2009/1/22、新宿厚生年金会館での開催。
17:30開場、18:30開演だが、一般のサラリーマンで17:30前に行くのは難しかろう。
着いたのは、18:05頃。入場待ちの列はすでになく、1階前方に陣取る。
1階席はほぼ満杯、下から見た2階席はかなり空いているように見えた。
***
サンドラ・ブロック、ジュリアン・マクマホン。
***
冒頭は幸せなリンダ(サンドラ・ブロック)とジム(ジュリアン・マクマホン)が、
郊外の瀟洒な家に着くところ。
ジムがサプライズ・プレゼントとしてこの家を買ったのだ。
(画面がややセピア風になっているのは、過去のことだと判らせるためのようだ)
場面は変わってその何年か後、寝起きの悪いリンダ、
起こしに来た2人の娘に急かされて学校へ送っていく。
ジムは水曜から出張に出かけている、木曜の朝だった。
ジョギング、シャワー、ガラス戸にシールを張ったり、掃除、洗濯、
などの家事をこなすリンダ。
電話にはジムから「子供たちの前で言った事は本心だよ。」
との留守録があったがリンダには意味不明だった。
そこへ警官がやってきて「旦那さんが昨日、交通事故で即死した。」と告げる。
あまりのショックで何も手がつかないリンダ。
娘たちを迎えに行き、パパが死んだ、と告げる。
ところが、翌日起きると、ジムは死んだどころかコーヒーを飲みながらTVを観ていた。
事態が飲み込めないリンダは、ジムに会社に行かないよう言うが、
「月曜は朝の会議があるから無理、子供たちは君が送って行って」と言い残して出かける。
不思議な気持ちにとらわれながらも、子供たちを送り、
いつものようにジョギング、掃除、洗濯とこなすリンダ。
物干し中に転倒し、カラスの死骸に触れる。
慌てて手を洗うと、洗面台には精神安定剤の空箱。
そこに書かれたDR.ロスに話を聞こうとするが、
電話帳はその部分が破られていた。
翌日、目が覚めると鏡には布がかけられている。
階下での人の声に行ってみると、母、友人、みんなが葬式の服装。
ジムは死んでいないというリンダになだめる母。
裏庭で遊ぶ娘、ブリジットの顔は傷だらけで何針も縫った跡が。
取り乱すリンダに妹のミーガンは「きれいだよ、お姫様みたい」というのだった。
葬儀に向かう家族、「本当にパパは死んだの」と聞くミーガン。
不審に思うリンダは、棺桶を開け、ぐちゃぐちゃになったジムの遺体を見る。
葬儀では、列席者を蔭から見る見知らぬ女性がいた。
リンダが問い詰めると「昨日お話しした通りです」と言って逃げるように去る。
翌日、目が覚めると、シャワーの音。
またもジムが生きていて出勤の支度をしていたのだった。
混乱するリンダ。
やがて、事象が時系列でなく、日毎にシャッフルされてやってきていることに気づく。
木曜の次が月曜、その次が土曜、といった具合だ。
自分の記憶をもとに時間を並べ直してみるリンダ。
記憶にない日を経験しながら、ついに事故のあった水曜日がやってくる。
果たして、リンダは、ジムの運命は、、、、。
***
物事がもし時系列に進んだとすれば、
大したひねりもない夫婦の軋轢を描いたドラマ。
それが未経験の過去の前に未来がやってくることによって、
複雑な謎解きサスペンスとなっている。
実は、冒頭のシーンと途中の展開で大きい矛盾があるが
(過去に起こったはずのことが消えている)
それも気づかせないほど、観客の頭の中をかき混ぜる。
ストーリー展開は「デジャブ」に近いか。
うちのかみさんは「バタフライ・エフェクト」の変形みたい、と言ってました。
また、教訓があるとすれば「浮気は死を以て贖うべし」と言うところか。
***
原題は「Premonition」意味は予告、予感、予兆、前兆。
サンドラ・ブロックはしかめっ面ばっかりだった。
アーバン・バレッタのすっぴんにはちょっとがっかり。
17:30開場、18:30開演だが、一般のサラリーマンで17:30前に行くのは難しかろう。
着いたのは、18:05頃。入場待ちの列はすでになく、1階前方に陣取る。
1階席はほぼ満杯、下から見た2階席はかなり空いているように見えた。
***
サンドラ・ブロック、ジュリアン・マクマホン。
***
冒頭は幸せなリンダ(サンドラ・ブロック)とジム(ジュリアン・マクマホン)が、
郊外の瀟洒な家に着くところ。
ジムがサプライズ・プレゼントとしてこの家を買ったのだ。
(画面がややセピア風になっているのは、過去のことだと判らせるためのようだ)
場面は変わってその何年か後、寝起きの悪いリンダ、
起こしに来た2人の娘に急かされて学校へ送っていく。
ジムは水曜から出張に出かけている、木曜の朝だった。
ジョギング、シャワー、ガラス戸にシールを張ったり、掃除、洗濯、
などの家事をこなすリンダ。
電話にはジムから「子供たちの前で言った事は本心だよ。」
との留守録があったがリンダには意味不明だった。
そこへ警官がやってきて「旦那さんが昨日、交通事故で即死した。」と告げる。
あまりのショックで何も手がつかないリンダ。
娘たちを迎えに行き、パパが死んだ、と告げる。
ところが、翌日起きると、ジムは死んだどころかコーヒーを飲みながらTVを観ていた。
事態が飲み込めないリンダは、ジムに会社に行かないよう言うが、
「月曜は朝の会議があるから無理、子供たちは君が送って行って」と言い残して出かける。
不思議な気持ちにとらわれながらも、子供たちを送り、
いつものようにジョギング、掃除、洗濯とこなすリンダ。
物干し中に転倒し、カラスの死骸に触れる。
慌てて手を洗うと、洗面台には精神安定剤の空箱。
そこに書かれたDR.ロスに話を聞こうとするが、
電話帳はその部分が破られていた。
翌日、目が覚めると鏡には布がかけられている。
階下での人の声に行ってみると、母、友人、みんなが葬式の服装。
ジムは死んでいないというリンダになだめる母。
裏庭で遊ぶ娘、ブリジットの顔は傷だらけで何針も縫った跡が。
取り乱すリンダに妹のミーガンは「きれいだよ、お姫様みたい」というのだった。
葬儀に向かう家族、「本当にパパは死んだの」と聞くミーガン。
不審に思うリンダは、棺桶を開け、ぐちゃぐちゃになったジムの遺体を見る。
葬儀では、列席者を蔭から見る見知らぬ女性がいた。
リンダが問い詰めると「昨日お話しした通りです」と言って逃げるように去る。
翌日、目が覚めると、シャワーの音。
またもジムが生きていて出勤の支度をしていたのだった。
混乱するリンダ。
やがて、事象が時系列でなく、日毎にシャッフルされてやってきていることに気づく。
木曜の次が月曜、その次が土曜、といった具合だ。
自分の記憶をもとに時間を並べ直してみるリンダ。
記憶にない日を経験しながら、ついに事故のあった水曜日がやってくる。
果たして、リンダは、ジムの運命は、、、、。
***
物事がもし時系列に進んだとすれば、
大したひねりもない夫婦の軋轢を描いたドラマ。
それが未経験の過去の前に未来がやってくることによって、
複雑な謎解きサスペンスとなっている。
実は、冒頭のシーンと途中の展開で大きい矛盾があるが
(過去に起こったはずのことが消えている)
それも気づかせないほど、観客の頭の中をかき混ぜる。
ストーリー展開は「デジャブ」に近いか。
うちのかみさんは「バタフライ・エフェクト」の変形みたい、と言ってました。
また、教訓があるとすれば「浮気は死を以て贖うべし」と言うところか。
***
原題は「Premonition」意味は予告、予感、予兆、前兆。
サンドラ・ブロックはしかめっ面ばっかりだった。
アーバン・バレッタのすっぴんにはちょっとがっかり。
07年10月に機内でみたのですが、その後長らく日本での上映がなかったので、やらないと思ってました。遅いですよね~。そう言えば同時期に見た、「エバン・オールマイティ」は結果的に上映しなかったですし。
シャッフルというタイトルでちょっとビックリですが、原題のままのカナでも解りにくいでしょうね。
せっかく予知できたのなら、何とか良い方向になって欲しいなぁ~と思ったのですが・・。と言う意味で、後味が悪く印象に残った映画でした。
アカデミー賞ネタへのTBもありがとうございます。
原題は普段なじみの少ない英単語なので、
邦題やむなしと思いますが、
なぜこんなに公開まで時間がかかったのかは謎です。
確かに長女の顔の傷は矛盾してますよね。
作り手も気づいてはいたと思いますが、解決することが出来なかったのでしょう。
個人的には通常とは異なる時間の流れということで『メメント』が一番近いかな、と思いました。
>なぜこんなに公開まで時間がかかったのかは謎です。
公開まで時間がかかる作品って案外ありますよ。
『ヘルボーイ/ゴールデンアーミー』も一時期は日本で公開されるんだろうかとやきもきしましたから。
>長女の顔の傷、作り手も気づいてはいたと思いますが
私もそう思います。
最初から怪我してたら不思議でもなんでもないですから、
ここは触れないでねってところでしょう。
「ヘルボーイ2」は時間がかかったと言っても半年です。
半年遅れは良くありますね。
この映画は1年10か月です。