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とんでもグランプリ、F1アメリカGP

2005-06-20 12:29:30 | スポーツ
アメリカGP フェラーリが1-2フィニッシュ ミシュラン勢は全車リタイア (ISM) - goo ニュース

事情を承知していなかったので、
フォーメーションラップ後、次々とピットインする車にいったい何事かとびっくりした。

一番がっかりしたのはサーキットに来たファンでしょうね。
これでアメリカのファンは、F1から離れますますカートに傾倒していくでしょう。

それはともかく、
このレースだけ見ればミシュランのわがままにも見える。
現にブリヂストンは走っているんだからね。

しかし、その遠因は今シーズンのレギュレーション変更にある。
タイヤ交換禁止、面白みがなくなるだけでなく危なくは無いのか、と疑問に思った。
果たして安全のための変更なのか、と。

規制がF1をつまらなくする。

海老沢氏の意見に同感だ。

スピードを抑えるためにコースにシケインを作る、
ドライバーの安全のために車両の規格を変更する、
いずれも結構。

しかし、2レース1エンジンと、1レース1セットタイヤについてはまったく理解できない。
後半ぼろぼろのタイヤでそろそろっと走るF1なんて面白くもなんともない。

ピットワークも見所なんだしね。

ただ、敢えて言わしてもらえば、このサーキットでやることは今シーズン初めからわかっていたし、
ブリジストンはカートでの実績があるとはいえ、ミシュランだって時間が無かったわけじゃない。
安全云々は、持ってきたタイヤが持たない言い訳にしか聞こえない。

確かに直前までFIAと参加にむけた努力はしていたようだが、結果がこれじゃ無駄になった。

フォーメーションラップをやってレースを成立させたことは、FIAの顔も立てたということか。
しかし、タイヤメーカーの反乱に各チームがこれだけ賛同するとは、いよいよチームとFIAの仲も最悪状態?

このアメリカグランプリの直前に発表されたFIAの改革案も影響してんのかねぇ。

FIAが新改革案を提示


しかし、F1分裂必至とまでは言わんが、分裂の危機であることに間違いない。
フェラーリにくっついててブリヂストンも割り食わんかな。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
タイヤ交換なし (M)
2005-06-23 00:58:32
2004年にミシュランが提案してますよね。
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Mさん書き込みありがとう (KGR)
2005-06-23 01:40:43
タイヤ交換なしは2004年のミシュランの提案ですって。

知りませんでしたが、ミシュランも馬鹿ですね。



それでいまさらボイコットとは、こういうのを自分で自分の首を絞めたと言うんでしょうか。

4字熟語で言えば、自縄自縛ってところかな。



スペックを落とすことで安全になるとは思えません。



交通事故があると制限速度を低くするどこかの公安のやり方と同じ。
返信する

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