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2010/12/17、中野サンプラザ。
まずまずの入り。
開始時刻の18:30までに入りきるかな、くらいの並びだったが、
予定時刻通り始まった。
**
世界最大のSNSであるフェイスブックの創始者、マーク・ザッカーバーグの
フェイスブック創設前後からの集合離散の顛末を映画化。
*
ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、
アーミー・ハマー、ジャスティン・ディンバレーク
*
2003年、秋。
ハーバード大の2年生、マーク・ザッカーバーグは、デートでエリカとケンカ、
ついには「ボストン大のくせに」と言って振られてしまう。
頭に来たマークは、寮の自室に戻り、ブログにエリカの悪口を書き込む。
そして、寮生名簿(face book)にハッキング、学生の顔写真を手に入れ、
エドアルド・サヴェリン(アンドリュー・ガーフィールド)の手も借りて、
女子大生の勝ち抜き品評会サイト「フェイスマッシュ」を立ち上げる。
サイトは瞬く間に学生の間で評判となり、大量アクセスによって、
ハーバード大のサーバーがダウン、マークは大学からけん責を受け、
また、このサイト開設によって大きく評判を下げた。
ハーバード大ボート部の双子兄弟、キャメロン/タイラー(アーミー・ハマー)と、
ディヴィヤ・ナレンドラ(マックス・ミンゲラ)は、
学生同志の交流サイト「ハーバード・コネクション」の制作をマークに依頼する。
マークは当初難色を示すが、結局受けいれ、エドアルドとともにロジックを練る。
しかし、マークはアイデアを膨らませて、自分たちのサイトを作り始める。
そしてついに、2004年「ザ・フェイスブック」を立ち上げる。
兄弟とディヴィヤはアイデアの盗用だと怒りながらも、当初は紳士的に対応する。
「ザ・フェイスブック」は瞬く間に、ハーバード大生の人気サイトとなり、
参加者を増やしていく。
CFO(財務担当役員)であるエドアルドは、収益を上げることを主張し、
しばしばマークと対立する。
ここに、一発儲けようとする人物も加わって紆余曲折があり、
マークは2つの訴訟を起こされることになる。
*
まずまず面白かった。
既に訴訟が起こされ、弁護士を含めた和議調整のテーブルで、
過去のいきさつをあらわにしながら進めていく展開。
代理人としての弁護士がかなり大きい役割と言うか、
調整役として機能しているのも面白かった。
ブログの使い方がツイッターライクなのはちょっとびっくり。
例によって、予告に惑わされないこと。
6億ドル要求している、自腹で払うよ、だから仕事を続けさせて、
理解できません、どの辺が?
は、相変わらずミスリードな構成と言えるだろう。
「だから仕事を続けさせて」の部分の字幕が間違っている、
いや意図的に変えられている?
字幕では書かれていなかったが、台詞によく出てくるアパッチ(Apache)は、
UNIX系のサーバーで動くウェブサーバーソフト。
かなり一般的に使われている。
*
わざとだろうが、ジェシー・アイゼンバーグがすごい早口で、とても聞き取れない。
字幕ですら追いつけない感じだった。
冒頭にマーク・ザッカーバーグがエリカ・アルブライト(ルーラー・マーラ)
との会話がかみ合わないシーンがある。
あの部分はマークの性格と言うか性質と言うか、
思考パターンをよくあらわしている。
エリカの言う「話が飛んで」ついていけない、のではなく、思考がマルチスレッドなのだ。
つまり複数の全く異なる話題を同時に考えて、同時に会話を進めている。
話が飛ぶのは別の話題に飛んだら戻ってこないけど、
同時進行では元の話題が思考から消えてないで続く。
普通の人間がついていけないのは当然と言えば当然だ。
*
ほとんど実在の人物の実名をそのまま使っている。
*ここから訂正あり*
ナップスターについて間違った記述をしていたので訂正しておく。
ナップスターの創業者はショーン・ファニングとショーン・パーカー。
ショーン・ファニング(Shawn Fanning)がプログラマーで、
ショーン・パーカー(Sean Parker)は、映画の通り、
Facebookのアドバイザーとして関与した。
以前はこのファニングとパーカーの名前を混同し、ショーン・ファニングを
映画の中でショーン・パーカーとしてえがいていると勘違いしたが、
ショーン・ファニングはFacebookには直接タッチしていない。
巷間ナップスターの創始者としては、ショーン・ファニングを指すことが多い。
ちょうどFacebookの創始者をマーク・ザッカーバーグとすることと同じだろう。
(創始者と創業者で用語を使い分けていることに注意)
ナップスターはご承知の通り、P2Pとしては興味深い技術だったが、
著作権法に触れるということで、提訴され敗訴し、サービスを停止。
その後合法的サービスも開始したが紆余曲折あって、日本でのサービスは終了している。
なお、本件に関連して間違ったコメントを書き込んだはずだが、
どの方のブログに書いたか見つけることができなかった。
間違ったコメントを書きこんでしまった方にはお詫びします。
*訂正終り*
途中、ビル・ゲイツが出てくる。
スティーブ・シアーズ(Steve Sires)が演じているが、よく似ている。
どうやらビル・ゲイツのそっくり俳優でもあるらしく、
別の映画でもビル・ゲイツを演じている。
まずまずの入り。
開始時刻の18:30までに入りきるかな、くらいの並びだったが、
予定時刻通り始まった。
**
世界最大のSNSであるフェイスブックの創始者、マーク・ザッカーバーグの
フェイスブック創設前後からの集合離散の顛末を映画化。
*
ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、
アーミー・ハマー、ジャスティン・ディンバレーク
*
2003年、秋。
ハーバード大の2年生、マーク・ザッカーバーグは、デートでエリカとケンカ、
ついには「ボストン大のくせに」と言って振られてしまう。
頭に来たマークは、寮の自室に戻り、ブログにエリカの悪口を書き込む。
そして、寮生名簿(face book)にハッキング、学生の顔写真を手に入れ、
エドアルド・サヴェリン(アンドリュー・ガーフィールド)の手も借りて、
女子大生の勝ち抜き品評会サイト「フェイスマッシュ」を立ち上げる。
サイトは瞬く間に学生の間で評判となり、大量アクセスによって、
ハーバード大のサーバーがダウン、マークは大学からけん責を受け、
また、このサイト開設によって大きく評判を下げた。
ハーバード大ボート部の双子兄弟、キャメロン/タイラー(アーミー・ハマー)と、
ディヴィヤ・ナレンドラ(マックス・ミンゲラ)は、
学生同志の交流サイト「ハーバード・コネクション」の制作をマークに依頼する。
マークは当初難色を示すが、結局受けいれ、エドアルドとともにロジックを練る。
しかし、マークはアイデアを膨らませて、自分たちのサイトを作り始める。
そしてついに、2004年「ザ・フェイスブック」を立ち上げる。
兄弟とディヴィヤはアイデアの盗用だと怒りながらも、当初は紳士的に対応する。
「ザ・フェイスブック」は瞬く間に、ハーバード大生の人気サイトとなり、
参加者を増やしていく。
CFO(財務担当役員)であるエドアルドは、収益を上げることを主張し、
しばしばマークと対立する。
ここに、一発儲けようとする人物も加わって紆余曲折があり、
マークは2つの訴訟を起こされることになる。
*
まずまず面白かった。
既に訴訟が起こされ、弁護士を含めた和議調整のテーブルで、
過去のいきさつをあらわにしながら進めていく展開。
代理人としての弁護士がかなり大きい役割と言うか、
調整役として機能しているのも面白かった。
ブログの使い方がツイッターライクなのはちょっとびっくり。
例によって、予告に惑わされないこと。
6億ドル要求している、自腹で払うよ、だから仕事を続けさせて、
理解できません、どの辺が?
は、相変わらずミスリードな構成と言えるだろう。
「だから仕事を続けさせて」の部分の字幕が間違っている、
いや意図的に変えられている?
字幕では書かれていなかったが、台詞によく出てくるアパッチ(Apache)は、
UNIX系のサーバーで動くウェブサーバーソフト。
かなり一般的に使われている。
*
わざとだろうが、ジェシー・アイゼンバーグがすごい早口で、とても聞き取れない。
字幕ですら追いつけない感じだった。
冒頭にマーク・ザッカーバーグがエリカ・アルブライト(ルーラー・マーラ)
との会話がかみ合わないシーンがある。
あの部分はマークの性格と言うか性質と言うか、
思考パターンをよくあらわしている。
エリカの言う「話が飛んで」ついていけない、のではなく、思考がマルチスレッドなのだ。
つまり複数の全く異なる話題を同時に考えて、同時に会話を進めている。
話が飛ぶのは別の話題に飛んだら戻ってこないけど、
同時進行では元の話題が思考から消えてないで続く。
普通の人間がついていけないのは当然と言えば当然だ。
*
ほとんど実在の人物の実名をそのまま使っている。
*ここから訂正あり*
ナップスターについて間違った記述をしていたので訂正しておく。
ナップスターの創業者はショーン・ファニングとショーン・パーカー。
ショーン・ファニング(Shawn Fanning)がプログラマーで、
ショーン・パーカー(Sean Parker)は、映画の通り、
Facebookのアドバイザーとして関与した。
以前はこのファニングとパーカーの名前を混同し、ショーン・ファニングを
映画の中でショーン・パーカーとしてえがいていると勘違いしたが、
ショーン・ファニングはFacebookには直接タッチしていない。
巷間ナップスターの創始者としては、ショーン・ファニングを指すことが多い。
ちょうどFacebookの創始者をマーク・ザッカーバーグとすることと同じだろう。
(創始者と創業者で用語を使い分けていることに注意)
ナップスターはご承知の通り、P2Pとしては興味深い技術だったが、
著作権法に触れるということで、提訴され敗訴し、サービスを停止。
その後合法的サービスも開始したが紆余曲折あって、日本でのサービスは終了している。
なお、本件に関連して間違ったコメントを書き込んだはずだが、
どの方のブログに書いたか見つけることができなかった。
間違ったコメントを書きこんでしまった方にはお詫びします。
*訂正終り*
途中、ビル・ゲイツが出てくる。
スティーブ・シアーズ(Steve Sires)が演じているが、よく似ている。
どうやらビル・ゲイツのそっくり俳優でもあるらしく、
別の映画でもビル・ゲイツを演じている。
噂にたがわず面白かったですね-.
予告はミスリードですが、中身は面白かったです。
用語は詳しくない人には分からないものが多かった気がしますね。
判っている人には判らない人は何が判らないのかが判らないので。
技術的な部分はさらっと流していた気がします。
全く飽きませんでした。
ただ、SNS等を知らない人にとっては、難しい作品でしょうね・・・。
作りや仕組みよりも「価値」が理解しにくかったりして。
ウィンクルボス兄弟がかっこよかったなぁ。
ボディ・ダブルのジョシュ・ペンスがちょっと可哀想な気もします。
実は、KGRさんの感想読ませて頂いて、
ショーンのところは???と思いましたが、
もしかしたら自分の勘違いかも?と思いまして(KGRさんのほうがいつも信頼性のある情報なので・笑)もう1度確認しようかと思って
いました。
KGRさんの勘違いとのことで、もっと早く
コメすれば良かったと反省しております(ーー;)
ショーン・パーカーについては、
日本語の記事が見つからず見落としてました。
ひろちゃんさんの記事が無ければ気づかないところでした。
ありがとうございます。
ファニングとパーカーは言ってみれば、
技術者と商売人ってところでしょうか。
ショーン・パーカーは特にやな奴だったので、
事実そのままと思われても嫌でしょうけど。
マーク・ザッカーバーグも
サンダル以外みんな違うとか、
本当なのはサンダルだけとか
言ったとか言わなかったとか、
(元記事がもう探せませんのであやふやですが)