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新橋ヤクルトホール。
開始10分前にざっと見渡したところでは、6分の入り。
人気ないのか。
この映画、助演男優賞と脚本賞の2部門でアカデミーにノミネートされている。
先に書いちゃうと、助演男優賞はジョージ・クルーニーだが、とすると主演は誰?
マット・デイモンでもクリス・クーパーでも、ジェフリー・ライトでもない。
じゃ、アレクサンダー・シディグ、マザール・ムニールでもないし、
結局主役はいないと言うか、みんな主役?
そんな映画です。
アラビア語が飛び交い、実はアラビア語以外の言葉も飛び交うのだが、
違いすら判らん。
みんなヒゲで白い服のため同じように見えるし、
さらにイラン人、エジプト人、パキスタン人の違いも判らん。
腰をすえて人物を追わないと判らない。
エピソードが入り組んでいるので、
実際の映画のストーリー順とは若干前後しているかもしれない。
**
CIAのアラブ工作員、ボブ(ジョージ・クルーニー)は、
ミサイル2本の取引で1本はテロリストとともに爆破に成功するが、
1本は持ち去られてしまう。
アラブ某国のペルシャ湾での石油採掘権を中国と争い、
敗れたアメリカの石油メジャー(コネックス社)は、
カザフスタンでの採掘権を得た小石油会社(キリーン社)との
合併を目論んでいる。
これには、アメリカ司法省がキリーン社による不正があったとにらんでいて、
その摘発とコネックス社との合併は阻止したいと考えている。
ベネット(ジェフリー・ライト)は企業の顧問弁護士で、
合併を成功させるために司法省と裏取引を画策している。
一方、中国に採掘権が移ったおかげでパキスタンからの出稼ぎ労働者は職を失い、
エジプトの金持ちに拾われて、自爆犯の告白ビデオを見たりしながらそこで働く。
アラブ某国の王子、長男のナシール王子は改革派。中国に利権を売った張本人。
ブライアン(マット・デイモン)はエネルギーのアナリストで
TVの経済番組への出演に辟易していた。
ナシール王子のパーティに参加して事故で息子をなくし、
その代償に、ナシール王子のコンサルタントになる。
弟のメシャール王子は親米派、ナシールに反目し、
トップになりたいと考えている。
ベネットのボスで中国から利権を取り戻したい
ホワイティング(クリストファー・プラマー)は、
メシャール王子を裏で後押しし、後継者に仕立て上げようとする。
淡々と物語は進む。
エジプトの金持ちは単にお情けでパキスタン人を雇ったのではなく、
冒頭に出てきたミサイルを手に入れていて、彼らを自爆要員として育成していた。
ボブはいったんデスクワークに着くが、
ナシール王子の暗殺を指令され、アラブに向かう。
しかし、裏切り者の現地工作員にだまされ、暗殺に失敗、
CIAからも見捨てられ、
ナシール王子に陰謀をばらそうとする。
ナシール王子は、アラブの民主化を進め、男女平等、開かれた政治を目指し、
そのために石油をメジャーから取り戻し利用したいと思っている。
ベネットと司法省の裏取引はうまく行き、コネックス・キリーン社が誕生、
王にうまく取り入り、メシャール王子を立てて、中国から利権を取り戻し、
CIAはナシール王子の暗殺計画をあきらめていなかった。
そして、ボブとナシールとブライアンが出会うところには、何がある。
さらに出稼ぎパキスタン人は、どうするのか。
物語は連綿と続き、世の中は何事もなかったかのように続いていくのだ。
*
マット・デイモンの妻役はアマンダ・ピート、「隣のヒットマン」などに出ている。
ぱっと見、バック・トゥ・ザ・フューチャー(2、3の)ジェニファー
(エリザベス・シュー)かと思った。
エリザベス・シューの方は、ずいぶんほっそりして、
「ハイドアンドシーク」で殺されてしまう。
開始10分前にざっと見渡したところでは、6分の入り。
人気ないのか。
この映画、助演男優賞と脚本賞の2部門でアカデミーにノミネートされている。
先に書いちゃうと、助演男優賞はジョージ・クルーニーだが、とすると主演は誰?
マット・デイモンでもクリス・クーパーでも、ジェフリー・ライトでもない。
じゃ、アレクサンダー・シディグ、マザール・ムニールでもないし、
結局主役はいないと言うか、みんな主役?
そんな映画です。
アラビア語が飛び交い、実はアラビア語以外の言葉も飛び交うのだが、
違いすら判らん。
みんなヒゲで白い服のため同じように見えるし、
さらにイラン人、エジプト人、パキスタン人の違いも判らん。
腰をすえて人物を追わないと判らない。
エピソードが入り組んでいるので、
実際の映画のストーリー順とは若干前後しているかもしれない。
**
CIAのアラブ工作員、ボブ(ジョージ・クルーニー)は、
ミサイル2本の取引で1本はテロリストとともに爆破に成功するが、
1本は持ち去られてしまう。
アラブ某国のペルシャ湾での石油採掘権を中国と争い、
敗れたアメリカの石油メジャー(コネックス社)は、
カザフスタンでの採掘権を得た小石油会社(キリーン社)との
合併を目論んでいる。
これには、アメリカ司法省がキリーン社による不正があったとにらんでいて、
その摘発とコネックス社との合併は阻止したいと考えている。
ベネット(ジェフリー・ライト)は企業の顧問弁護士で、
合併を成功させるために司法省と裏取引を画策している。
一方、中国に採掘権が移ったおかげでパキスタンからの出稼ぎ労働者は職を失い、
エジプトの金持ちに拾われて、自爆犯の告白ビデオを見たりしながらそこで働く。
アラブ某国の王子、長男のナシール王子は改革派。中国に利権を売った張本人。
ブライアン(マット・デイモン)はエネルギーのアナリストで
TVの経済番組への出演に辟易していた。
ナシール王子のパーティに参加して事故で息子をなくし、
その代償に、ナシール王子のコンサルタントになる。
弟のメシャール王子は親米派、ナシールに反目し、
トップになりたいと考えている。
ベネットのボスで中国から利権を取り戻したい
ホワイティング(クリストファー・プラマー)は、
メシャール王子を裏で後押しし、後継者に仕立て上げようとする。
淡々と物語は進む。
エジプトの金持ちは単にお情けでパキスタン人を雇ったのではなく、
冒頭に出てきたミサイルを手に入れていて、彼らを自爆要員として育成していた。
ボブはいったんデスクワークに着くが、
ナシール王子の暗殺を指令され、アラブに向かう。
しかし、裏切り者の現地工作員にだまされ、暗殺に失敗、
CIAからも見捨てられ、
ナシール王子に陰謀をばらそうとする。
ナシール王子は、アラブの民主化を進め、男女平等、開かれた政治を目指し、
そのために石油をメジャーから取り戻し利用したいと思っている。
ベネットと司法省の裏取引はうまく行き、コネックス・キリーン社が誕生、
王にうまく取り入り、メシャール王子を立てて、中国から利権を取り戻し、
CIAはナシール王子の暗殺計画をあきらめていなかった。
そして、ボブとナシールとブライアンが出会うところには、何がある。
さらに出稼ぎパキスタン人は、どうするのか。
物語は連綿と続き、世の中は何事もなかったかのように続いていくのだ。
*
マット・デイモンの妻役はアマンダ・ピート、「隣のヒットマン」などに出ている。
ぱっと見、バック・トゥ・ザ・フューチャー(2、3の)ジェニファー
(エリザベス・シュー)かと思った。
エリザベス・シューの方は、ずいぶんほっそりして、
「ハイドアンドシーク」で殺されてしまう。
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