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熊本で震度7、余震続く

2016-04-15 14:44:11 | 地域・コミュニティ
いやあ、昨日の地震には驚いた。

といっても、関東地方が揺れたわけではなく、びっくりしたのは震度7!
今回を入れても観測史上4回しかない。

実は9時頃にはTV/ラジオを見聞きしておらず、地震は全く知らなかった。
ちょっと出かける用事があり、カーラジオで知ってびっくりした。

亡くなられた方、ご遺族の方々には心からお悔やみ申し上げるとともに、
被災されたすべての方々にお見舞い申し上げる。

今回は内陸型地震であり、阪神淡路(兵庫県南部地震)と同じ。
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)のような海溝型地震とは
発生のメカニズムが異なる。

海溝型地震はプレート境界型地震であり、2つのプレートが押し合い、
片方のプレートがもう一方の下に潜り込む形で、上のプレートにひずみが溜まり、
ついにはひずみが解放されるとともに地震が起こる。

これに対し、内陸型地震はプレート内地震であり、プレートにかかる力が原因で、
プレート内のひび(=断層、活断層)がついにはその力に耐えきれずずれを起こすもの。
ずれ方によって「正断層」「逆断層」「横ずれ断層」を形成する。

震源域との位置関係、断層にかかる力の方向、そしてずれ方によって
地震の揺れ方が大きく異なるらしい。

今回は内陸型の横ずれ断層タイプの地震。
縦揺れよりも横揺れの幅が大きかったようだ。

毎回地震の傷跡にはぞっとさせられるばかり。
2階の下敷きになって潰れた1階など、21年前を想起させる。

熊本城の石垣が何か所も崩れ、天守の瓦も多く剥がれ落ちた。
揺れた時間は比較的短かったが、横方向の振幅が大きかったとのこと。

震度7になるとTVが真横に飛ぶそうで、上からの落下物を防ぐだけでは済まない。

21年前のあの日、道を挟んだ向かいのお宅の石垣が、今は無き実家の玄関の
コンクリート壁を突き破り、実家の玄関前に鎮座していたことを思い出す。

石をどけようとしたけど、てんで動かなかった。

ともあれ、今回は震源域が比較的狭い範囲で、余震も多くの断層を
個別にずらしているようで連動型になっていないのは不幸中の幸い。

被災地域の状況は気になるところだが、政府や地元自治体の初動も迅速なようで、
今後の対応に期待したい。

地震の影響で、中止、あるいは延期になるイベントも多いかもしれない。

今週熊本で開催される予定だったJLPGAのバンテリンレディスは、
当初初日中止が伝えられたが、その後大会そのものが中止になった。

福岡ドームでの福岡ソフトバンクホークス対東北楽天ゴールデンイーグルス
は予定通り開催されるとのことだ。
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