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アゲハの終齢その後

2022-09-26 16:04:14 | 昆虫/虫・その小動物
9/24には3匹ともキンカンにいました。


ところが9/25には、2匹が行方不明。1匹が徘徊中をかみさんに発見され確保しました。
最初は手の上でもぞもぞ動いていたのですが、そのうちじっと動かなくなりました。


多分、寝てる。

他の2匹は行方不明のままですが、原因は次のようなことが考えられました。
(1)捕食された
(2)前蛹になるため徘徊の旅に出た
(3)前蛹になるための徘徊中に捕食された。

(1)の場合、
鳥が捕食者なら跡形も残らないのですが、蜂なら肉団子にしづらい頭などを残していきます。(目撃経験あり)
今回は残骸が全く残っておらず蜂の可能性は低い。
アリが捕食者であれば、運び去ってしまえば跡形は残らないのですが、昨年生きている幼虫をアリが襲っている場面に
遭遇したとき、噛み殺してしまったのに放置して解散しましたので、案外、生餌はそうは襲わないのかもしれない。

(2)の場合、
平気で10mぐらいは移動しますし、どこで前蛹になるかは全く見当がつかないので、探しようがない。

(3)の場合、
どこで捕食されたかにもよりますが、蜂なら一部が残っているはず。
スズメなら、そのまま(生きたまま)食べずに咥えて叩きつけて殺してから食べるので(目撃経験あり)
叩きつけた痕跡が残っているはず。
アリはすぐには持ち去らないので死体が残っているはず。
しかし、いずれの痕は見つからなかった。

つまり、行方不明の原因は確実なところはわからないのですが、残って1匹の行動から(2)の可能性が高い。

さて、確保した終齢はキンカンの葉を取ってきて虫かごに収納。


その後排便はするものの、葉は食べてない。
葉が気に入らないのかと思っていると下痢便排泄(体内の余分な水分を糞とともに排出)し、徘徊に移行。
虫かごのふたをちゃんと閉めてなかったので隙間から脱走。
探しまくって発見し虫かごに格納。
全然動かないのでそのまま死んでしまうかもしれないと心配していたら、虫かごに入れておいた桜に掴まって前蛹へ。


ただ、この桜の枝は虫かご内に置いてあるだけなので、倒れる心配があり、


キンカンの枝を挿していた小瓶を利用して安定させました。


痕は無事に蛹化するのを待つだけ。
今の時期に蛹になると冬越しするか微妙なところです。
この後の天気(気温)次第かもしれません。

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