということらしいので、この映画は時系列的にはその前にあたる。



テレビの「おそ松さん」見ていないので、声優陣については全く分からない。
六つ子の一人が「かよチュー」の井畑、高橋さんは「ちびまる子ちゃん」のたまちゃんだと
思っていたがどうも違うようだ。

トト子ちゃん、デカパン、ハタ坊、のほかに、チビ太、ダヨーン、イヤミが登場する。
ウナギイヌ、ケムンパスなどは出ない、というか出番がない。
また、「おそ松くん」を初め、赤塚作品でよく登場する「本官」(目のつながった警官)や
「レレレのおじさん」も出ないが、彼らは本来「天才バカボン」のレギュラーメンバーである。

高校時代のトト子ちゃんが、あの髪型ではなく、垂らしたロングヘアーだったのは意外だった。



空想の世界は展開が読めないだけでなく細かい点がハチャメチャだった。
ただ、空想の物語ではなく、タイムスリップものとしても十分成立するし、
それも面白い話になったのではないだろうか。

高橋さんの話の結末は明示的には示されないが多くの観客には想像がつく。

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