地震の名前で泥をかぶる？

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地震名称で上越の県議が失言(新潟日報) - goo ニュース

「泥をかぶってもらう」という部分は確かに被災地への配慮に欠けるけど、
記事にある
＞上越地域にも被害を受けた所はある。
＞『良かった』と言うこと自体もおかしい
という感覚の方が普通じゃないでしょうか。

大体、地震の名前に地元の名前が入ることは不名誉ですかね？

風評被害は確かにあるでしょう。
地域の産品や観光への影響を心配するのもわからないではない。

しかし、
被災に対する正しい理解や支援のためには
むしろ、地域の名前が入っている方がいいと思うがどうか。

たとえば阪神淡路大震災。
地震そのものは兵庫県南部地震といわれる。

兵庫県南部というと、どこまでが南部？と何となくぼやっとしているが
阪神淡路ということによって、淡路島から明石海峡を渡って、明石から神戸を横断して
芦屋西宮宝塚と、実際に大災害となった地域がわかりやすい。

当初、阪神大震災と呼ばれ、新聞などでもその呼称が飛び交った。

しかし、淡路島北部でも震度７を記録しており、
全島にわたって相当大きな被害を受けていることから、「淡路」の文字が入れられたと聞く。

これによって神戸や阪神間だけでなく、淡路島も大災害となったことが明示され、
人々の注目も集まるし、復興への手助けになったと確信する。

そして今もなお、震災を忘れず、教訓を生かすためにも呼称が役立っていると考える。

先日の「投票率が上がるとまずい」発言と言い、目先の体裁にこだわり、国家百年の計とは程遠い
近視眼の人が代議士であるのかと思うと、腹立たしいを通り越して情けないばかりだ。