ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

音楽配信本格化とCDの凋落

2005-08-05 11:18:20 | IT
アップル、iTunes Music Storeを日本で開始--1曲150円/200円で販売 (MYCOM PC WEB) - goo ニュース

オリコンなど音楽配信サービス各社、一部レーベルの楽曲料金を値下げ (INTERNET Watch) - goo ニュース

今までが高すぎた?

アメリカのアップルストアでの料金は99セント。
MSNミュージックでは、99円の曲もあるようだから、
もう少し下がるのではないか。

音楽の配信はCDに比べて、パッケージも配送も返品もない。
店舗の場所をとらないから、大量にいつまでも置いておける。
マスター盤もいらないし、メディアが必要ないから、安くしても利益が出る。

今まではみんなが儲かる仕組みになっているから、高くつく。

大体、海外生産の逆輸入版が国内版より安いのに対して、
国内版を安くするのではなく、輸入禁止に動こうとする
音楽業界の構図がおかしい。

CDが売れないのはコピーのせいではなく(多少はあるだろうけど)
いい音楽が少ないからだ。
安けりゃ売れるのよ。クラシックベスト100のヒットを見よ。

ざっくりCDの半額、この先もう少し安くなることを考えると、
1/3くらいの価格になりそうだし、かなり普及していくと思われる。

そうなるとますます、CDは売れなくなるでしょうね。

しかし、まだまだ問題は残っている。
著作権管理についてもがっちりやって、コピー禁止していこうというベンダーと
コピーは許可してハードやメディアの賦課金で設けようという権利者側の
意識の差は大きい。

管理をちゃんとやって料金が権利者に直結する方が公正だ。
賦課金でどんぶりで金を集め配賦しようなんてのは、業界団体の自己保全としか思えない。

今後も注目だ。

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