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映画「スペンサー ダイアナの決意」@ユナイテッドシネマ豊洲(2022/10/21)

2022-10-23 10:29:31 | 映画感想
2022/10/21、ユナイテッドシネマ豊洲、12番スクリーン。

D列を選択。
12番スクリーンは縦の通路が1カ所で、スクリーン向かってやや左にあり、列の中央が
通路の右側隣の席なのだが、そこだけ縦に埋まっていたので、一つ空けて座席を確保した。



クリステン・スチュアートも、ティモシー・スポール、サリー・ホーキンス。



元英国皇太子妃で非業の死を遂げたダイアナのあるクリスマスの3日間を描く。
チャールズ皇太子(当時、現国王、ジャック・ファーシング)の浮気が露呈し、ダイアナ妃と
チャールズ皇太子の仲は最悪になっている。

エリザベス女王(当時、故人、ステラ・ゴネット)の肝いりでダイアナ妃の実家であるスペンサー家の
農場近くの別荘で恒例のクリスマスの集まりが行われる。

通常であれば、運転手付き(シェーファー・ドリブン)の車列で別荘に向かうべきところ、
ダイアナは一人でポルシェ(911カブリオレ)で、向かおうとして道に迷い遅刻。

指定された衣装を着ない、食事をまともに摂らないで、冷蔵室で盗み食いするなどの奇行を重ね、
より一層孤立を高めていく。



すべてが自分以外の意志で決められており、それに沿って行動するだけ。
常に監視され、少しでも予定外の行動をするとたちまち全員の知るところとなり、叱責される。
旦那は自分愛しておらず体裁を守ることに汲々としている

そんな王室の生活に嫌気がさし、少しでも自分の意志で決めようとするダイアナ。
精神的にも追い詰められていく。

ダイアナの苦悩を描くと言えば聞こえはいいが、テーマが何かよくわからない映画だった。
ある意味クリステン・スチュアートの一人芝居でそれはそれで成功していると言えるが、
どこに共感すればいいのか、何を感じ取ればいいのかはよくわからなかった。

そもそもチャールズ皇太子はなぜダイアナを娶ったのか。
結婚前から現王妃のカミラ夫人(当時)と関係を持っていたらしいので、最初からカミラ夫人と
結婚すればよかった。
他にも感じる所はあるが他所の国の王家の話なのでここでは言及しない。



この映画もそうだが、最近見ている映画は何が言いたいのかよくわからないものが多い。
ただ単にアクションを楽しめばいいと思える「ブレット・トレイン」は別として、
「NOPE/ノーブ」以降に見たものは難解。



クリステン・スチュアートは「トワイライトシリーズ」で一躍有名になったが、未見。
「スノー・ホワイト」では異色の戦う白雪姫。
「エージェント・ウルトラ」では、ジェシー・アイゼンバーグの恋人で実は監視役と言う設定だった。

ティモシー・スポールは、老けたな、痩せた? という印象。
「アズカバン」以降のハリポタシリーズ、「英国王のスピーチ」ではチャーチル役。
「スウィーニー・トッド」「アリス・イン・ワンダーランド」シリーズにも出ている。

ダイアナが唯一心を許す侍女のマギーを演じるサリー・ホーキンスは、ギレルモ・デル・トロ監督の
「シェイプ・オブ・ウォーター」で半魚人に恋するイライザ。


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