金銭感覚の差？

「カネが欲しかった」カンボジア人質事件の主犯格供述 (読売新聞) - goo ニュース

金が欲しかったそうだ。

犯人は６人組で（２人は逮捕の際、射殺）子供一人当たり１０００ドルの身代金を要求していた。
人質は３０人ほどだったので、６人で山分けすると一人５０００ドル程度になる。

これだけ大それた事件を起こしてその見返りが５０万円程度、
われわれの金銭感覚から言えばとても引き合う商売ではない。

しかも、子供を一人殺しているんだからね。さらに一人ずつ殺すぞとも脅している。
到底、尋常な神経ではないと考えてしまうが、こちらの物差しで測るのは危険かも。

現地ガイドを個人で雇った場合の日当が３～５ドルくらいらしいから、ざっとその１０００倍。
ガイドともなれば結構いい給料だろうから、その３年分の年収にあたると思えばたいした額か。
何せピストルが７５ドルで買えちゃうんだから。

現地にお住まいの方ですらこういう不逞の輩の被害にあわれるのだ。

日本の観光客なんかは、格好の獲物に見えるだろう。
札びら切って「安ーい。」とばかり叫びまくるＴＶの旅行番組に乗せられて、
調子こいてると危ない。