JLPGA、エリエール・レディース、結果

昨日は、疲れてしまい、この記事も書きかけで寝てしまった。

昨夜来、上田桃子がニュースにたびたび登場して、
うれしい反面、扱いが石川遼と同列なのにはちょっとがっかり。

誤解があるといけないけど、石川遼は素晴らしい選手ですよ。
プロの大会でアマチュアが勝つなんてすごいことですし、
いずれ、男子の大会を引っ張っていく選手になるでしょう。
でもやっぱりアマチュアはアマチュア、
普通に考えれば予選通過で大拍手。
毎回勝つなんてプロのトップ選手にだってできないわけで、
マスコミの毎回勝つみたいな扱いはいただけない。

さて、話をエリエールに戻して、結果から書くと、
上田桃子が優勝、これで賞金女王も確定。
おめでとう！桃子。

最終日の上田桃子は、バーディ発進ながら、２番３番と連続ボギーで、
同組の原江里菜、一つ前の有村智恵にも抜かれてトップから滑り落ちる。

しかし６番バーディで追いつき、原江里菜、有村智恵がボギーでスコアを落とし、
再びトップに立ってからは、追いつかれることなく逃げ切った。

原江里菜はその後もスコアを落とし、２位タイながら４アンダーまで後退。
上田桃子を楽にさせるとともに、自身またも優勝のチャンスを逃してしまった。

もう一人の最終組、茂木宏美も３ボギーといいところなく、６位タイに終わった。

２位タイにはこのほか、諸見里しのぶ、西塚美希世、川原由維が入っている。

横峯さくらは４番から４連続ボギーをたたくなど伸びず、６位タイに終わる。

有村智恵は、５番までに３つのバーディで一時トップに立つも、
その後は６つボギーを叩いて撃沈、結果は１２位タイだった。

上原彩子、張娜（チャン・ナ）は１６位タイ、
小俣奈三香、服部真夕は１９位タイ、
佐伯三貴、全美貞（チョン・ミジョン）は３２位タイ、
古閑美保は４２位タイだった。

東尾理子は、８１と大崩れし、５１位と最下位に終わるが、
今季初賞金３５万１千円を獲得した。

この試合の結果、上田桃子の賞金獲得額は、１億５千万円を突破、
今季の賞金女王が確定した。

最終戦はリコーカップだが、上位選手しか出れないので、
２００８のシード権も確定した。
シードは、５１位、土肥功留美（15,661,500）までの不動裕理を除く５０名。
（不動裕理は永久シード）
５２位、大場美智恵（14,618,628）は涙をのむこととなった。

ランキングによるシード５０名のうち、
新規にシード権を獲得したのは１４人、シード復帰は３人。
逆に言うと、１７人がシード落ちと、ほぼ１/３が入れ替わることになるし、
また、一旦シード落ちすると盛り返すのはかなり難しいことも示している。