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2016年五輪開催地、リオに決まる

2009-10-03 09:59:30 | スポーツ
結果から見ると、下馬評どおりということでしょうか。

ブラジルのリオデジャネイロとスペインのマドリードの決選投票は、
南米初開催を訴えるブラジルが凱歌をあげることとなった。

得票数は、66対32。
リオの圧勝である。

さて、第1回の投票は、
シカゴ、東京、リオデジャネイロ、マドリードの4都市を対象に95人が投票。
(有効投票数94、過半数は48)
その結果、過半数を得た都市はなく、最下位のシカゴが脱落した。

その時点で得票数の発表はなかったが、後に発表された数字は次の通り。
シカゴ:18
東京:22
リオ:26
マドリード:28

事態が飲み込めないのか、落選に意気消沈したのか、静まり返るシカゴを他所に、
直ちに2回目の投票が行われた。投票権は97、有効投票は95。
ここでも過半数を得た都市はなく東京が落選。

後に発表された数字によれば得票数は次の通り。
東京:20
リオ:46
マドリード:29

ざっくりとシカゴの票が全てリオに流れたといっても過言ではない。

そして最終投票。
これも第2回に続いて直ちに行われ、結果は判明していたが、
その発表は、1時間半ほど後に先送りされた。

得票数は、前述の通り、
リオ:66
マドリード:32

ここでもざっくりと落選した東京の票が全てリオに流れたといって良いだろう。

これで日本は1988年の名古屋、2008年の大阪に続いて3連敗。

ただ後付けの理由になるが、2008年北京が開かれたばかりで、
1大会おいて2016年東京はアジア多過ぎ感があるし、

2012年ロンドンの次がマドリードではもっとヨーロッパ多過ぎ感満載。

1回目の投票でシカゴが落ちた時点で勝負あったといえるかもしれない。

いまさらながらの結果論だが、
過去の開催地の大陸順送り的決まり方を見ていると、
東京にお鉢が回ってくるのは、20年後くらいの感じがする。
今回はパスして、2020年を狙ったほうがよかったかもしれない。

これも結果論だが、日本国内での盛り上がりというより、
なぜ東京なのか、なぜ日本なのかの説明が弱かった気もする。

ともあれ、今回落選したことで、次を狙うのはちょっと気後れするか、
東京はもう良いよ、となるのか、もう一回挑戦するよとなるのか、
2020年ともなれば少なくとも石原さんは都知事ではなくなっているだろうし、
少し気になるところではある。
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