102人で争われた来年のレギュラーツアー出場優先順決定戦。
通常のJLPGAの大会は108人の出場枠。
出られるのは、過去ツアー優勝30勝以上した永久シード選手、
現在ほぼ毎試合出るのは不動裕理だけ、ト阿玉がたまに出る程度。
それから前年の賞金ランキング上位50名(永久シード除く)のいわゆるシード選手。
いわゆるメジャー大会と呼ばれる公式戦優勝者や賞金女王には複数年のシード権もあるが、
大体は賞金ランキングによるシードと被っている。
そのほかにディフェンディング・チャンピオン、過去1年以内の大会優勝者、
その年のプロテスト1位合格、海外のツアーから復帰した者(ランキング条件あり)、
ステップアップツアー優勝者(4試合)、新人戦優勝者(開幕戦)、
公傷認定、女子ならではの産休など、いろいろと出場資格がある。
しかし、出場資格のある選手が全員毎試合出るわけではなく、
体調や試合スケジュールを勘案して何試合家は欠場するので、
50人から60人くらいがこれらの選手で埋まっていく。
また、スポンサー枠と言うか特別招待や予選会(マンデー・トーナメント)からの選出が、
8名だっけ16名だったかな、あるわけで、ここまでで6、70人が埋まる。
とすると、残り30名から40名、あるいはもう少し空きが出るわけで、
ここに出られる優先順を決める試合がQTと言うわけだ。
そのQTも各段階の出場資格や出場免除などもあって、人によっては何ラウンドもして、
最終的に4ラウンドで順位を決める。それがファイナルQT。
つまり、賞金ランキングによるシード権が得られなかった場合、
このQTで好位置につけてないとレギュラーツアー参加の間口がぐんと狭まる。
また通常は108名と書いたけど、富士通レディスのように96名の場合もあるし、
上位にいるに越したことはない。
で、1位でも2位でも実質大差ないっちゃあないんだが、
QT1位ともなればマスメディアの注目度も違うだろうし、露出度も違ってくる。
で、そのQT1位通過は、11アンダーで朴喜瑛(パク・ヒヨン)。
69-69-69-70と安定したラウンド。
USLPGA2010年度賞金ランキング34位、昨年は20位、一昨年は35位、
ロレックス世界ランキング43位の韓国人選手。
2004年にKLPGAで優勝してプロ転向、2005年にはKLPGAで3勝、
2007年冬のUSLPGAのQTを3位通過して、2008年からUSLPGA参戦。
まあ、はっきり言って強豪です。
2位は馮珊珊(フェン・シャンシャン)の9アンダー。
2日目66で飛び出したが、最終日は76で2位となった。
こちらは今年のUSLPGA賞金ランキング36位、ロレックスは78位の中国人選手。
2007年にアマでQTに参加し、9位タイで2008年の出場資格を得てプロ転向。
3位は5アンダー、大城さつき。
昨年のプロテストを17位で合格、今年は2試合出て1試合は予選落ち。
これで来年は10倍以上出場できるわけで、体力をつけて頑張ってほしい。
JLPGAの写真はちょっとなんなので替えた方がいいかもね。(眉が、、、、)
4位は4アンダー、大江香織。
やはり昨年のプロテスト合格で4位通過、QTは49位だったが、
今季29試合に出場し、賞金ランキング63位とシードは得られなかった。
5位は3アンダーで、大山志保。
肘の公傷認定で、今季10試合の出場資格を得て、ランキングは57位。
もう2試合ほど出れてれば、シード確保も夢ではなかった。
ところで、彼女はブログも閉鎖してしまって、動向を知る手立てがないのだが、
来季はどうするんでしょうね。やっぱ国内かなぁ。
昨年のUSLPGAはランキング76位と一応シードはあったんですが、
JLPGAのような公傷制度があるのか、あったとして申請したのかなどは不明。
さて、ここまではタイスコアがなくて順位も明確だがここから下はタイがある。
スコアがタイの場合、まずはラウンドごとのカウントバック。
例えば、1アンダーには7人が入ったが、第4ラウンドに71と最も良い成績だった
大谷奈千代が6位になった。
続いて、第4ラウンドが73が3人いるが、第3ラウンドを見ると、
71、71、72で、72の永井奈都が9位。
ともに第3ラウンドが71だった酒井千絵と、李美娜(イ・ミナ/ミーナ・リー)は、
第2ラウンドも71で同じ。
と言うことは、同スコアだから当然第1ラウンドも同じで、
今度はホールごとのカウントバック。
で、二人の第4ラウンドを見る。
18番、李美娜(イ・ミナ/ミーナ・リー)がボギーで酒井千絵がパー。
したがって、酒井千絵が7位で、李美娜が8位。
その後は、第4ラウンドの成績順で、
10位、イ・ボミ。
11位、蔡佩頴(ツァイ・ペイイン)。
12位、イム・ジナ。
続いて1オーバーも4人いるが同じ方法で順位をつけて、
13位、チョ・ヘヨン。
14位、広瀬友美。
15位、宰希(ペ・ジェヒ)。
宰希(ペ・ジェヒ)は初日トップだったのにずるずると後退したが、
この位置なら出場は問題ないでしょう。
16位、上野藍子。
ここから2オーバー。
17位、呂雅惠(ロー・ヤーフェイ)。
18位、原江里菜。(
、一安心です)
19位、姜秀衍(カン・スヨン)。
20位、宅島美香。
21位、向山唯。
ここから3オーバー。
22位、姜如珍(カン・ヨウジン)。
23位、木村敏美。
24位、金田久美子。
25位、原田香里。
26位、下村真由美。
27位、上原美希。
4オーバー。
28位、ジュリー・呂。
29位、オナリン・サタヤバンポット。
30位、恒川智会。
31位、井芹美保子。
32位、大竹エイカ。
33位、盧曉晴(テレサ・ルー)。
34位、穴井詩(ララ)。
もうちょっと書いておこう。
5オーバー。
35位、下川めぐみ。
36位、金月喜(キム・ソヒ)。
37位、西山ゆかり。
6オーバー。
38位、土肥久留美。
39位、大和笑莉奈。
40位、木戸愛。
41位、吉田弓美子。
42位、塩谷育代。
以下、この辺りからちょっと苦しい。
酒井美紀、44位。
小俣奈三香、46位。
福島浩子、49位。
リンジー・ライト、55位。
どうしますかね。
USLPGAランキング59位だからシード権もあるはずですが。
菊池絵理香、56位。
藤島比呂子、58位。
鈴木舞子、59位。
櫻井有希、71位。
日下部智子、75位。
肥後かおり、80位。
マリア・イイダ、95位。
菊池明砂美、97位。
通常のJLPGAの大会は108人の出場枠。
出られるのは、過去ツアー優勝30勝以上した永久シード選手、
現在ほぼ毎試合出るのは不動裕理だけ、ト阿玉がたまに出る程度。
それから前年の賞金ランキング上位50名(永久シード除く)のいわゆるシード選手。
いわゆるメジャー大会と呼ばれる公式戦優勝者や賞金女王には複数年のシード権もあるが、
大体は賞金ランキングによるシードと被っている。
そのほかにディフェンディング・チャンピオン、過去1年以内の大会優勝者、
その年のプロテスト1位合格、海外のツアーから復帰した者(ランキング条件あり)、
ステップアップツアー優勝者(4試合)、新人戦優勝者(開幕戦)、
公傷認定、女子ならではの産休など、いろいろと出場資格がある。
しかし、出場資格のある選手が全員毎試合出るわけではなく、
体調や試合スケジュールを勘案して何試合家は欠場するので、
50人から60人くらいがこれらの選手で埋まっていく。
また、スポンサー枠と言うか特別招待や予選会(マンデー・トーナメント)からの選出が、
8名だっけ16名だったかな、あるわけで、ここまでで6、70人が埋まる。
とすると、残り30名から40名、あるいはもう少し空きが出るわけで、
ここに出られる優先順を決める試合がQTと言うわけだ。
そのQTも各段階の出場資格や出場免除などもあって、人によっては何ラウンドもして、
最終的に4ラウンドで順位を決める。それがファイナルQT。
つまり、賞金ランキングによるシード権が得られなかった場合、
このQTで好位置につけてないとレギュラーツアー参加の間口がぐんと狭まる。
また通常は108名と書いたけど、富士通レディスのように96名の場合もあるし、
上位にいるに越したことはない。
で、1位でも2位でも実質大差ないっちゃあないんだが、
QT1位ともなればマスメディアの注目度も違うだろうし、露出度も違ってくる。
で、そのQT1位通過は、11アンダーで朴喜瑛(パク・ヒヨン)。
69-69-69-70と安定したラウンド。
USLPGA2010年度賞金ランキング34位、昨年は20位、一昨年は35位、
ロレックス世界ランキング43位の韓国人選手。
2004年にKLPGAで優勝してプロ転向、2005年にはKLPGAで3勝、
2007年冬のUSLPGAのQTを3位通過して、2008年からUSLPGA参戦。
まあ、はっきり言って強豪です。
2位は馮珊珊(フェン・シャンシャン)の9アンダー。
2日目66で飛び出したが、最終日は76で2位となった。
こちらは今年のUSLPGA賞金ランキング36位、ロレックスは78位の中国人選手。
2007年にアマでQTに参加し、9位タイで2008年の出場資格を得てプロ転向。
3位は5アンダー、大城さつき。
昨年のプロテストを17位で合格、今年は2試合出て1試合は予選落ち。
これで来年は10倍以上出場できるわけで、体力をつけて頑張ってほしい。
JLPGAの写真はちょっとなんなので替えた方がいいかもね。(眉が、、、、)
4位は4アンダー、大江香織。
やはり昨年のプロテスト合格で4位通過、QTは49位だったが、
今季29試合に出場し、賞金ランキング63位とシードは得られなかった。
5位は3アンダーで、大山志保。
肘の公傷認定で、今季10試合の出場資格を得て、ランキングは57位。
もう2試合ほど出れてれば、シード確保も夢ではなかった。
ところで、彼女はブログも閉鎖してしまって、動向を知る手立てがないのだが、
来季はどうするんでしょうね。やっぱ国内かなぁ。
昨年のUSLPGAはランキング76位と一応シードはあったんですが、
JLPGAのような公傷制度があるのか、あったとして申請したのかなどは不明。
さて、ここまではタイスコアがなくて順位も明確だがここから下はタイがある。
スコアがタイの場合、まずはラウンドごとのカウントバック。
例えば、1アンダーには7人が入ったが、第4ラウンドに71と最も良い成績だった
大谷奈千代が6位になった。
続いて、第4ラウンドが73が3人いるが、第3ラウンドを見ると、
71、71、72で、72の永井奈都が9位。
ともに第3ラウンドが71だった酒井千絵と、李美娜(イ・ミナ/ミーナ・リー)は、
第2ラウンドも71で同じ。
と言うことは、同スコアだから当然第1ラウンドも同じで、
今度はホールごとのカウントバック。
で、二人の第4ラウンドを見る。
18番、李美娜(イ・ミナ/ミーナ・リー)がボギーで酒井千絵がパー。
したがって、酒井千絵が7位で、李美娜が8位。
その後は、第4ラウンドの成績順で、
10位、イ・ボミ。
11位、蔡佩頴(ツァイ・ペイイン)。
12位、イム・ジナ。
続いて1オーバーも4人いるが同じ方法で順位をつけて、
13位、チョ・ヘヨン。
14位、広瀬友美。
15位、宰希(ペ・ジェヒ)。
宰希(ペ・ジェヒ)は初日トップだったのにずるずると後退したが、
この位置なら出場は問題ないでしょう。
16位、上野藍子。
ここから2オーバー。
17位、呂雅惠(ロー・ヤーフェイ)。
18位、原江里菜。(
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19位、姜秀衍(カン・スヨン)。
20位、宅島美香。
21位、向山唯。
ここから3オーバー。
22位、姜如珍(カン・ヨウジン)。
23位、木村敏美。
24位、金田久美子。
25位、原田香里。
26位、下村真由美。
27位、上原美希。
4オーバー。
28位、ジュリー・呂。
29位、オナリン・サタヤバンポット。
30位、恒川智会。
31位、井芹美保子。
32位、大竹エイカ。
33位、盧曉晴(テレサ・ルー)。
34位、穴井詩(ララ)。
もうちょっと書いておこう。
5オーバー。
35位、下川めぐみ。
36位、金月喜(キム・ソヒ)。
37位、西山ゆかり。
6オーバー。
38位、土肥久留美。
39位、大和笑莉奈。
40位、木戸愛。
41位、吉田弓美子。
42位、塩谷育代。
以下、この辺りからちょっと苦しい。
酒井美紀、44位。
小俣奈三香、46位。
福島浩子、49位。
リンジー・ライト、55位。
どうしますかね。
USLPGAランキング59位だからシード権もあるはずですが。
菊池絵理香、56位。
藤島比呂子、58位。
鈴木舞子、59位。
櫻井有希、71位。
日下部智子、75位。
肥後かおり、80位。
マリア・イイダ、95位。
菊池明砂美、97位。
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