WBC2023 日本が優勝

ＷＢＣ２０２３は日本が決勝でアメリカを３－２で下し、優勝。

しかし、まあ、野球南画でもこんな結末は書かないだろうという決着。
昨日の劇的な逆転サヨナラで勝利したメキシコ戦が、まるで布石だったよう。

初回はアメリカはトラウトが二塁打、日本は大谷が四球を選び出塁するが両軍得点なし。

２回アメリカは１死無走者からのソロ弾で先制した。
その後も２死一二塁チスルが１点どまり。

その裏、日本は先頭の村上宗隆が初球をライトスタンドに運び同点。
さらに、１死満塁からヌートパーの内野ゴロの間に三走静観して２－１とリード。
４回裏にはこの回先頭の岡本和真がソロ弾を放ち、３－１とリードは２点に。

日本はその後、チャンスは作るが追加点ならず。
また、守備では５回から１回ずつの細かい継投でつなぎ、８回はダルビッシュ有。
しかし、１死無走者からシュワーバーに６球連続ファウルの後、ライトへソロ弾を打たれ１点差。

９回は大谷翔平。
先頭打者はストライクと思える球が２つもボール判定で四球。
次打者を４６３併殺にとって２死無走者。
最後の打者はマイク・トラウト。
フルカウントからの６球目、外角に逃げるスライダーにトラウトのバットは空を切り三振でゲームセット。

大谷が吠え、日本ベンチから全員が飛び出して歓喜の渦。
吉田正尚はベンチを飛び出すときに足を引っかけて一回転したらしい。

日本が優勝。
ＭＶＰは大谷翔平。

アメリカは準優勝。

３位決定戦はなく、キューバとメキシコはベスト４。