システム障害70分、ダウ急落誘う? NY株持ち直す(朝日新聞) - goo ニュース
記事はシステム障害によって株価(ダウ・ジョーンズの平均株価)が、
表示されない時間帯に起こった下落が一層不安を煽って急落を招いた?
という内容。
このほかにも、いわゆるシステム売買によって売りが殺到したという意見もある。
ただ、これは過去にもあったことだから、
そうそうプログラムの不備を放っておくとも思えないが、可能性はあるだろう。
で、私が言いたいのはもっと別の観点。
かつて、証券取引所と言えば、符丁や指文字みたいな暗号が飛び交い、
紙が乱舞するところだった(と、昔のTVで見た)
しかし、いまや完全に機械化され、非常に整然とディスプレイの並んだ、
大面積のオフィスかコールセンターの様になっている。
これは海外の証券取引所でも同じ。
今回の報道で上海の証券取引所が出ていたが、整然としていて、
画面から感じる静けさが気持ち悪いくらいだ。
以前、香港の取引所をやはりニュースで見たが、同じ感じだった。
ところで、日本の場合、
証券取引所だけでなく、今の日本のオフィスも全般にそうだろうが、
コールセンター、あるいは、データセンターとかコントロールセンターとか
大量のディスプレイを設置するところはほとんどが液晶ディスプレイだろう。
デスクトップだけでなくノートPCが大量に使われていることでも特徴的だと思う。
しかし、今回の上海でもそうだが、韓国のネットカフェでもそうだし、
たまたま報道された範囲だけなのかもしれないが、
みる限り全部がブラウン管ディスプレイだ。(下記、追記参照)
もちろん、安くなったとはいえ、値段は圧倒的に液晶よりブラウン管が安い。
しかし、液晶ディスプレイはブラウン管に比べ、設置面積が小さいだけでなく、
フリッカーもないし(にじみ削減のため、わざとフリッカーを付けたものもある)
一時期ブラウン管ディスプレイで盛んに言われた電磁波漏れも少ないはずだ。
さらに、消費電力は大きく違うし、当然発熱も少ないため、空調の負担も少ない。
そんなに違うの?とお思いの方は、
以前のオフィスを思い起こしてもらえれば判るでしょう。
ブラウン管ディスプレイ全盛だったころは、事務所がずっと暑かったはずだ。
ということで、日本では省エネに気を使っているのだが、
諸外国であまり電力消費や発熱に気を配っていないとしたら、
そしてそれがこういうところ(証券取引所など)でも顕著だとしたら、
非常にまずいのではないか。
**** 追記 2007/3/6 ****
上海株式市場の株安を発端とした世界同時株安の嵐が吹き荒れた。
注目された3/6の東京市場では、ようやく落ち着きを取り戻したようで、
寄り付きから反発して始まった。
今後の動きに要注目。
ところで、今朝のニュースで映った上海取引市場。
ディスプレイの大半は液晶ディスプレイのようだ。
ポツリポツリとブラウン管ディスプレイも残ってはいるが、
大抵のトレーダーは、日本と同じように複数台のディスプレイを配置、
いずれも液晶ディスプレイというのが標準的構成に見えた。
テーブルもやや雑然としており、以前見たあまりにも整然とした姿とは対照的。
どうやら、前に見たものは、資料映像だったのではないか。
大抵の場合は資料映像ならそう表示されるのだが、
資料映像なのか、良い絵がなかったので古いものを使ったのか、
はっきりはしないが、いずれにしても、
視聴者がディスプレイの種類までチェックするとは思っていないのだろう。
***
蛇足だが、先日「冷凍庫」を見たが、ほぼ同等のサイズであれば、
価格は中国製の方が国産よりぐっと安いのだが、
消費電力は圧倒的に国産の方が少なかった。
記事はシステム障害によって株価(ダウ・ジョーンズの平均株価)が、
表示されない時間帯に起こった下落が一層不安を煽って急落を招いた?
という内容。
このほかにも、いわゆるシステム売買によって売りが殺到したという意見もある。
ただ、これは過去にもあったことだから、
そうそうプログラムの不備を放っておくとも思えないが、可能性はあるだろう。
で、私が言いたいのはもっと別の観点。
かつて、証券取引所と言えば、符丁や指文字みたいな暗号が飛び交い、
紙が乱舞するところだった(と、昔のTVで見た)
しかし、いまや完全に機械化され、非常に整然とディスプレイの並んだ、
大面積のオフィスかコールセンターの様になっている。
これは海外の証券取引所でも同じ。
今回の報道で上海の証券取引所が出ていたが、整然としていて、
画面から感じる静けさが気持ち悪いくらいだ。
以前、香港の取引所をやはりニュースで見たが、同じ感じだった。
ところで、日本の場合、
証券取引所だけでなく、今の日本のオフィスも全般にそうだろうが、
コールセンター、あるいは、データセンターとかコントロールセンターとか
大量のディスプレイを設置するところはほとんどが液晶ディスプレイだろう。
デスクトップだけでなくノートPCが大量に使われていることでも特徴的だと思う。
しかし、今回の上海でもそうだが、韓国のネットカフェでもそうだし、
たまたま報道された範囲だけなのかもしれないが、
みる限り全部がブラウン管ディスプレイだ。(下記、追記参照)
もちろん、安くなったとはいえ、値段は圧倒的に液晶よりブラウン管が安い。
しかし、液晶ディスプレイはブラウン管に比べ、設置面積が小さいだけでなく、
フリッカーもないし(にじみ削減のため、わざとフリッカーを付けたものもある)
一時期ブラウン管ディスプレイで盛んに言われた電磁波漏れも少ないはずだ。
さらに、消費電力は大きく違うし、当然発熱も少ないため、空調の負担も少ない。
そんなに違うの?とお思いの方は、
以前のオフィスを思い起こしてもらえれば判るでしょう。
ブラウン管ディスプレイ全盛だったころは、事務所がずっと暑かったはずだ。
ということで、日本では省エネに気を使っているのだが、
諸外国であまり電力消費や発熱に気を配っていないとしたら、
そしてそれがこういうところ(証券取引所など)でも顕著だとしたら、
非常にまずいのではないか。
**** 追記 2007/3/6 ****
上海株式市場の株安を発端とした世界同時株安の嵐が吹き荒れた。
注目された3/6の東京市場では、ようやく落ち着きを取り戻したようで、
寄り付きから反発して始まった。
今後の動きに要注目。
ところで、今朝のニュースで映った上海取引市場。
ディスプレイの大半は液晶ディスプレイのようだ。
ポツリポツリとブラウン管ディスプレイも残ってはいるが、
大抵のトレーダーは、日本と同じように複数台のディスプレイを配置、
いずれも液晶ディスプレイというのが標準的構成に見えた。
テーブルもやや雑然としており、以前見たあまりにも整然とした姿とは対照的。
どうやら、前に見たものは、資料映像だったのではないか。
大抵の場合は資料映像ならそう表示されるのだが、
資料映像なのか、良い絵がなかったので古いものを使ったのか、
はっきりはしないが、いずれにしても、
視聴者がディスプレイの種類までチェックするとは思っていないのだろう。
***
蛇足だが、先日「冷凍庫」を見たが、ほぼ同等のサイズであれば、
価格は中国製の方が国産よりぐっと安いのだが、
消費電力は圧倒的に国産の方が少なかった。