アゲハの幼虫のお引越し

終齢と蛹化直前の終齢がいなくなってしまったキンカン。
若齢幼虫が２匹いたが、もうキンカンの葉っぱがほとんどなくなってしまったので、２匹とも
隣のミカンに引っ越ししていただいた。


と言っても自分から引っ越ししてくれるわけではなく、こちらで無理やり移動させた。
若齢なので、摘まんで臭角を出さすのも嫌だし、万が一強く持ち過ぎてつぶしてしまったら可哀想。

中継になる葉っぱなどを用意して移動させる幼虫の前に置き、幼虫の尻を優しく突いてやると、
臭角は出さずに動き始める。
中継の葉に乗ったら、引っ越し先の葉の上で同じことをやり、移動したら引っ越し完了。

問題はごくたまに違う樹種の葉を食べないことがあること。
以前何匹か回収して虫かごで育てていた時に、違う木の葉（もちろん柑橘系なのは同じ）をやったら、
全く食べなくて、焦って元いた木の葉をやったら食べたってことがあった。

キンカンとミカン（多分夏みかん）はさほど味が変わらないのかもしれないが、個体差もあるだろうから
何とも言えない。
移動先から別の場所に移っていた個体はちょっと心配。


ミカンには先客の幼虫はいないと思っていたが、下の方に２匹いた。


卵もあったのでまだ増えるかもしれないが葉っぱが足りない。