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ヨットに「沈」はつきもの

2009-01-25 01:52:08 | スポーツ
琵琶湖で練習中、膳所高校ヨット部の数艇転覆…全員救助(読売新聞) - goo ニュース

膳所高校ではヨット部と言わず、体育部ヨット班と呼ぶらしいが、
高校総体(インターハイ)で好成績を収めるくらいのクラブですから、
>学校関係者がボートで救助
も、
>全員、救命胴衣を着用
も、当然のことでしょう。

高校総体のヨット競技に「ソロ」「デュエット」があるとは知りませんでしたが、
艇種はFJ(フライング・ジュニア)級でしょう。

FJは全長約4mの(競技では)2人乗りのディンギーですが、
練習では3人乗ることもあるようです。

船体は強化プラスティックで浮沈構造となっており、
転覆はしても沈没はしません。

ディンギーが強風で横倒しになるのは日常茶飯事で、
言ってみれば自転車競技で転倒するようなものです。

転覆、大抵は横倒しですが、これを「沈(チン)」と言います。
不沈なのに沈とはこれいかに、なんて思いますが、ともかくそう言います。

横倒しになった艇を起こすテクニックもあります。
これも練習しているでしょう。

完全に裏返しになると、これを「完沈(カンチン)」と言いますが、
起こすのが難しくなります。

完沈でなくても、何度も沈すると体力を消耗しますし、
風の具合によっては起こすのが難しくなります。

また、この時期、水温から言っても自力に任せる余裕はなかったかもしれません。

その意味で、練習中にはモーターボートなどで監視したり、救助するのは、
ある意味普通というか、当たり前というか。

長引けば事故になった可能性もありますが、
転覆=大事故ということではありません。

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